2016年03月

2016年03月31日

春を待つ

IMG_0249昨日のブログの最後の写真の中に、「さかえや」の湯本社長の弟、充彦さんがいます。

旅館甲子園のDVDを見た方なら知っていると思いますが、充彦さんには精神障害があり、労使関係が悪くなった職場に適応できなくなって、仕事をずっと休んでいました。

ところが、社内の雰囲気が良くなり、旅館甲子園で優勝した昨年から、また働けるようになったのです!

職場の環境って、本当に大きいですね!

お父様がなくなって一人住まいになり、40歳を過ぎて話す相手も、行くとこともなくて町をウロウロしていた充彦さんが、みんなの真ん中でビールを飲み、笑っている姿を見て、湯本社長が旅館甲子園の舞台の上で言った「障がい者も健常者も関係なく、皆が手を取り合って働ける職場」が実現できたように思うのです!

精神障害はどうしても波があるので、また状態が悪くなる時があるかもしれませんが、これまで孤独な時間を過ごした分、少しでも楽しい時間を刻んでほしいと思うのです。

6月4日には、第4回の「信州ハガキ人の集い」が「さかえや」さんで行われますので、参加できる方はぜひ充彦さんに会いに来てあげてください。

DSCF1195さて、昨日は「さかえや」さんのリーダー研修と子育て・社員育成セミナーの第4回でした。

リーダー研修には、部外からも多くの見学者が参加してくださり、部下とのかかわり方について次のような具体的な話し合いが持たれました。

質問1.決してやる気がないわけではないのですが、よく遅刻をする部下がいます。今日も始業時間にいなかったので、寮に起こしに行ってきました。どのようしたらよいのでしょうか?

質問2.「さかえや」には、何らかの問題を抱えた研修生が来ます。今、2人の研修生が来ていて、1人の研修生はとても成長しているのですが、もう一人の研修生はあまり成長していない気がします。もっとやる気を出させるにはどうしたらよいのでしょうか?

実際の人物がわからないので難しいと思いますが、皆さんならどのように対応しますか?

質問1に対する私の意見は、「起こす時間が間違っている!」というものです。

その人はやる気がないわけではなく、朝が弱いだけなのですから、その弱点は他の人がカバーすればいいと思います。

IMG_2301どうせ起こすのなら、遅刻の時間になってから起こすのではなく、始業の30分前に起こせばいいと思うのです。

チームの中には、バッティングはうまいのだけれど、守備が苦手な選手もいれば、足は速いけれど肩の弱い選手もいるのです。

その弱いところを指摘していたらきりがありません。

そんなことよりも大事なことは、そのメンバーでどうしたら試合に勝てるかなのです!

質問2に対する私の意見は、「自分の期待値で人を見ないこと!」です。

人は、一人ひとり、皆、違うし、変化する存在です。

また、人生は意欲的に生きなくてはいけないというものでもありません。

その人がイキイキ生きようが、つまらなそうに生きようがその人の勝手なのです。

面倒を見ている人から見たら物足りなく感じるかもしれませんが、仕事のレベルは低いながらも、誰にも迷惑をかけずに生活しているのです。

まずは、それで合格を出す(認める)ことが大事だと思います。

しかし、そんな人でも春になればつぼみをつけるかもしれません。

焦って冬に花を咲かせようとしないことです。

「社員」として来ているのではなく、社会適応を学びに来ている「研修生」だということを忘れないでください。

P.S.昨日のブログの輿水さんのコメントも参考にしてください!

輿水さん、本当にありがとうございました!

今日のひとこと
「冬に花を咲かせようとしないこと!」


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 お知らせ
信州はがきびとのつどいへ、ご夫婦やグループでたくさんのお申し込みをありがとうございます。はがきびとのつどいは、毎年早くに満席になります。杉井のひとことの読者の方で、参加ご希望の方はすぐにこちらへお申し込みをお願いいたします。はがきを書いていなくても、CLを学んでいる方でしたら大歓迎です!


sugiiyasuyuki at 10:30コメント(80) 

2016年03月30日

隗より始めよ

11ワンサーの中に誰が入っているかは、もうお気づきのことでしょう!

女性の皆さん、今度会ったらギュッとしてくださいね。

昨日は「さかえや」のリーダーに対して、社員育成セミナーのフォローアップ・セミナーを行いました。

先日の
「観察力」にも書いたように、私たちは自分のことを正しく知ることができません。

会社に勤めている以上、社員さんは上司に言われた仕事をやりますし、よほど関係が悪くならない限り、お世辞も言ってくれます。

そのため、多くの上司は「部下は自分のことを信頼してくれている」「少なくとも嫌ってはいないだろう」と思っていますが、ほとんどの場合それは社交辞令で、自分が思っている自分の評価と、部下が思っている上司の評価は異なるものです。

私はいろいろな会社で多くの社員さんを面接しているので、それがよくわかるのです!

