2011年08月

DSC_0077いよいよ今日で8月も終わりですね。

空も、秋の空になってきました!

私は、人生や経営の相談にのる仕事をしていますが、いろいろな方のお話を聞いていると、「そんなことってあるのだろうか?」と胸が裂かれそうになることが、時々あります。

今回の東日本大震災の被害者の方や、原発の被害に遭われている方たちなどは、まさにそうした方たちですが、震災でなくても、「私なら生きていくのがイヤになるだろうなぁ」と思う話が多くなってきている気がするのです。

そんな人生を見ていると、
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生きていくことは、大変なことだなぁ。

もういいや!

という気持ちが湧いてきて、私の心を覆いつくしそうになります。

私は自分自身の人生と向き合ってみたいと思って、数年前に自分が作ってきた会社から離れました。

もちろん、そのまま会社を経営していた方が収入としても安定していましたが、それは浮き輪につかまっているような、会社に守られた人生でもありました。

本当に自由になったら、「私は何をしたいのか?」

「私にとって幸せとは何なのか?」

DSC_0087という問いと、浮き輪から手を離して向かい合ってみたいと思ったのです。

そんなとき、テレビで流れている三浦雄一郎さんのCMにフッと目が止まりました。

「目標を見失ったのは、60代のことだった」

「目標の大切さを知ったのも、60代のことだった」

と言いながら、79歳の三浦さんが足に錘をつけて、山を歩いてトレーニングしている姿です!

この三浦さんの姿は、私にとても大きな力を与えてくれました。

まさに三浦さんの生き方は、死ぬまで自分の目的に向かうCL(建設的な生き方)の生き方そのものだと思ったのです!

DSC_0081人生には空しくなることもあるし、「もういいや!」と思うときもあると思います。

しかし、私達に問われているのは、人生が面白いかどうかではなく、人生に目標(生きがい)をもち、それに向かって人生を面白く生きることができるかどうかだと思うのです。

皆さんには、明確な目標がありますか?

目標に向かって、坂道を登っていますか?

今年、厚志さんや妻とサロマの50kmマラソンを走ったことは、私の一生の思い出となりました。

途中には苦しいときもあるでしょうが、ゴールを目指して努力を重ね、またそうした思い出を刻んでいきたいと思います。

ちなみに、私は心が重くなったとき、面倒でも身体を動かすようにしています。

1時間もウォーキングすると、ずいぶん心が軽くなりますよ!

よかったら試してみてください。

今日のひとこと
「人生を楽しむなら、目標を持ちましょう!」



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昨日、民主党の代表が野田さんに決まりました。

野田さんは松下政経塾の卒業生で、私が青年塾に入っているときに一緒に飲ませていただいたことある方です。

誠実で、人への心配りもあり、人望の厚い方ですから、是非、この国難を打開してほしいと思っています。

しかし、年金問題に始まり、円高、デフレ対策、尖閣諸島や竹島といった領土問題に普天間基地を含めた外交問題、それに震災対応、原発問題と問題は山積みです。

本当に解決策はあるのか、とても心配になります。

野田さんは、代表戦に立候補された5人の方の中では一番党をまとめやすく、野党とも連携しやすい方だと思いますが、私はそれが必ずしもプラスになるかどうかはわからないと思っています。

選挙というシステムでは、多くの票を集めて当選しなければ仕事が出来ません。

しかし、選挙権をもっている議員さんたちは、いろいろな人たちの代表者です。

多くの人たちの票を集めるということは、利害の反する人たちから支援を得ることになり、思い切った方針をとりにくくなるということでもあるのです!

実際のところ、増税を言っていた野田さんも選挙に入るとトーンダウンしましたし、TPPを推し進めてきた海江田さん(経産大臣)もTPPについて見直しの可能性を匂わせました。

多くの票を集めるためには、敵のできない、耳障りの良いことを言うようになるのです。

そうした経緯で当選すると、手腕を発揮しようと思ったときに身内から反発が出るものです。

当選するためには多くの票を集めなくてはならない。

しかし、多くの票を集めるとその中には利害の反する人たちがいるといったジレンマが起きるのです。

それを表しているのが、民主党なのです!

