いよいよパラオの旅も今日が最後です。昨日は7人全員でダイビングができて、とてもいい思い出になりました!
今回の旅行はWi-Fiの環境が良くないため、ブログをアップするのにとても苦労しました。
その間、静岡経営塾や沼津経営塾のブログにコメントしなくてすみませんでした!今日は孫子の兵法の「火攻篇」を紹介します。
最初に紹介するのは、「それ戦勝攻取して、その功を修めざるは凶なり。命づけて費留と曰う」です。

これは、「たとえ戦争に勝っても、その目的を達成できなければ、戦いに負けたのと同じことである」という意味です。
戦いというものは、戦うために戦っているのではありません。
何らかの目的があって戦いに挑んでいるのですから、その目的が達成されなければ意味はないと言うのです。まさにCL(建設的な生き方)の「目的本位」の考え方ですね!
それだから、有能なリーダーは「利にあらざれば動かず、得るにあらざれば用いず、危うきにあらざれば戦わず」と孫子は言うのです。これは、「有利な状況でなければ戦わないし、必ず勝てるときにしか戦ってはいけない」というのです。
つまり、部下の命を懸けて戦わせる以上、必ず目的を達しなければいけないということです!そして、その後に「主は怒りをもって師を興すべからず、将は慍りをもって戦いを致すべからず。これ国を安んじ軍を全うするの道なり」と続きます。
これは、「人間には、どうしても感情で動いたり、勢いにまかせて動いてしまうときがあるが、そういうことをしていては国を安定させ、組織をまとめることはできない」と言うのです。これは敵に対してだけではなく、部下に対しても同じだと思います。
部下を注意するのは、それなりの目的があるはずです。その目的を達せられなければ、注意する意味はないのです!
感情に流されて怒ったり、自分の憤りを部下にぶつけるようでは、会社をまとめ、危機を安定させることはできないと言っているのです。
こうして孫子の兵法を読んでいると、驚くほどCLと重なる教えが多く書かれていることに気づかされます。しかし、私たちに問われている一番の問題は、孫子の兵法を知っているかどうかではなく、それを身につけ、使いこなせるかどうかということに尽きると思うのです。
世の中には孫子の兵法限らず、いろいろなことを学んでいる人がいますが、それを人生に活かし、それによって人生を変えた人は少ないように思うのです。ですから物事を学ぶ時には、「知識を得ることを学ぶことだ」と考えるのではなく、その「知識を使いこなすことが学ぶことだ」と考えることが必要だと思うのです。
そのときに重要になるのは、誰から学ぶかということです!知識は立派でも、実際に人生を変えられなければ役に立たないものになります。
だから、その人の人生を見て、誰に学ぶかを決める必要があると思うのです。
明日は、孫子の兵法の最終回「用間篇」です!どうぞ楽しみにしていてください!
今日のひとこと
「目的が達成されなければ、指導する意味はない!」



































