2015年04月

2015年04月30日

ウソの劣等感

昨日、森田正馬全集に書かれていた内容を紹介したので、今日は森田療法から見た「神経質」について書いておきたいと思います。

これまでにも何度か書いてきましたが「神経質」とは、

・やらなければいけない、やらなければいけないと思えば思うほど、やるのが億劫になる

・失敗することが嫌いで、成功したい

・完璧主義

・人の評価、人の目が気になる

・自分と人を比較する

・理論的な話や観念的な話が好き

・計画を立てるのは好きだが、実行しない

・人の言葉に傷つく

・失敗すると落ち込む

・試験の前になると眠れなくなったり、トイレに行きたくなるなど、緊張が身体に出る

・「きっと」「絶対に」「いつも」「みんな」といった極端な言葉を使う

といった状態を言います。

こうした人は、自分に対して劣等感を抱きやすく、「自分なんてダメだ!」「自分なんて価値がない!」と言ったりしますが、自分をダメだと思っている人が失敗した時に落ち込むでしょうか?

本当に「自分にはできない!」と思っていたら、失敗しても「やっぱりダメだったか!」と胸を張っていられると思うのです!

神経質の人の抱える「劣等感」とは、本来の意味の「自分が人よりも劣っているという感情」ではなく、「人よりも優秀でありたい」という生の欲求なのです!

そうした欲求が強い人は、粘り強く、継続力が極めて高いので、一旦努力を始めてしまえば人より要領が悪くてもものになることが多いというのです!

そのため森田先生は、「神経質は成功気質である」と言うのです!

お金持ちの人を見て、自分は貧乏である。恥ずかしい!

大学卒業の人を見て、自分は中学校卒業である。だから恥ずかしい!

そういう人が、仕事に打ち込み、爪に灯を点す生活をして大金を貯めたり、大学卒業の人よりも立派な文章を書くようになるというのです。

それは、「恥ずかしい!」と思って、努力するからです!

森田先生のところに入院した患者さんの中には、「神経質は優秀な性格である」という森田先生の学説に反発した人もいました。

その人は「神経質はやはり劣等である」という論文を書きましたが、その後、九州大学医学部放射線科の教授となり、胃癌集団診察法を確立し、高エネルギーによる癌治療の研究、長崎原爆被害の調査研究に活躍して、九州大学総長にまで上りつめて、退官後には九州がんセンターの設立に尽力して初代院長にもなりました。

結果的に、神経質が成功気質であることを自ら実証してしまったのです!

皆さんがもし先程書いた「神経質の特徴」に合っているとしたら、行動しさえすれば成功できるかもしれませんよ!

今日のひとこと
「弱くて、強いのが神経質である!」


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sugiiyasuyuki at 10:30コメント(51) 

2015年04月29日

己の性(しょう)を尽くす

DSCF0714ポールの生写真、どうでしたか?

席が前の方だったので、ずいぶんきれいに撮れました!

コンサートって、静止画は撮影OKなんですね。

DSCF0786-1とてもいい記念になりました。

さて、昨日の
静岡経営塾のブログに野沢さんが「物の性を尽くす」という記事を書いてくれました。

DSCF0738この「物の性を尽くす」という言葉は、中国の四書「中庸」の中に出てくる言葉で、そこには「よくその性を尽くせば、則ちよく人の性を尽くす。よく人の性を尽くせば、則ちよく物の性を尽くす。よく物の性を尽くせば、則ちもって天地の化育(かいく)を賛すべし」と書かれています。

DSCF0813この「性を尽くす」の意味は、「粗末に扱わず、その価値を最大限に発揮させる」という意味ですから、「自分の価値を最大限に発揮すれば、人の価値を最大限に発揮することができる。人の価値を最大限に発揮することができれば、物の価値を最大限に発揮することができる」という意味になると思います。

DSCF0804この「物の性を尽くす」を実践し、神経質の治療に活用していたのが森田療法を作った森田正馬先生です。

森田先生はお医者さんですから、決してお金がなかったわけではないと思いますが、神経質の患者さんたちと一緒に生活しながら、風呂の残り湯からチラシの紙までとことん再利用していました。
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ご自身でも「放蕩者の金遣いを『湯水のように使う』と言うが、僕などは湯水でも決して無駄には使わない」と言っていたほどで、青果市場の野菜屑まで拾って来て、飼っていた動物のエサにしていたそうです。

DSCF0852森田先生は、「この『物を無駄にしない』ということは、同時に頭の働きも、力もベストに使うということで、すなわち『己の性を尽くす』ということになる」と言っていて、ただ単に質素倹約(ケチ)を勧めているのではなく、無駄のない生き方、力をベストに使う生き方を説いているのです。

DSCF0888また、森田先生は神経質な患者さんたちに、常々「周囲に気を配り、人が便利なように尻軽く行動しなさい」と指導していました。

神経質な人は、自分の問題や自分のことばかり考えていて、状況や目的に合わない行動をしがちだからです。

DSCF0900まず、周囲に気を配る。

人が便利になるように、損だとか得だとか言っていないで尻軽く動く。

人が喜ぶように、人が楽になるように自分を使うことは、己の性を尽くすことになりますし、物の性を尽くすことにもなります。
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部下の能力を引き出し、上手に部下を育てることは、人の性を尽くすことにもつながると思うのです。

私がハガキを書いたり掃除をするのは、己の性を尽くすためです。

限りある短い人生ですから、使い惜しむことのないように自分の性を使い切りましょう!
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今日のひとこと
「最も損なことは、自分の価値を使い切らないことです!」


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sugiiyasuyuki at 10:30コメント(48) 

2015年04月28日

人生は短い!

