2010年01月

今日は、明々後日に迫った賀詞交換会の準備をしていました!

今年の賀詞交換会の講師は、赤字だった「しなの鉄道」を短期間に黒字にした黒字請負人「杉野 正さん」です!

その杉野さんに「中小企業の黒字戦略」をお話いただきます。

きっと、2010年を切り拓くヒントが見つかることと思います。

しかし、賀詞交換会の目玉は、杉野さんのお話だけではありません。

一番の目玉は、杉野さんを始め、賀詞交換会に参加される皆さんと縁を結ぶことです!

皆さんも「善友は磨き合って成長し、悪友は誘い合って堕落する」という言葉をご存知だと思いますが、人生を拓き、不況を乗り切るためには、良い縁はとても重要です。

しかし、私達の交友を関係を見てみると、ほとんどは身近で気の合う人同じ人と付き合っているだけで、自分を高め、人生を拓く人との出会いは少ないのです。

もちろん、皆さんが今、お付き合いしている方を「善友ではない」と言うつもりはありませんが、今、付き合っている人とだけ付き合っていて、違う人生があるでしょうか?

きっと、これからも同じような人生が続くだろうと思うのです。

ありがたいことに、私は講師という仕事をしているため、本当に良いご縁に恵まれています。

昨日の木村さんたちもそうですし、「緊急、戦略立案会議」に参加してくださった方々、長野の皆さんなどなど、そうした素敵な方たちとのご縁が、私の人生を豊かにしていることは、このブログを読んでくださった方たちにはよくわかると思うのです。

こうした会には、意欲的で、行動力のある方しか参加しません!

良い縁を持っていない人は、この会の存在も知りませんし、時間とお金を割かない人は参加しないのです。

今回は、このブログで有名な「京丸園」の鈴木厚志社長も「お菓子茶屋1010番地」の小泉社長も参加されます。

是非、この機会に良いご縁をつないでください!

今日のひとこと
「良い縁が、人生を拓く」


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今日は、伊豆長岡で木村土木さんの新年顔合P1010813わせで、「幸せに生きる秘訣」をお話させていただきました。

木村土木さんは、社員数50名の土木事業と砕石、産業廃棄物の会社です。

社長の信太郎さんは、41歳ですが、社長だったお父P1010816様が3年前に事故で急逝されたため、ご兄弟2人と共に会社の経営を担っています。

とはいっても、公共事業が急激に縮小していく中で、50人という社員さんを支えていくことは、大変なことだと思います。

その応援に少しでもなればという思いで伺わせていただいた訳です。
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ところが、その社長の年始の挨拶の前にあった専務さんのお話が私の話などより、格段に素晴らしかったのです!

私1人で聞くのはもったいない内容でしたので、ここで紹介したいと思います。

この正月に専務さんがご実家に戻ると、お母様が痴呆になっていました。

話はお兄様から聞いていたそうですが、想像したよりも進行していて驚いたそうです。

今、お母さんの心は学校に通っているそうで、お母様の大学ノートには、

「先生、草むしりしかできなくてすみません」

「お母さん、算数ができなくてすみません」

「お父さん、上手に字が書けなくてすみません」

などと、お世話になっている人への謝罪の言葉が、ノート一杯に綴られていたそうです。

専務さんは、自分を愛し、自分を育ててくれたお母さんがボケてまで人に謝っている姿を見て、とても辛く思ったそうです。

しかし、それと同時に、痴呆になっても、勉強しようとし、自分の足りないところを素直に謝罪する母の姿に強く心を打たれたそうです。

この世の中に、自分の力だけで生きている人がどれだけいるでしょう?

それなのにほとんどの人は、自分だけの力で生きている気になり、自分が支えてもらっていることや、自分が迷惑をかけていることを忘れている気がします。

人との縁を自分から切ってしまう人が時々いますが、それは「あなたの応援などいらない!」と宣言する、とても傲慢な生き方だと思います。

そんな生き方をしているから、努力してもなかなか人生がうまくいかず、次々に問題が発生するのだと思うのです。

私は、「自力有限、他力無限」と言っていますが、この厳しい時代を生き残れるかどうかは、自分の至らなさを認めて、人に力を貸していただけるかどうかにかかっているのではないでしょうか?

私もボケたら傲慢な人間になってしまう気がしますので、本当に気をつけなくてはならないと思いました。

皆さんは、ボケたときどんな人になるでしょう?

今日のひとこと
「自分の至らなさを知っている人に、応援は集まる」


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今日まで、三日間、第二回「緊急、経営戦略会議」でした。

今回、参加者の中に、品評会で金賞の常連の酒蔵「杉井酒造」さんの社長、杉井均乃介さんがいたおかげで、懇親会が盛り上がりました!
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講義が終わってからが、長い、長い。

そもそも、研修に、お酒を3升も持って来ちゃダメですよ!

でも、おいしかったなぁ~。

「戦前の日本酒の味を追及してきた」とのことでしたが、私が初めて飲むお酒の味でした!

でも、この写真だけアップすると、社員さんやご家族から「研修と言って、飲みに行っただけでしょ!」と言われてしまう恐れがありますから、研修風景もアップしておきましょう。

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睡魔と闘い、押し寄せる日本酒の波に飲まれかけながらも、いい仲間に恵まれて、第二回「緊急、経営戦略会議」を無事に終えることができました。

きっと、「戦略」という概念がわかり、自社の最優先課題が明確になったことと思います。

しかし、自分でも、自分の体力と、肝臓の強さにはあきれます。

睡眠不足の皆さん、大変すみませんでした!

