昨日と今日は第3回目の長野マネージメント・ゲームです。長野MGの時には、通常、長野市に泊まっているのですが、昨年クロアチアに行ったときに知り合った方たちが、「さかえや」に泊まりに来てくれたので、昨日は「さかえや」に戻って一緒に飲みました!
わざわざ泊りに来てくれるなんて、本当にありがたいことですね!
私はここ数年間、毎月のように海外に行っています。
海外に行くと、海外のことが分かってくる以上に、日本のことが見えてくる気がしています。
自分の会社の中にいると、自分の会社がやっていることはすべて当たり前ですが、よその会社に行ってみると、自分の会社の矛盾が見えてくるのとよく似ています。
例えば、日本ではたくさん商品を仕入れる人が、一個だけ買う人よりも値引きをしてもらいます。
お得意様だから当然と言えば当然なのですが、お金がある大きな会社が安く商品を買って、お金のない小さな会社の方が高く買っているのです。
ところが、中国の山奥の町では、お金のない子供などには大盛でお菓子を盛り付け、お金のある人には明らかに少なく盛り付けていました。
私を案内してくれた社長がごちそうしてくれたのですが、明らかに少ない盛り付けだったのです!
あまりに露骨に差をつけていたので、私が不快に思って「ずいぶん盛り方が違いますね」とその社長に言うと、その社長は「私はこの地域ではお金持ちですから」と言って平然としているのです。
どういうことか聞いてみると、「お金のある人はもっとほしければ買えばいい。お金のない人は簡単に買えないから盛りがいいのです」とのことでした。
お金持ちの人の方が安く買う日本や、同じ金額を払ったら同じだけのものをもらうのが当たり前と思っていた私などより、この町の人たちのほうがやさしい考え方をしていると思いました。
イスラムの町では、日本のように定価が表示されていません。
ほしい商品があると、店員さんに「これはいくらですか?」と尋ねるのですが、値段を答えるのではなく、「いくらだったら買うの?」と聞いてくることがよくあります。
「定価」というものがなく、話し合いで値段が決まるのです!
当然、同じ商品なのに人によって買う金額が異なります。
お店の人に聞くと、「同じ商品でも10万円出してもほしい人もいれば、3万円出してまでほしくない人もいる。その人によってほしい度合いが違うのだから、金額が違って当たり前だろ」と言っていました。
そう言われると、確かにそうですよね。
つまり私たちの文化とは大きく異なりますが、私たちの文化よりもやさしかったり、筋の通った考え方かもしれないのです!
以前、メキシコに行ったときにこんなことがありました。
ある人が10万円のブーツを3万円に値切って買ってきて、とても満足していました。
ところが、バスが出発する間際に戻ってきた人が、同じブーツを1万円で買って来たのです!
その金額を聞いた途端、その人は幸せの絶頂から、不幸のどん底に落ちたのです!
3万円で買って満足していたのに、別の人が1万円で買ってきたら不幸になったのです。それが私たちの文化なのかもしれませんね。
海外旅行をすると、そんな日本人が見えてくるのです。
今日のひとこと
「外に出て見えるのは、自分の姿です!」