2018年06月23日

謎だらけのシェークスピア

昨日はシェークスピアの生まれ故郷として知られるストラットフォード・アポン・エイヴォンを巡り、湖水地方にやって来ました。

トラットフォード・アポン・エイヴォンを知っている人は少ないと思いますが、シェークスピアは誰もが知っていると思います。

でも、シェークスピアをどのくらい知っているでしょうか?

ハムレット、ロミオとジュリエット、ベニスの商人などのシェークスピアの作品は誰もが知っていると思いますが、シェークスピアについて知っている人は少ないと思います。

私はCLの研究の一環として、後世に名を遺す画家や作家、音楽家たちがどのような人生を送ったのかを調べているのですが、そのほとんどの人は発達障害が疑われる人生を送っています。

そこでシェークスピアについて調べてみると、日記も手紙も残っておらず、とても謎の多い人物なのです。

そんなことからシェイクスピアは実在の人物ではなく、同時代の哲学者フランシス=ベーコンが正体ではないかという説があるほどです。

わかっていることを書いていくと、シェイクスピアは1564年にイギリス中央部のストラットフォードに生まれ、1616年に52歳の生涯を閉じました。

この時期は、ルターの宗教改革による大変動が一応終息して、ヨーロッパ全体が中世から近代へと移行しようという時期です。

シェイクスピアの父、ジョン=シェイクスピアは、革手袋を製造する店を営み、商売に成功すると町の政治にも関わるようになり、最後には町長にまでなったそうです。

その父ジョンと母メアリーの第三子(長男)としてウィリアム=シェイクスピアは生まれました。

兄弟姉妹は8人いましたが、半数は若くして亡くなっています。

シェイクスピアについて残された少ない記録には、妹のジョウンがよく登場します。

とても仲の良い兄妹だったようです。

シェイクスピアは、18歳でアン=ハサウェイと結婚し、翌年には長女スザンナ、2年後には男女の双子ハムネットとジュディスが生まれました。

シェイクスピアが育ったストラットフォードは、エイヴォン川のほとりに開けた豊かな農業地域の中心地で、エイヴォン川の北西には緑豊かな森林地帯が広がり、鹿やウサギの棲み家となっていました。

夏には野の花が咲き乱れ、小鳥がさえずる美しい森で、シェイクスピアはその森でよく遊んだそうです。

この体験が、ロンドンに住みながらも「田園詩人」であり続けた理由だと言われています。

子供の頃のシェイクスピアは、町の文法学校で教育を受けました。

文法学校の教育は厳しく、朝の6時の祈祷から始まり、途中わずかの休息を挟みながら夕方6時頃まで授業が続きます。

授業としては、ラテン語の文法にはじまり、読解、作文などが訓練され、シェイクスピアは文章創作の基礎をここで身につけたと言われています。

教科書には、ギリシャ・ローマの作家の作品が用いられ、ラテン語だけでなくギリシャ語にも及ぶ高度な教育だったようです。

町長まで務めていた父は、その後、商売に失敗して政治からも遠ざかります。

そのためシェクスピア家は大変に困窮します。

それでも、シェイクスピアは文法学校で学び続けたと言われていますが、詳しいことはわかっていません。

わかっているのは、18歳のときにストラットフォードに住んでいてアンと結婚したということだけです。

その後、二人には3人の子が生まれ、1585年のどこかでロンドンに出ます。
 
アンと結婚してからロンドンに出て数年の間は、シェイクスピアに関する記録はまったく残っていません。

そのため、この間を「失われた年月」と呼び、記録上の空白期となっています。

1592年に、他の作家がシェイクスピアのことを「俳優にして劇作家」と言及していることから、どこかの劇団で俳優兼劇作家として雇われていたというのが定説となっています。

1592年に、演劇界の先人で大学出の劇作家ロバート・グリーンから「成り上がり者の烏」と罵倒を浴びせられた記録が残っているので、この時期にはすでに自分の作品をいくつか制作し、大衆の人気を得ていたのではないかと思われます。

家柄や学歴を重んじるイギリスにあって、グリーンら大学出の作家にすれば学問も家柄もないシェクスピアが大衆の人気を集めていることを苦々しく思っていたと思われます。

こうやってシェイクスピアはロンドン演劇界に登場したのです。

現代にまで名前を残す偉大な作家でありながら、ほとんどの記録が残されていないシェークスピア。

私が知る限り、こういう人は本当に稀です。

これまでシェークスピアに興味のなかった人も、どんな人だったのか少し興味が湧いてきませんか?


今日のひとこと
「わからないから興味が湧くのです! わかったつもりになると見えるものも見えなくなります」


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sugiiyasuyuki at 10:30コメント(72) 

2018年06月22日

とんでもない社長!

DSCF1454昨日、ロンドンに着きました。

ロンドンは大学4年の時に語学留学で来て以来です。

昨日はぐるっとロンドン市内を観光して回り、今日からは湖水地方に移動します。

今日は、昨日とったロンドン市内の写真でお楽しみください!

DSCF1459今日は、先日の京丸園のCL(建設的な生き方)を学ぶ会で出た質問について私の考えを書いておきます。

(相談内容)

私の知り合いが勤めている会社の社長が酷い人で、仕事が忙しい日に子供の用事で突然いなくなったり、指示がコロコロ変わって「俺はそんなことは言っていない!」と言うそうです。

DSCF1478相談したことや約束したことも忘れてしまい、その尻拭いを社員がしています。

そういう経営者にもついて行かなければいけないのでしょうか?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私の答えは「Yes(ついて行かなければいけない)」です!