今日は、ゆっくりお休みください。

今日のひとこと
「大切なことは、計画を作ることではなく、やりきることです」


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成田さん、笹沼さん、コメントありがとうございます!

今年も会えることを楽しみにしています。

良い年にしましょう!!

皆さんは、「そして奇跡は起こった」という本を知っているでしょうか?

私は、この本を経営塾の課題図書として使っています。

内容は、地球上でもっとも過酷な環境にある南極横断に向いながら、南極大陸に到達さえ出来ないまま遭難した探検隊の実際にあった話です。

私が、この本を紹介しているのは、食べ物もない過酷な条件の下で、たった1人の犠牲者も出さずに生還を果たしたシャクルトン隊長のリーダーシップを学んでほしいと思っているからです。

もし、まだ読んだことのない方(特にリーダーに)は、是非、お勧めの一冊です。

ところが、昨日の夜、山中湖の研修所にそのシャクルトンが現われたのです!!


これがその写真です!P1010802

私は、逃げたくなったときなどに、何度もこの本を読んできましたが、何度読んでも、シャクルトンが、疲れきった隊員たちを残して、救助を求めに行くときの山のシーンでは、涙が出てきます。

小船で荒海を渡り、歩いて氷に覆われた4000メートル級の山を登っていくとき、疲労と睡魔で、「少しだけでも眠りたい」という強い誘惑に打ち勝てたのは、自分の帰りを待っている部下たちへの強い思いだったそうです。

そして、そんな思いで救助隊を連れて戻ったときに隊員がシャクルトンに言った、「ボス、あなたなら戻ってきてくれると思っていました!」という一言は、私にどれほど勇気を与えてくれたかわかりません。

昨日、お年賀に来てくれたシャクルトンは、一昨年から昨年にかけて、資金繰りが厳しくなり、経営の危機に瀕したのですが、やることを明確にして懸命に努力した結果、この不景気の中、見事に生還したリーダーです。

お正月だというのに、山中湖までわざわ奥さんと挨拶に来てくれて、素敵な笑顔を見せてくれたことが、私には何よりのお年賀でした!

ただ、このシャクルトンが奇跡の生還をしたときに、それを迎えた奥さんが言った「まさかあんたが、やりきるとは思わなかった!」という一言は、やはり私の涙を誘います。

後日談ですが、このシャクルトンに生還できた理由を尋ねたところ、「家庭の厳しさに比べたら、南極の厳しさなんて温泉に入っているようなものだった」とのことでした。

やっぱり、泣ける話でした!

今日のひとこと
「大切な誰かのためだから、強くなれる」


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前回の「緊急、経営戦略立案会議」に参加してくれた、みかん農家の野沢さんから、素敵なお年賀用みかんが届きました。
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この商品は、前回の「緊急、経営戦略立案会議」で参加者の方たちのアドバイスを得て作られた商品です。

みかんの価格が下落している中で、多くの方から好評をいただいています!

私は今、山中湖に来ています。

今日の山中湖も、晴天に恵まれ、とても富士山がきれいです。

今日は、今年一年の事業戦略を決める「緊急、戦略立案会議」の第二回です。

定員8名のところ、全国から定員を超える9名の方が集まってくれてのスタートです。

(今回は、どうしても今回でないと困るという事情があったため許可しましたが、今後、定員を超えることはしませんのでご了承ください)

今回は、戦略立案会議での「戦略の立て方」について、簡単に書いておきます。

1、ランチェスター戦略をもとにした、戦略的な考え方を学ぶ

「自己流」で物事を考えると、そのとき自分の状況によって、判断の基準が変わがちです。

それは、一定しないコンパスを持って山の中をさまようようなものです。

まず、一つの指針を身につけたいと思います。



2、自分の特性を整理する

人にはそれぞれ異なった特性があります。

ですから誰かが成功したやり方であっても、自分に合わないものも当然あります。

自分の特性を生かすためには、自分の特性を知る必要があるのです。


3、目指すところを明確にする

行き先が決まらなくては、生き方のポイント(戦略)は決まってきません。

多くの人は、「何を目指すのか」を決めないまま、同じ努力を繰り返しているののです。

生き方が決まってこそ、何をしなくてはならないのかが決まってくるのです。


4、時代の流れを読む

どんなに良いやり方であっても、その時代に合わないやり方というものがあると思います。

バブルのときと、今のようなデフレ傾向のときとでは、人の心理が異なるのです。

帆を張るうえでは、そうした時代の流れ(風向き)をしっかり見ることが重要です。


5、自社の戦略を決める

以上のことをもとにして、自社に合った戦略を決めます。


6、最重要課題、重点顧客・エリア・商品と、目標値を決める

今年、何が一番重要か?

どれだけやりきるのか?

を明確にします。

「いつまでに」「何を」「どれだけやりきるか」が明確になると、行動しやすくなると思います。

今日のひとこと
「矢を射る前に的を明確にしよう!」

好評につき、3月20日~22日にも、「緊急、戦略立案会議」を開催することが決定しました!

すでに数名の申し込みをいただいていますので、興味のある方は早めに申し込みされることをお勧めします。


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年末に行った「がんの子どもを守る会」への街頭募金には、多くの方にご協力いただきありがとうございました。

今年の、浜松と静岡の募金の合計金額は、110,689円でした!

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6日には、振込みをしたいと思っています。

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