敵の多かった小泉さんが、強いリーダーシップを発揮できたのは、当選するために利害の反する票を集めようとしなかったからです。

勝つか負けるかよりも、「私の主張はこれです!」「それで負けるのなら、それで結構です!」という姿勢に支持が集まったと思うのです。

調整型と言われる野田さんが解散総選挙に踏み切ることはないと思いますが、私はあえて不利なこの状況で総選挙に打って出るくらいの気概がなければ、ねじれ国会と党内の対立の中で手腕が発揮できるのか心配でなりません。

唯一、希望なのは、野田さんが立候補者の中で唯一人小沢さんに詣でなかったことです。

民主党を割っても、強いリーダーシップを発揮してほしいものです。

今日のひとこと
「勝つことが目的ではない。目的が達せられることが勝つことである」


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昨日の事例についての私の意見を書いておきましょう。

まずこうした事例を考えるときに、「誰の課題か?(責任か?)」を考えるとわかりやすいと思います。

私が今日のお昼に何を食べるかは、私がお金を出すので私が決めることですね!

仮に、ラーメンを頼んだとして、そのラーメン屋さんの味を決めるのは、私ではなくラーメン屋さんの仕事です。

だから、私はお金を出していても、「味を変えなさい!」と指示はできないのです。

もし口に合わなければ、その店に行かなければよいだけのことです。

これと同じように「誰の課題か?」を考えると、問題が整理できると思います。

このクラブを作り、40年間続けてきたのはAさんですから、どのような指導をするかはAさんが決めることです。

一方、そのクラブに子供を入れるかどうかは、親が決めることですので親の課題です。

確かに80歳を超えているので、そろそろその功績を認め、引退を勧めることも良いかもしれませんが、引退をするかどうかもAさんが決めることで父兄のコントロール出来ることではありません。

このように、そもそもこれは誰の課題かを整理しておく必要があると思うのです。

このスイミングクラブはAさんがやっているのですから、このスイミングクラブとAコーチはセットです。

水泳の指導はほしいけれど、あのコーチはいらないというのは、少し欲張りな考えと言えるでしょう。

事例2も、同じことが言えます。

共稼ぎの人でも、自分でローンを払い、家事や子育てをしながら働いている人もいます。

もし自分のやり方でやりたいのなら、そうすればよい訳です。

しかし、親の家に住まわせてもらい、家事や子育てまで手伝ってもらうのですから、親の好みを言われるくらいは仕方がないことです。これもセットメニューなのです!

こうして見ると、2つの事例はただ現象を変えただけで、実は同じ構造をしていることがわかると思います。

どちらも船に乗せてもらいながら、「船の料理がうまくない」と不満を言っているようなものなのです!

確かに今だけ見ると、Aさんは歳をとって指導もおぼつかなくなっているかもしれません。

しかし、40年以上も他人の子供のために水泳の指導をされてこられたのです。そうした過去も含めて見ていかないと、今だけの狭い視野で出来事を見て腹を立てることになるのですが、それはあまりにも自己中心的だと思います。

先日のブログで「問題のある子供さんを預かっても、あとで文句を言われることがある」と書きましたが、親はその出来事だけを切り取って意見を言います。

それ以外のところは見ていないので仕方のないことですが、自分では手に負えなくて預かってもらったということは忘れていて、自分の見ていない苦労など想像もしないのです。

今の人と比べると、昔の人は今だけでなく過去も含めた長い視点で物事を見ていたように思います。

だから、年寄りを大切にしたり、後世の人のために木を植えたりしたと思うのです。

CLのベースとなっている内観法は、そうした広い視野での事実に気づかせてくれるものだと思います。

船に乗っていると、船に乗っていることを忘れて、船の食事の良し悪しに目がいきがちですが、それはとても不幸なことだと思うのです。

私達もきっと同じようなところがあると思うので気をつけたいものですね!

具体的な対応の前に、まず問題の構造が見えているかどうかが重要だと私は思います。

今日のひとこと
「食事の良し悪しだけを見て、船に乗っていることを忘れてはいないか?」


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東塾の人たちも、少しずつアウトプットしてくれ始めたようですね!

