杉井様
スペイン南部オリーブで有名なアンダルシア地方に来ました。
オリーブ農家が数ある中、独自の栽培、
この特殊なオリーブオイルは、
現地で買う(小売価格)の5倍で日本で販売されいています。
それは卸値からすると10倍くらいの価格です!
まだまだ、面白いビジネスありますね。
近くある世界遺産アルハンバラ宮殿に来ました。
ここも凄いです!
京丸園㈱鈴木厚志
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昨日、こんなメールが届きました!
(写真がうまく表示されません。見にくくてすみません)
世界は広いし、外に出てみれば、まだまだいろいろなチャンスがあると思っています。
先日の経営支援セミナーでも話しましたが、会社の中にビジネスチャンスはありません!
ジョン・クルンボルツ博士の「偶然」のことを以前書きましたが、外に出て、いろいろな人と会うことが、とても大事だと思うのです。
私が売上総利益で3000万円もいただける仕事と出会ったのも、まったくの偶然でした!
まだ社員が1人しかいない時代に、お世話になっている社長さんから突然電話があり、「杉井君、今度、皇居の掃除に行くんだけど、一緒に行ってみないか? いいことをすると運がよくなるよ!」と言われたのです。
正直なところ、「自分の部屋だって掃除していないのに、どうして皇居の掃除をしなくちゃいけないの?」と思いましたが、お世話になっている社長からの誘いだったので、「わかりました!」と答えて、皇居の掃除に行きました。
皇居の掃除を終えて上野に一泊して帰るバスで、たまたま隣に座った方と「どちらから参加されたのですか?」「どうして参加しようと思ったのですか?」といった話になりました。
その方は、20歳の息子さんをオートバイの事故で亡くされ、いろいろ思うところがあって参加したとのことでした。
その方が、「あなたはどうして参加したのですか?」と聞いてきたので、私が「父の会社を継いだのですが、仕事がなくて、暇だったので参加しました」と答えると、「私の知っている会社で、人手が足りないといっていたから行ってみたら?」と言ってくれたのです!
たったそれだけのことが、売上総利益3000万円の仕事になったのです!
社内で一生懸命に仕事をすることも立派なことですが、社長はない道を見つけることが仕事です!
少なくとも社内にこうした情報はないのですから、社長は外に出て、月に一度くらいはうまくいっている人たちと会うことが重要だと思うのです。
「よく外に出ているが、よい情報がもらえない」と言う人がいますが、そういう人はただ会っているだけで、新しい仕事のチャンスについて質問していない可能性があると思います。
自然とビジネスの話になるわけではないので、上手にたずねることが必要だと思います。
P.S.
来年1月5日には、賀詞交歓会があります。
静岡経営塾メンバーの経営計画発表会も兼ねていますので、
ご興味がある方はこちらからお申し込みください。
今日のひとこと
「チャンスは、外にある!」
2012年11月
人のせい?
昨日は、富士農林事務所の経営支援セミナーのあと、南アルプスのCL(建設的な生き方)を学ぶ会に行ってきました。昨夜は、半影月食だったので月を見ながら帰って来ました。
昨夜の月は、とてもきれいでしたよ!
ちなみに半影月食は地球の半影に月が入る現象です。
そのため本影月食に比べてそれほど暗くならないので、気づかないうちに終わっていることが多いようです。
今日も見えるかもしれないので、夜空を見上げてみるといいかもしれませんよ。
2日間の経営支援セミナーを終えましたが、自分で帳簿の入力を始めている人や、農協に卸すのをやめて100%自主販売に切り替えた人など、今回参加したメンバーは意欲的で経営者として期待のできる人たちが集まっていたと思います。
学生の採用面接でも同じことが言えますが、「これから頑張ろうと思っています」と言う人と、「毎日、データ入力を続けています」という人とでは、どちらのほうが期待できるでしょう?
信用というものは口で言っていることではなく、やっていることで決まるものなのです!
逃げたいことややりたくないことをやり続けるかどうかで、その人への信頼が決まるのではないでしょうか?
私は2代目の経営者をたくさん見てきていますが、その中には親との関係がうまくいっていない人がいます。
若い人にすれば、親のやり方が今の時代に合わなくなっていることがわかるのですが、それを親が理解してくれないので不満になり、親とぶつかっている場合が多いのです。
親は親なりに自分の作ってきた会社を良くしたいと思っていますし、子供は子供なりに会社を良くしたいと願っているだけに、本当にもったいないことだと思ってしまいます。これは、会社と家族がごっちゃになっているから起こることです!
雇ってもらっている社長に対して、そのやり方が不満だと態度に出す社員の意見は、余計に通らなくなるものなのです。
私たちは、何か問題が起こると、自分の外に問題があるように感じるものです。
しかし、多くの場合、その問題は自分自身の投影なので、まず自分に原因はないかを考えるべきなのです!
