DSCF21210昨日は、CL(建設的な生き方)インストラクター講座と沼津経営塾でした。

久しぶりに開催したCLインストラクター講座でしたが、参加者にCLの良さもわかってもらえて、手ごたえのある講座になったと思っています。

最終日、私はインストラクター講座の参加者に「生きているときに生きる」という話をしました。

CLのインストラクター講座では、CLを使って人にアドバイスしたり、人を支援する方法を学びます。

私は部下のことを成功者にすることが上司の役割だと考えていています。

思うように部下をコントロールすることはできませんが、部下のニーズをつかみ、部下に合わせた形でならば、ある程度、部下の成長を支援することは可能だと考えています。

DSC_01630人と敵対せずに、人を支援したり、人を動かすことができたらスゴイと思いませんか?

私が営業もしないのに毎月海外に行っていられるのは、CLを学んだことによってこうしたスキルを身につけたからです!

そのポイントを簡単に言えば、「その人に合わせること」と、「その人のニーズを支援すること」なのですが、その技術を身につけるためには、まずCLの教え(基礎)を身につけたうえで、ロールプレイを繰り返さなければなりません。

ところが、最終日の研修開始までの時間、研修生たちはハガキを書いたり、本を読んでいて、ロールプレイをしていなかったのです!

実にもったいないと思いませんか?

CLのインストラクター講座を受講した人とロールプレイをするのと、CLを知らない人とロールプレイをするのとでは、同じ回数を練習してもその質はまったく異なります。

DSC_0165お金を払って練習相手のいる環境を得ているわけで、家庭や職場に戻ったらCLのインストラクター講座を受講した人はいないのですから、家に帰ってからでもできることを、ここでするのはもったいない(事実に合わない)生き方だと思うのです。

フランスまで行っていながら、ホテルに閉じこもって外に出ないのは愚かなことですし、ダイビングで海に潜っているときに、明日の仕事のことを考えるのは愚かなことです。

静岡経営塾に入っているのなら静岡経営塾でやっていることに真剣に取り組むべきで、経営塾に入っていながら他の勉強をしたり、経営塾を辞めてから経営塾の内容を勉強をするのはまったくの矛盾で、そんな生き方をしていたら人生も会社も良くならないと思うのです!

環境は常に変わっています。

自分で決めたことを実行することは立派なことですが、自分の決めたことよりももっと優先すべきことが発生したら、それを優先するのがCL的な生き方です。

DSC_0168死んでしまってから生きることはできません。

事実をよく観察して、事実の中でもっともすべきことをする生き方が、「生きているときに生きる」という生き方なのです!

皆さんは、今、生きているでしょうか?

今日のひとこと
「生きているときに生きましょう!」


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お知らせ
5月3日より、CLの基礎を復習する集中講座を開催します。

DSCF2113昨日は、CL(建設的な生き方)インストラクター講座と、山中湖CL楽習会でした。

(写真は、山中湖CL楽習会の写真です!)

そのCL楽習会で、次のような質問が出ました。

「中学2年の息子は発達障害の傾向があります。その息子がスマートフォンを買ってほしいと言ってききません。私は買うつもりがないのですがどうしたらよいのでしょうか?」

皆さんなら、どのように対応するでしょうか?

スマートフォンを買うか買わないかは、その親が決めることですから、私は買っても買わなくてもいいと思っています。

しかし、「スマートフォンがほしい!」という願望は1つのエネルギーですから、私ならその願望を使って発達障害の息子に夢の叶え方を教えたいと思います。

発達障害のある子どもは、人とのかかわり方が不器用です。

本人にまったく悪気がなくても、人から疎ましがられてしまいがちなので、社会で他の人と働くためにも早い時期にソーシャルスキルを身につけさせておく必要があるのです。

安全に車を運転する責任能力がある人に運転免許証が与えられ、危ない運転をすると免許証は取り上げられるように、私は自分の権利は自分の責任能力の反映だと思っています。

ですから、子供にほしいものがあるときは、どんな生き方をしたら願いがかないやすくなるのか、人と付き合い方や、人から支援してもらうかかわり方を学ばせるチャンスだと思うのです。

私は家族で外食に行った時に、子供がお店の中で騒いだら、子供を叱ったりせず「まだ、このお店に来るのは早かったね。もう少し大きくなったら来ようね」と言って家に帰りました

また、「子供が玩具を片づけない」と相談に来た人には、「その子が管理するには玩具の数が多すぎるのか、片づけなくてもなくならないということを学んでしまっているのでしょうから、一番遊ぶ玩具から1つずつ子供がいない間に隠してみてください」と伝えました。

もっといい方法があるかもしれませんが、「片づけないと捨てちゃうよ!」と脅したり、家族で言い争うよりはましで、なくなった玩具を一緒に探すほうが、子供の味方でいられると思うのです。

(もちろん探しても玩具は出てきません! いい子にしているとクリスマスにサンタさんが持ってきてくれるかもしれませんが・・・)

ちなみに、その家では3つ目の玩具がなくなった時点で自分から片づけるようになったそうです!