「やってごらん!」と言っても、素直にやる人は少ないものです。

しかし、何を学んでも、行動しなければ学んでいないのと同じことです。

このブログを使ってくれてよいので、是非、自分の存在や、自社の存在を表現していってほしいと思います。

すすめたことをやる人と、すすめてもやらない人と、どちらの人を応援したいと思うでしょう?

実は、学んだかどうかよりも、そうした姿勢によってのほうが、人生は分かれていくと思うのです。

皆さんは、人から信頼され、人から応援される生き方をしているでしょうか?

私自身も、もう一度考えてみたいと思います。


さて昨日は、島田CL(建設的な生き方)を学ぶ会でした。

今回も、2つの事例を用意していただいのですが、皆さんはこの事例をどのように考えますか?

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(事例1)

Aさんは地元のプールを使って子どもたちのスイミング・スクールを、40年にわたって開催しています。

しかし、年齢も80歳を越えて、最近ではプールに入らず口だけの指導になり、ときどき子どもにゲンコツもしています。

Aさん以外のコーチは皆、コーチになって3年ほどの方たちでまだ若いので、「もうAさんには、引退をしてもらってはどうか」と父兄から声が出ていて、父母のとりまとめをしている私に、「Aさんに伝えてほしい」と言ってきました。

あなたなら、どうしますか?

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(事例2)

私は両親と、私の実家に住んでいます。

私の家は夫婦共働きなので、家事や子育て、夕飯の支度などは私の母にしてもらっています。

母は、昔の人なので妻が家事をしないで仕事はかりして、休日に外食に行くことなどをあまり快く思っていません。

妻は、母に対して「最初から仕事をしていることはわかっているのだから、私たちのことに口を挟まないでほしい」と思っていて、妻と母の板ばさみになっています。

私はどうしたらよいのでしょう?

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島田のCL楽習会では、毎回、こうした事例を用意してくれているのですが、今回もとても良い内容だと思いましたので、皆さんと一緒に考えたいと思います。

是非、皆さんの意見をお聞かせください!

今日のひとこと
「自分の答えを書くから、差が明確になり、学べるのです!」


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昨日は、東部農林事務所の東塾の第4回でした。

前回は自社の「決算書の分析」と「戦略会計」の勉強でしたが、今回は「経営戦略の立て方」と「マーケティング」がテーマでした。

研修の最初に問題を出して前回の理解度を確認したのですが、前回は苦戦していた人たちも、自分で勉強しなおしてスラスラ解けるようになっていて、とてもうれしく思いました!!

どんな研修に参加しても、家に帰って自分で勉強しないようでは身につくものではありません!

最終的に経営は、教わるものではなく、身につけるしかないものなのです!!

時々、親切に答えを教えてあげる人がいますが、答えは状況に応じて変わるものです。

大切ことは、答えを覚えることではなく、状況に応じて答えを導ける力を身につけることが大事なのです。

私は、塾生全員が良い会社を作ってくれた、それにこしたことはないと思っていますし、それを目指します。

しかし、そうなるかどうかと聞かれたら、そうなるかどうかは本人にかかっているだとうと思っています。

昨日、大村さんがコメントをくれましたが、コメントをするかどうかが、塾生の人生を分けると思うのです!

私は、塾生に対して「ブログを読んでコメントしたほうがいいよ!」と言います。

それは、インプット(読むことや聞くこと)よりも、アウトプットのほうが、人生を変えると思うからです。

もちろん、どんなアウトプットするかも大事ですが、毎日、コメントすることも自分の行動をコントロールすることで信頼を作ると思うのです。

毎日コメントすることができたら、そのコメントで自分を表現していってほしいと願っています。

本当は、コメントすることよりも、コメントを通じて、自分を表現していくことが人生を変えると思うのです。

経営を学ぶこと(インプット)は、簡単なことです。

しかし、本当の経営の勉強は「アウトプット」なのです!

是非、アウトプットを身につけてほしいと思います。

今日のひとこと
「経営の勉強とは、お金の稼ぎ方ではなく、遣いかたの勉強であり、アウトプットの勉強です」


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