2017年06月28日

人を指導するときの留意点

森井君ごめん! なぜか森井君の写真だけなくなってしまいました???

服部農園の森井君もエアレーションしてくれたことをお伝えしておきます。

昨日は木曽福島の「おん宿蔦屋」さんに寄ってから、渋温泉の「さかえや」に来ました。

一昨日の京丸園さんのCL(建設的な生き方)を学ぶ会で、「以前よりも仕事のペースが落ちているパートさんがいるのですが、どのように指導したらよいでしょうか?」という質問が出ました。

皆さんなら、仕事のペースが落ちているパートさんに、どのように働きかけますか?

ペースが落ちている人に「最近、ペースが落ちているので、もう少しペースを上げてください」と率直に言ってもいいと思いますが、それだとその人のメンツが潰れます。

そうすると、指導した人に反発したり、かえってやる気を失わせることになりかねません。

皆さんも「これをやらなくちゃいけないなぁ」と思っていたことを、他人に「まだやっていないの! 早くやりなさいよ!」と言われて、余計にやりたくなくなった経験はないでしょうか?

こうした心理を心理学では「リアクタンス(抵抗)」と呼びます。

ですから、私ならそのパートさんの部署に行って、みんなに集まってもらいます。

そして「いつも頑張ってもらってありがとうございます。おかげさまで本当に助かっています」とお礼を言います。

そのうえで、「実は、今日はどうしてもこれだけの量をこなさなくてはなりません。そこで一人〇〇くらいずつお願いしたと思います。

いつもとそれほど変わらない量ですので大丈夫だと思いますが、リーダーの✖✖さんにタイムキーパーをお願いするので、そのペースに合わせてやってみてください。どうかよろしくお願いします」と伝えます。

そうすれば、そのパートさんの顔に泥を濡らずにペースを意識させることが出来ますし、リーダーさんも社長に依頼されたのでペース配分を指導しやすくなると思うのです!

その結果、やり切れたときには「助かりました。ありがとう!」と言えますし、万が一やり切れなかったとしても「頑張ってくれてありがとう!」と言えます。

つまり、誰一人悪者にならないで、ペースを上げられる可能性が広がるのです。

こうしたブログも、自分に言われたら「カチン!」とくる内容であっても、一般論として読めば「確かにそうだなぁ。俺もそういうところがあるから気を付けよう」と素直に受け取りやすくなると思うのです。

部下を指導するときは、その人の不適切な行動に出来る限り注目を与えないほうが利口だと私は思っています。

人に言われてやるよりも、その人が自分でやったほうがその人の手柄になると思うのです。

私は家に引きこもっている人にかかわるとき、その人に数枚の伝票を渡して「来週来る時まででいいから、日付順に並べておいてくれない?」と依頼します。

そのうえで3日後くらいに訪問して「ごめん、急に伝票が必要になったからあの伝票貸してくれる?」と言います。

そうすれば、やってなかったとしても「頼んだのにごめんね」と言えるし、やってあったら「うわぁ、やっておいてくれたの! 助かる~!」と言えます。

こうやれば、その人にマイナスのない形を作ることができるのです。

人を指導するときは、まず「相手のメンツをつぶさないこと」に留意しましょう!

もう1つ私が意識しているポイントは「指導する人がいつも出来る人にならないこと」です!

指導する人は自分が出来ていないと示しがつかないと考えがちですが、そうではないと思います。

自分がミスをしてそれを直すのを助けてもらったり、その人にやり方について相談すると、その人は自分より優秀な人になります。

人は扱われた通りの人になっていくので、「ダメな人」とか「できない人」と扱われるよりも成長する場合が多いと思うのです。

皆さんは、いつもできる人でいようとしていませんか?

昨日も「勝ちを譲る」ということを書きましたが、上司が部下の上に立って「俺の方が優秀だ」と思っている限り、部下は育たないものです。

よかったらぜひ参考にしてください!

今日のひとこと
「人は扱われた通りの人になっていきます!」


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sugiiyasuyuki at 10:30コメント(45) 

2017年06月27日

葉隠に学ぶ(歳のとり方)

20170626_211537昨日は京丸園さんでのCL(建設的な生き方)を学ぶ会でした。

会には初めての方も含めて40名近い方が参加してくれました!

本当にありがたいことです。

「ありがたい!」と言えば、京丸園さんのCL楽習会の前に服部農園の皆さんが私の家の庭のエアレーションをやってくれました!

腰を痛めているので本当に助かりました!

「何が良い仕事か?」という基準が明確でないと、人によって「良い仕事」の基準が異なり社内でもめごとが起きます。

20170626_114629だから「何が良い仕事か?」という基準がとても大切です。

それなのに、意外とそういう基準を明確にしないまま仕事をさせている会社が多いと思うのです。

でも、依頼者(経営者)が喜ばない仕事をして、「お金をください!」というのは間違いだと思いませんか?

相手の求めているものを与えることが、幸せになる方法なのです!