「何で俺ばかり!」と嘆く人がいますが、自分が不当に扱われると感じるとしたら、「もっと尊重されたい!」という願望があるわけですから、人から尊重される生き方を身につけるよいチャンスだと思うのです。

いろいろな意見があると思いますが、皆さんはどう思いますか?

今日のひとこと
「その人の待遇は、その人の生き方に比例する」


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DSCF1373今日も写真ネタを書かせてもらいます。

私はレンズ交換式のミラーレスカメラを使い始めて、もうすぐ1年になります。

それまでは「バカチョン(ガチャピンじゃありません)」と言われる「コンパクトデジタルカメラ(略してコンデジ)」を使っていました。

今ではコンデジでも優秀な機種がそろっているので、十分にきれいな写真が撮れます!

ですから、今でも「コンデジの方が、間違いもなく、すぐに撮れていい」と思うことがしばしばあります。

DSCF1374それなのに、多くの人はなぜレンズ交換式のカメラにするのでしょう?

1年間カメラを使ってみて私が思ったことは、コンデジは映像を撮るもので、レンズ交換式のカメラは作品を作るものだということです!

どういうことかと言うと、私のようなコンデジ派の人は、好きな被写体(撮りたいもの)をありのままに記録しているのに対して、交換式のカメラを使っている人は、被写体を自分のイメージに合わせて、作品として作っている(自分の世界を表現している)のです!

レンズ交換式のカメラって、そのための道具だったのです!

だから、すごい景色でなくても、何気ないものが素晴らしい作品になるのです!

DSC_0156(正しいかどうかはわかりませんが、これが一年使っただけの初心者の感想です!)

それがわかった途端、私に大きな壁が立ちはだかりました!

私はきれいな景色を記録していただけで、私には「こういう風に写したい!」というイメージがないのです!

「こういう風に撮りたい!」というイメージがなければ、どういう風に撮ったらいいか決まりません!

しかし、これは会社の経営にも言えることだと思うのです!

私が職種が異なっていても会社を黒字にできるのは、私には「いい会社」「儲かる会社」のイメージがあるからです!

DSCF1382イメージがあって、どうすればイメージに合った映像が映るのかを知っていたら、それに合ったレンズを使って、F値(絞り)やシャッター速度を調整できます。

ところが、イメージなしに写真を撮っている人は、F値やシャッター速度など触ることもないのです!

だから、いつまでたってもイメージが湧くわけはないですよね!

ではどうしたら撮りたい写真のイメージが持てるのでしょう?

私は、次のようにして撮りたい写真のイメージを作ろうと思っています。

まず、Photohitoから自分の好きな写真を選んで「お気に入り」に登録していきます。

DSCF1388写真が100枚を超えたら、好きな写真が見つかるごとに、今まで選んだ写真のどれかと入れ替えます。

これを続けていくと、私が好きな(描きたい)写真のイメージが固まってくると思うのです。

イメージが決まれば、それらを撮った写真のレンズや絞り、シャッター速度を参考にするのです!

では、人生や経営では、どうしたらよい人生、よい会社のイメージが持てるのでしょう?

それは、いい人生を生きている人と付き合ったり、いい会社を経営している人と付き合うことだと思います!

その中で、この人ならどのようにするのかを見ていく(聞く)のが一番の早道だと思うのです!

DSCF1396皆さんは、いい会社(人生)のイメージがありますか?

どこをどう刺激したら、その形になるかわかりますか?

それがわからずにただ写真を撮っていても、なかなか期待する写真は撮れないと思うのです。

昨日から明日まで山中湖で、CL(建設的な生き方)のインストラクター講座です。

今回はこれまでの教え方とは変えて、基礎講座の復習を中心にしながら、人に合わせてCLを使うコツを身につけてもらっています。

部下や子供を指導するときは、相手と対立の関係にならずに、相手の役に立つアドバイスをしたいものですし、それができたら営業でも「Yes」を引き出しやすくなると思います。

DSCF1377CLを身につけて、相手に合ったかかわり方を身につけていってほしいと思います。

今日のひとこと
「イメージがなければ、作ることは難しい!」


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