DSCF1479なぜなら、その社長を選んでいるのは社員さんだからです。

ですからその責任は社員さんにあり、その人の指示に従うのは雇用契約上、当然のことだと思うのです。

これだけ言うと、雇用形態が社長にばかり有利で、社員さんが可哀想に感じるかもしれませんが決してそうではないと思っています。

DSCF1477この人手不足の時代に、それでもその会社を辞めないとしたら、社員さんも他では務まらない社員さんか、そこで働くことで何かしらのメリットがあるからだと思うのです。

私は夫婦関係の相談を受けることがありますが、離婚の相談でも同じことが言えると思っています。

「こんな人とはもうやっていられない!」と言って相談に来る人がいますが、その人に「そんな人なら別れたらどうですか?」と言っても、ほとんどの人は別れません。

DSCF1504そういう人たちも、次の相手が見つかりそうにない人か、結婚していることで何らかのメリットを得ている人がほとんどだと思うのです。

確かに離婚や転職をするのには大きなエネルギーが必要ですしリスクが伴います。

そうしたリスクを回避できるというメリットもありますし、それ以外にもキチンと管理する社長でないことによって、自分のペースで仕事ができるといったメリットがあるかもしれません。

DSCF1472社員の中では、社長よりも偉い立場にいられるかもしれません。

自分の人生がうまくいかない理由をその社長のせいにして、自分の責任から逃げられるかもしれません。

こうしたメリットがあるから、その会社にい続けると思うのです。

DSCF0132「現状を変える」ということは、そのメリットを手放すということなのです!

私は「完全な悪(誰にとっても悪)」は存在できないと思っています!

たとえば反社会的集団であっても、そういう人たちがいることによってメリットのある人たちがいるから生き続けていけるように、誰かにとって何らかのメリットがあるからその状態が継続しているのです。

DSCF0176だから、何かに不満を感じる状態が続くときは、そのことによって得ているメリットがないか考えてみるのが有効だと思うのです。

追伸、ロンドンにはワイドレンズが似合う気がします!

今日のひとこと
「綴じ蓋(とじぶた)があるから、割れ鍋(われなべ)が存在できるのです!」


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sugiiyasuyuki at 10:30コメント(115) 

2018年06月21日

未来を作る

20180620_121006このブログがアップする頃には、私はイギリスのヒースロー空港にいると思います。

知らない人が見たら、毎月のように海外に行く私は「特別な人」と見えるかもしれませんが、学生の頃は問題児でしたし、30代の前半は父の借金に追われていました。

新幹線にもほとんど乗ることのなかった私が、毎月、海外を飛び回っているのです!

だから「人生は面白い!」と思うのです。

誰だって冷静に考えれば、「今やっていることが、自分の未来を作る」ということはわかると思います。

ということは、自分の人生(未来)は今からでも変えることが出来るということです!

それなのにほとんどの人は未来を作ろうとしていません。

それはどうしてなのでしょう?

その理由を私なりに考えると、「どうなりたいかが明確でない」か、そもそも「自分の可能性を自分が信じていない」からだと思うのです。

もちろん私も「自分の可能性を信じて、どうなりたいかを明確にしたら、必ずそうなれる」とは思っていません。

しかし、行き先が決まらなかったら、何も始まらないと思うのです!

たった一回の人生(命)を、夢も見ないで終わってしまって本当に良いのでしょうか?

人によっては「私は欲がないからいいんです」と言う人がいるかもしれませんが、そういう人は自分のことだけ考えていて、生んでくれた親や育ててくれた方たちにお返ししたいと思っていない人だと思います。

私自身も、若い頃は「お前たちが勝手に産んだんじゃないか!」と自分の不幸を親のせいにしていましたが、幸せになればなるほど「産んでくれてありがとう!」と思うようになるのです。

ではどうしたら人生を良くしていけるのでしょう?

そのためにはまず自分が思い描いている方向性と、今の自分が置かれた環境のズレを認識することだと思います。


そしてそのズレを解消するために、自分の行動を変えてみることがポイントだと思うのです。

人生が変わらないのは、同じ判断、同じ行動を繰り返しているからです!

違う判断、違う行動をすれば、人生が変わらないわけがないのです!

もし周りに良い見本(メンター)があったら、自分の考え方を横に置いてまずその人のやり方を真似てみることです!

自分ではしない判断やしない行動があったら、その意味を深く考えてみるのです。

いつも友人とつるんでいるような若者の思考が浅くなりやすいのは、いつも他人と一緒にいることによって、一人で内省する時間が取りにくいからです。

大人でも「じっくり考える一人の時間」は必要だと思うのです。

次に、もし「将来はこんなことをやりたい」と思っていることがあったら、少しでいいから今すぐ手を付けることです。

なぜなら、やりたいと思ったときにやらなければ永遠にやらないままになる確率がとても高いからです。

たとえば、「山登りをしたいけれど、なかなか行く時間がとれない」という人は、「山登りをしたいんだ!」という話をしたほうがいいです。

するとそれを聞いた誰かから、「こんな人を知っているから紹介するよ」「私も興味があるから一緒に行こう」という声がかかることがある。

そうすることによって人生の扉が開く可能性が増えるのです。

仕事も同じことです。

「将来やりたい」というだけでは誰も気づいてくれません。

気づいてもらえなければ、誰からも引き上げてもらうことは出来ないのです。

今までの人生があっという間だったように、これからの人生もきっとあっという間に過ぎ去っていきます。


20180620_120949やりたいことは後回しにするのではなく、今、少しでも手をつけるように心がけましょう。

少しでいいから手を付けて、チャンスの種をまいておくことが大事だと思うのです。

今日のひとこと
「本気で目指さなければ、着くわけがない!」


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sugiiyasuyuki at 10:30コメント(121) 
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