ぜひ覚えておいてください。

ところで、「武士道といふは、死ぬ事と見付けたり」という文章で有名な「葉隠」を知っているでしょうか?
20170626_114615
葉隠は、佐賀の鍋島藩士だった山本常朝が、出家してから武士としての心得をまとめたものです。

この「葉隠」は、現代の勤め人にも役に立つ処世訓だと思うのです。

本を読んでもらえばわかりますが、この本には酒の飲み方から人との付き合い方、手紙の書き方まで具体的にアドバイスが書かれています。

これから時々、「葉隠」に書かれている昔の人の知恵を紹介していこうと思います。

ぜひ参考にしてください。

現代はストレス社会だと言われていますが、武士の社会は今よりも何倍もすごいストレス社会でした。

命じられた仕事を断ることはできませんし、仕事でミスをすれば御家取り潰しや切腹がある社会です。

20170626_114612特に江戸時代には、武士としての生き甲斐(戦)がなかったため、修練した武道の腕を発揮する機会もほとんどなく、もどかしい思いで勤めをしていたと思われます。

そんな武士たちに、どう生きればいいのか、どう働いたら良いのかを記したのが「葉隠」なのです。

その中に「40より内は強みたるがよし。50に及ぶ頃はおとなしくなりたるが相応なり」という一文があります。

これは「40歳くらいまでは何事も強く前に出るのがいい。しかし、50歳に近づいたら控えめにするのがふさわしい態度だ」という意味です。

昨日の事例でもそうですが、ある程度の年齢になってきたら、自分の手柄を上げることよりも若手に手柄を譲るくらいのほうが格好がいいと思います。

20170626_114609また、葉隠の中には「衰えたるとき、本體の得方が出て恥ずかしきものなり。60に及ぶの老耄せぬと思うところがはや老耄なり」という一文もあります。

これは「衰えてくると本来の性質が出てきて、恥ずかしいものだ。60歳になって衰えないものはない。衰えていないと思っているところが、老いぼれの証拠だ」という意味です。

耳の痛い言葉ですが、確かに歳をとって「強情になったなぁ」と感じさせる人がいるのも事実です。

研究によると、歳をとると自制心を保つ能力が弱まるという研究結果も出ているようですが、今は60歳を過ぎても働く時代ですから、私は歳をとっても愛嬌があり、柔軟で、出しゃばらない人になりたいと思うのです。

20170626_194655皆さんは、どんな歳のとり方をしたいと思っていますか?

歳をとると本来の性質が出てくるということですから、若いうちから人に好かれる生き方をしっかりと身に着けておくほうがいいと思うのです。

人に好かれ、応援される人が、豊かな人生を生きられる人なのです!

今日のひとこと
「人が応援したくなる人間になりましょう!」


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sugiiyasuyuki at 10:30コメント(93) 

2017年06月26日

良い仕事とは?

昨日は島田CL(建設的な生き方)を学ぶ会でした。

今回の参加者は、職場では先輩にあたる人ばかりでした。

そこで次のような相談が出ました。

相談者:看護師で係長をしているAさん(40代・女性)

相談内容:Aさんは訪問看護のステーションで係長として働いています。

Aさんは所長が介護休暇で休職している間、その営業所の所長代行をしていましたが、今回、所長が職場復帰したので元の係長の職に戻りました。

今度の8月に人事異動があり、以前の職場で一緒に働いていたBさんが所長として来ることになりました。

BさんはAさんよりも後輩で、前の職場ではAさんがBさんに仕事を教えたり、Bさんの子育ての相談にのっていました。

Aさんは後輩だったBさんが上司になるので、これまでのように「Bちゃん!」と接するわけにもいかないと思って、どのように接したら良いか悩んでいます。

Aさんに、どのようなアドバイスをしてあげたらよいのでしょうか?

(私のアドバイス)

私はどちらかと言うと、これまで経営者や上司に厳しいことを書いてきたと思っています。

しかし、勤める人にも勤める人のあり方(責任)があると思っています。

仕事柄、私はいろいろな会社に行くのですが、仕事は一生懸命にやるのに上司や会社に対して不満ばかり言っている人をたまに見かけます。

こういう人は、お客様に喜ばれたり、質の高い仕事をすることを自分の仕事だと思っているようですが、それは大間違いです!

経営者は、自分の願望を実現するために人を雇っているわけですから、経営者の希望に沿わない仕事はダメな仕事です。

今回の相談のように上司がどんなに若くても、その上司は経営者が任命した上司ですから、その上司に「あなたがいてくれて良かった!」と言わせるのがよい部下なのです!

つまり、雇われている人は、経営者や上司に喜ばれることが良い仕事(責任)なのです!

ですから自分ではこれが正しいと思っていても、上司が喜ばなければそれはダメな仕事となるのです。

具体的に言うと、同じ提案であっても「こういうやり方もありますよ!」と伝えて、上司が「わー、そんなやり方もあったんですね!」と喜んだらいい提案になりますが、「先輩ヅラして、面倒くさいなぁ」と思われたらダメな提案になるのです!

もし、上司の意見が間違っていると思うのなら、上手に提案して、それが通らなければ会社を辞めればいいのです。

ただし会社を辞めるまでは、上司の方針を支援しなくてはいけません。

それが雇われている人の仕事(責任)なのです!

今回の相談者の場合、Bさんは後輩であったとしても経営者が選んだ所長です。

その人に「Aさんがいてくれて良かった!」と言ってもらえれば、それがいい仕事だと思っておくことです。

私ならよほどのことがない限り自分のやり方や意見は言いません。

その方のやり方を支持します。

そうしていれば、きっと相談してくると思うので、そのときには言葉を選んで自分の意見を伝えるくらいがいいと思うのです。

呼び方としては、仕事の時は「Bちゃん」ではなく「所長」がいいと思います。

自分がその会社を選んだということは、その経営者や上司を選んだということです。

それに不満を言っていたら、自己矛盾だと私は思うのです。

今日のひとこと
「いい仕事と言うのは、上司に喜ばれる仕事のことです!」


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sugiiyasuyuki at 10:30コメント(99) 
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