DSCF0966私が中学1年の冬休みに、家族は旅行に行きましたが、私は一人で家に残っていました。

その時、何となく見ていたテレビで「A Hard Day's Night」というビートルズの映画が始まりました。

DSCF0958それまでは全く興味がなかったビートルズやロックでしたが、そこに映し出された4人のイキイキと輝いていることに感銘を受けました!

「こんなに魅力的で生き生きしている人たちがいるんだ!」

それが私とビートルズの出会いでした!

その中でもポールは、私にとってあこがれの存在でしたので、今回ポールのライブに行けたのは一生の思い出となりました!

DSCF0983コンサートが始まる前、ステージの両脇にあるスクリーンに、若い頃のビートルズの映像が映し出されました。

私はビートルズと出会い、ビートルズのようになりたいと思って青年時代を過ごしましたので、果たして私はどうなったのだろうか?

DSCF1030そんなことを考えながらポールを見ていました。

皆さんは今、いくつでしょうか?

私は今年、56歳になりました。

自分では若いつもりでいても、鏡に映った姿は間違いなくオジサンです。

本当にあっと言う間に、この年齢になってしまうのです!

DSCF0967もし、皆さんが自分の人生をいいものにしたいと思うのなら、私は30代のうちにスタートしておいたほうがいいと思っています。

40歳を過ぎると、「そんなに頑張らなくても生きていける」自分はこんなものなんだ」と言い訳ばかり頭に浮かんで、なかなか本気になれなくなるのです。

DSCF0963「そんなこと言ったって、もう40歳を過ぎてるよ。俺はどうしたらいいんだ!」と思う人がいるかもしれませんが、その方もまだ間に合います!

このブログを見ている人は、まだあきらめていない人だと思うのです!

大きなことをいきなりやろうとしても長続きしませんから、小さなことでいいから何かを続けて、1つ1つものにしていくのです。

私はそれより他に方法はないと思っています!

DSCF0968100ドル札に肖像画が描かれているベンジャミン・フランクリンは、「人生を愛する者よ、時間を大切にしなさい! なぜなら人生は時間でできているのだから」と言っています。

大きな時間は誰もなかなかありませんから、小さな時間を有効に使うことが人生を豊かにするポイントになると思います。

DSCF09604人いたビートルズも、今残っているのは二人だけです。

本当にいつ終わるかわからない短い人生ですので、ぜひ自分の命を大切に輝かせてください!

今日のひとこと
「あなたがつまらないと思う今日は、昨日死んだ誰かが、何とか生きたかった今日なのです!」

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sugiiyasuyuki at 10:30コメント(48) 

2015年04月27日

女性に恥をかかせるな!

images[5]昨日までCL(建設的な生き方)の基礎講座でした。

今日は東京ドームにポールマッカートニーのライブを見に行きます!!

若い女性から「チケットがあるんですけど、一緒に行ってもらえませんか?」と言われたら、男として断れませんよね!

もちろん誰と行くかは、ヒ・ミ・ツです!!

いいでしょ~!

ライブなんて本当に久しぶりですし、ポールが来るのもこれが最後になるかもしれません。

思いきり楽しんで来たいと思います!

さて今日は、一昨日に書いた「
お兄ちゃんがイジメる!」の私の対応を書いておきます。

相談内容をおさらいしておきましょう。

去年、中学に入った長男が親の見ていないところで弟をイジメているようです。

次男が「お兄ちゃんが怖い」と言って、兄を避けています。

長男は、小学校時代から忘れ物が多く、宿題もなかなかやらなかったため小学校の先生からも何度か指導を受けましたが、不登校にもならず頑張って中学に進級したそうです。

次男は、兄ほど手がかからない子で、運動や勉強も普通にできる子のようです。

先日、義母が長男と出かけた際に、長男に「何で弟をイジメるの?」と聞いたところ、長男は「お父さんも僕にふざけて来る。お父さんにやり返したら負けちゃうから、弟にやってるんだ」と言っていたそうです。

さて、長男と次男にどう関わったら良いのでしょうかという相談です。

(私の対応)