もしかしたら、その社長は本当にアホかもしれません。
しかし、そのアホな社長がやる会社を選んだのは、誰なのかという問題なのです!
きっと同業でも儲かっている会社はあるのです。
もし自分の会社が儲からなかったら、お客様が見る目がないと考えるのではなく、お客様に選んでもらう魅力がないと考えることが自然なのです!
これと同じで、上司から注意されるとしたら、その上司をおかしい人だを考える前に、その上司は全員に同じような接し方をしているか見てみるべきだと思います。
もし、自分に対するのと違う接し方をされる部下があったら、その部下を「ゴマ擦り」と見るのではなく、その人から学ぶことが大事だと思うのです。そうした謙虚さがないから、何度も指導されるのかもしれません。
人のせいにすることは簡単ですが、それで自分は幸せになれるのでしょうか?
特に経営者の場合、人のせいにしていても、会社はよくなりませんね。
自分の幸せ(目的)のために努力するのは、自分の仕事なのです。
小学生ではないのですから、大人になって人のせいにするのはやめたほうがよいと思います。
P.S.今日の写真は、先日、行われた伊東市での教育講演会の新聞記事と、京丸園の鈴木社長が行っているスペイン、マドリッドの景色です。
今日のひとこと
「起こる問題は、大切なメッセージです!」
困るように
今日は、富士農林事務所の経営支援セミナーの2日目です。
このセミナーは、静岡県農林事務所の職員でCLのインストラクターでも増田浩章さんが主催しているものです。
その増田さんが昨日のブログで「会社を発展させるためにはバランスを崩すこと」と書いてくれました。
もしかしたら「会社を発展させることとバランスを崩すことに、どういう関係があるのだろう?」と思う人がいると思うので、そのことを説明しておきます。
経営者ならば、誰もが会社を潰したくないと思っています。
実は、その当たり前の心理が、会社の発展を止めているのです!
例えば、季節変動のある業種の場合、忙しいときだけアルバイトや派遣社員を雇えば経費を抑えられて負担がありません。
そのため、多くの会社は、忙しいときだけ人をお願いします。
しかし、それだと一向に困らないから、その状態で会社が安定してしまうのです。
ところが、もし一年を通して社員を雇用したら、暇な時期の仕事を作り出さなければ赤字になってしまいます。
崩れたバランスをとるために新しい仕事を本気で探すようになるのです!
そうやって会社は大きくなっていくのです!
これはあくまでも一例ですが、私は会社というものはバランスを崩していくことによって成長していくと考えているのです。
それをせず、ある程度の期間、安定した状態を維持してしまうと、その安定を壊すのが怖くなってしまうのです。
今よりも高いレベルの会社になろうとしたら、今まで以上の負荷をかけなくてはなりません。
もちろん負荷をかけ過ぎると身体を壊してしまうので、そのかけ方にはコツがあるのですが、会社も発展していくためには上手にバランスを崩していく必要があるのです!
静岡経営塾のメンバーにまるたか農園の鈴木崇司さんがいます。
彼はトマトを作っているのですが、今年、栽培面積を倍に増やしました。
(ちなみに、彼は双子も作っています!)
2倍に増やすと、どんなに頑張っても、これまでのように家族だけでは育てきれません。
そのため、怖くてもバランスをとるために人を採用するのです。
当然、人を雇うと人件費が上がります。
経費をかけてたくさんのトマトを作っても、買ってもらえなければ赤字になってしまいます。
彼が栽培面積を2倍にしたのは、ある程度の価格で買ってくれる販路を確保してあるからです。
こうして、彼は農家(現場で作業をする人)から、経営者になっていくのです!
三重の小泉さんのお菓子茶屋1010番地も、十分に繁盛しているのですから、何もこの不況期に新しいお店にしなくても良かったかもしれません。
しかし、あえてリスクを負って、もう一段上を目指しているのです。
伸ばす人は、困らない道ではなく、あえて困るようにバランスを崩していくのです。
いつまでたっても規模の変わらない会社がありますが、それは「伸ばしたい」と思いながら安定というブレーキを踏んでいるのではないでしょうか?
今日のひとこと
「バランスを崩すのと、バランスが崩れているのは、違いますよ!」(笑)
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会社作りを教える順番
今回は、経営者の方と1対1でその会社の経営戦略について助言させてもらいます。
これができるのは、農林事務所の方が事前に経営戦略をまとめるのを手伝ってくださったおかげです。
本当にありがたいことです。
ご存知のように私は経営の仕方について講義をすることがあるのですが、私が経営を教える時、次の順序で教えることにしています。
1、決算書の読み方
数字が読めないということは、今、何が起こっているかわからないということです。
また、数字がわかれば、夢を実現するための「計画」を立てることも可能になります。
数字の読み方は変化するものでありませんし、丁寧に説明すれば誰にでもわかることなので、これを最初に教えることにしています。
2、マーケティング
数字がわかっても、儲け方を決めなければ意味がありません。そこで次に儲け方のセオリーを教えます。
それをベースに、自社の戦略を考えていくわけです。
これも覚えることはできますが、実際に活用するためには、数字が必要になるのでマーケティングは数字の勉強の後です。
3、経営理念・ビジョン
社長が何を目指し、どんな会社を目指すのかを明確にしていきます。
もっと言うと、社長の価値観であり、哲学です!
