このところ、ニュースで「家電メーカーが、経営危機に瀕している」と毎日のように流れています。
一説には、家電メーカー全体で正社員12万人のリストラがあるという情報もあるようです。
ウソかホントか知りませんが、正規採用が12万人ですよ! 12万人!
もし本当にそんなことになったら、リーマンショックの時の比ではないと思います。
この時期に消費税だけ決めて、国会を空転させてしまうのですから、政治家という人たちは何を考えているでしょうね。
世の中は、一次産業から始まって、二次産業が主流になり、今では三次産業に従事する人が増えてきています。
ある程度、物が出揃い、生活に不便のない時代(ほしい物のない時代)になると、商品は価格競争になっていきます。
そのため、よほど新しいニーズでも開発しなければ、人件費の安いところが強くなってくるのは仕方のないことかもしれません。
つまり、第二次産業で本当に儲けようと思ったら、新しい商品(技術)を開発するか、相当な低コストを実現することが重要となるのです。
これは、物づくりである以上、一次産業も同じ宿命をもっていると思っています。
つまり、これだけ物があふれるようになると、物を作り、物を売るというだけでは、儲かりにくくなったのです。
私はすっとサービス業で生きてきましたので、余計にそう思ってしまうのかもしれませんが、こうした時代になればなるほどサービス業のセンスが求められると思います。
今、起業する人のほとんどはサービス業です。
サービス業は、一次産業や二次産業のように投資がいりませんし、差別化が容易です!
つまり、お客様の気持ちをつかむことができれば、小さな資本で利益を得ることが可能なのです!!
このブログを読んでいる人の中には、サービス業をされていて「お客様の気持ちをつかむのが難しいんだ!」と思っている人がいるかもしれませんが、そういう人はいまだに技術やサービスといった商品を売っている人なのだと思います。
サービスや技術も、製品と同じで、世の中にあふれかえっているのです!
今、先進国の人たちが求めているものは、そうした「なくてはならないもの」ではないのです。
そこがわからないと、サービス業をしていても儲からないと思うのです。
あまりにももったいないので、ここで私の考えを書くことは控えますが、少なくとも私はそれをやってきたつもりですし、ディズニーランドなどが儲かっている理由を考えれば何かがわかると思います。
皆さんが、どうしてもほしい商品がありますか?
洗濯機やテレビがほしい人はもういないでしょう。
時計? バック? ブランドのスーツ? 高級食材? 高級車?
人が何を求めているのかを、もう一度考えてみる必要があるのではないでしょうか?
今日のひとこと
「価値とは、人が求めているもののことです!」
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