まず、私は義母さんが聞き出した「弟をイジメる理由」はあまり信用しません。

自分でもマズイと思っていることを聞かれたら、何かしら理由を言うのが普通です。

それよりも、このお兄ちゃんはふざけているのか、それとも本当にイジメているのかをお母さんに尋ねます。

お母さんに確認すると、お母さんも「ふざけている」というよりは「イジメている」と受け取っているようでした。

こうした相談を受けるとき、私たちは見ていないのですから、自分の想像で「ふざけているだけ」とか「イジメているに違いない!」などと決めつけないことが重要です。

お母さんも本当のことはわからないでしょうが、私たちよりはその状況を見て知っているは確かなのです。

実は、私もお母さんの話を聴いて「イジメているのではないか?」と思っていました。

それは、「長男は小学校時代から忘れ物が多く、宿題もなかなかやらなくて、小学校の先生からも何度か指導を受けました。それでも頑張って中学に進級した」という話があったからです。

勉強ができなかったり、忘れ物が多かった子は、中学生になると小学校時代のように「御茶目な子」ではいられなくなります。

中学生になるとツッパリ君が増えるのはそのためです。

周りが大人になり始め、自分に劣等感を抱いた子供は、自分の劣等感を補償するために何らかの行為をとります。

その1つが、自分より弱いものをイジメる行為です。

こうした場合、お兄さんを叱っても、その行為は止まりません。

それどころが、このことを言いつけた弟をさらに嫌い、イジメが増えると思います。

ですから、私ならお兄さんの適切な行動に正の注目(建設的な対応)を与えていきます。

問題行動を減らそうとするのではなく、その人の良い行動を増やしていけば、気をそらす効果もあるし、結果として問題行動をする時間はなくなるのです!

お兄さんに何も言わない代わりに、弟には「どうしたらお兄さんにイジメられないか、一緒にいい方法を考えよう! ここでそれを身につけたら、将来、どんな人と会っても楽勝だよ!」と話します。

親が出て行ってお兄さんの行動を止めていたら、弟さんは「人に言いつければ、問題が解決する」と学んでしまって、彼の生き方は成長しないと思うのです。

その対応は「過保護」以外の何物でもありません。

そして何より、親が忙しくなるのです!

自分の問題を解くのは、自分の仕事(課題)です!

私たちは、問題に出会うから成長できるのですから、子供の問題を取り除くのではなく、その問題によって子供が成長するように関わってあげてほしいと思うのです。

今日のひとこと
「良い行動を増やせば、結果として悪い行動は減る!」

1429884729006P.S.鈴木崇司さんの「まるたか農園」のことが、三年連続、中日新聞で紹介されました!

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sugiiyasuyuki at 10:30コメント(51) 

2015年04月26日

ライザップ

DSC08919私は今、CL(建設的な生き方)の基礎講座で、山中湖に来ています。

山中湖の桜は、今、8分咲きと言ったところで、29日くらいが満開となりそうです!

今日は桜越しに富士山の写真を撮りに行ったのですが、あいにく曇が出ていて富士山は見えませんでした!

機会があればまた挑戦したいと思います。

今回の基礎講座には、CL基礎講座を3回目の方がいます。

DSC089201回目を受講しても、2回目を受講しても、私が伝えている内容と違った理解をしているので、3回目の受講を勧めたのです。

そもそも、CLはとてもシンプルなもので、決して難しいものではありません。

それなのに理解出来ない人がたくさんいます。

私はそれが不思議でなりませんでした。

今回、その方が3回目の基礎講座終了後から、毎日私たちに課題を提出する「マンツーマン講座(通称:ライザップ)」を受講してくれたため、どうして理解が異なるのかわかって来ました。

DSC08922結局は、私の講義内容を自分なりに咀嚼してノートにとっているため、1回目も2回目も書いていない内容は書いていませんでした。

また、その時は理解できていても、時間と共に自分の考え方が交じってきて、元に戻っていたのです!

それほど自分の考え方が強かったのです!

しかし、自分では徐々に自分の理解が元に戻っていっていることに気が付きません。

だから、どうして自分の課題が違うと言われるのかわからないでいたのです!

DSC08924今回、その方がマンツーマン講座を受講してみて気づいたことは、

「自分なりにやっているつもりでも、自分なりの努力ではダメで、わかる人にチェックしてもらうことが重要である!」

「自分の記憶(理解)は、放っておくとどんどん変わっていく!」

ということでした。

自分なりに努力しているのになかなか成果が出ないという人は、このことをぜひ参考にしてください!

20150425_155956「さかえや」の湯本さんは、もう3年間もマンツーマン講座を受講しています。

それが「さかえや」の成長を支えていると思うのですが、それでも忙しくなったり、疲れてくると湯本さんんのクセが出て来るのです!

一度身につけてしまった自分のクセを、甘く見ないほうがいいですね!

自己満足で満足するのか、成果を求めるのか?

頑張っているのに成果が出ないと言う方や自分のクセを直したいと思う方は、ぜひマンツーマン講座を活用してみてください!

今日のひとこと
「本当に成果を求める人は、ライザップに行きます!」


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