どうしても会社というものは、「儲けること」が目的となりがちですが、実はそれだけでは企業は長く続きしないのです。
しかし、理念などなくても人は生きていけますし、明確な答えがないものだけに楽なことではありません。
4、経営戦略を立てる
経営理念や自社の特性に合った、戦略(戦い方の要諦)を決めます。
5、リーダーシップ
戦略が明確になっても、社員がその通りにやってくれなければ意味がありません。
人を動かし、人からの支援を得るには、リーダーシップが必要になるのです。
経営者は憂愁なのに会社がなかなか良くならないという人は、ここが苦手な人が多いようです。
6、労務規定・給与規定
昔は家族的な会社がたくさんあり、いいわいいわで通っていましたが、今は雇用条件を明確にしなくてはなりません。
ここでも理念や戦略が重要になります。
これは会社が大きくなってから変えようと思っても、社員の賛同がないと変えられないものですから先々のことを考えてしっかり整備することが重要です。
私が経営を教えるときは、大体、この順番で教えることにしていますが、多くの人は1番と2番を学んで終わりにしている気がします。
皆さんは、どのレベルまでできていますか?
今日のひとこと
「急ぐよりも、ひとつずつ身につけていくのが一番の早道です!」
幸せから始めましょう!
その内容を紹介します。
「いつもあたたかいご支援をありがとうございます。
杉井さんと出会って4ヶ月になります。
初めは当たっていることを言われて「グサッ」ときて、正直、会うのが恐ろしかったです。
でも、「この人は信頼できる!」と思って、続けてCL楽習会に参加してきました。
その結果、息子が変化していったこともうれしいのですが、何よりも自分のことがすごく好きになったことが大きな変化です。
教えていただく課題を日々の生活に取り入れて、自分にとって、子供にとって幸せな人生を目指していきたと思います!
これからもよろしくお願いします。」
本当にありがたい内容ですね。
しかし、私はこうしたお便りを書く方だからお子さんが変わってきたのだと思うのです。
私のところに困って相談に来る方はたくさんいますが、ほとんどの方は困っている自分の問題ばかりに目がいって、他者からのお世話を認める人は本当に少ないものです。
この方の場合、「子供を元気にし、学校に戻したい」という目的のために子供を変えようとするのではなく、自分自身の生き方を変える努力をしていました。
言われたように一生懸命に努力していたら、人はもっと応援したくなるものです。
それだけでもすごいことなのに、そのうえこうしたお便りを書くのですから応援が集まるのは当然のことだと思います。
二宮尊徳翁の考え方にはテイク・アンド・ギブ」というものがあります。
二宮尊徳翁といえば「報恩」ですから、「先に与える(ギブ・アンド・テイク)」ことを薦めていると思っていたのですが、尊徳翁はそうした考え方を嫌っていたそうです。
「先に与える」と、どうしても後から「してやったのに」という気持ちが出てくると言うのです。
そもそも尊徳翁は、「努力して幸せになる」のではなく、「幸せだから努力できるのだ」と説いています。
儲からない経営者ほど仕事を苦しそうにし、儲かっている経営者ほど仕事を楽しんでいるのと共通するものがあると思うのです。
尊徳翁は、ひとつの松を見てもその歴史まで見ていくと、今あることは「有り難いこと(幸せ)」だというのです。
これは、CLの内観に似ていると思います。
また、私たちは「努力して幸せになる」と考えがちですが、「努力すなわち幸福」とするCLの考え方と尊徳翁の考え方はとても似ていると思うのです!
このお便りをくれた方の場合、子供が良くなったから自分が幸せになったのではなく、自分のことが好きになり、幸せに暮らしていることが、子供に良い影響を与えていると思うのです。
人生にはいろいろなことがありますが、私たちが今いることは有り難いことです。
それがわからなくなり「当たり前」と感じてくるようになると、人は不幸になると思うのです。
子供さんの不登校を嫌うのではなく、まずそれに従い(受け入れて)、付き合い方を工夫していくと一見問題と見える不登校が決してマイナスばかりではなくなってくると思うのです。
さあ、私たちも幸せからスタートしましょう!
今日のひとこと
「努力して幸せになるのではなく、幸せに気づいているから努力できるのです!」