事実、リクルートの調査によると社員さんの退職理由の1位は、「上司への不満」です!

給料や休日数が引き金になったとしても、そのベースには「上司への不満」があるというのです。

しかし、上辺だけ合わせて、社員さんが仕事をしているような会社が伸びるはずはありません。

そんな状態が続いたら、社長だけでなく、そこで働く人みんなが不幸になってしまいます。

そこで「さかえや」では、そうならないためにリーダーたちが部下から信頼され、部下を上手に育てるためのスキルを学んでいます。

今日から「さかえや」にも新入社員が出社して来るので、その前に「建設的な対応」を再確認しておいたのです。

どこの会社でも新入社員はいろいろな研修を受けるでしょうが、新入社員を受け入れるためにリーダーが研修を受ける会社は「さかえや」くらいだと思います。

部下が成長するかどうかは上司にかかっているので、部下以上に上司が学ぶというのが「さかえや」の考え方なのです!

こうした姿勢が、厚生労働大臣から「キャリア支援企業」として表彰されたのです!

中国の故事に「先ず隗より始めよ」という諺があります。

これは、中国の戦国時代に、燕の昭王が郭隗に「どうすれば賢者を招くことができるか?」と聞いたときに、郭隗が「まず私のような凡人を優遇することから始めて下さい。そうすれば優秀な人材が集まってくるでしょう」と言ったところからできた諺です。


「いい会社にした」と言いながら、上司が社員さんを待たせる会社を時々見かけますが、そんなことをしているから社員さんがお客様を待たせる会社になってしまうのです!

人は扱われたような人間になるものです!

「さかえや」が取り組んでいる「建設的な対応」というのは、社員さんの良い意図や努力を認めて尊敬することです!

ネットで私が伝えていることと似た漫画を見つけたので、よかったら参考にしてください!

IMG_0249P.S.過去に問題を起こしてしまった青年が、「さかえや」に来てハガキを連続1カ月達成しました!

三島の輿水さんも来てくれ、みんなでお祝いをしました!

今日のひとこと
「人は、扱われたような人になる!」


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sugiiyasuyuki at 10:30コメント(76) 

2016年03月29日

経営者の条件

DSCF1183渋温泉にも春が来ました!

浴衣で温泉巡りをしているお客様の姿がずいぶん増えました。

先日の長野MG(マネージメント・ゲーム)は、とても良い研修になったと思っています。

その一番の理由は、良いメンバーが集まったから。

参加者が皆、苦手なことから逃げず、一生懸命に取り組む人たちだからです!

経営者には、誰もやることを指示してくれません。

そのため、つい自分のしたいことを優先して、したくないことを避けがちになります。

昨日の静岡経営塾を読んでも、辞めた大工さんのところに行くことは、伊村さんにしたらしたくないことだったと思います。

DSCF1186しかし、お世話になった事実を認めてしたくないことをしたから、また一緒に仕事ができるようになったと思うのです!

今回、長野MGに参加した経営者の中には、ルールの理解が苦手な人や計算の苦手な人がいましたが、苦手だからやらないのではなく、苦手だからそこを強化しようと一生懸命に取り組む人ばかりだったのです!

それだけで、私はその人たちを立派な経営者だと思うのです!

私たち経営者は、社員さんがやりたくないこともお願いしなければなりません。

そのとき、自分が嫌なことから逃げていたら、社員さんにお願いできないと思うのです。

(自分は嫌なことから逃げていても、平気で人に指示できる人は、それ以前の問題です!)

私は静岡経営塾でたくさんの経営者を見てきましたが、経営塾を辞めていく人の多くは嫌なことをしない人たちで、そうした会社は必ずと言っていいほど社員さんたちとの関係がうまくいっていないのです。

先日、地域活性化のために作られた会社の社長が、後継者も決めないまま会社を辞めてしまったという話を聞きました。

DSCF1187私はその青年とあったことがあって、その人を紹介してくれた人に「あの人で大丈夫ですか?」と言っていたのですが、一年も経たずに私の心配が現実のものとなってしまいました。

その方にすれば、きっといろいろなことがあったのでしょうが、後継者も決めず、引き継ぎもしないで会社を放り出したら、その社長を応援してきた人たちはガッカリすると思います。

その人の人生にとっても大きなマイナスだと思うのですが、それでも嫌なことを我慢できなかったのだと思うのです。

どんな人の人生にも、嫌になることや、投げ出したくなることが起きるものです。

そのときに、キチンとやり切る人と、投げ出す人がいて、そこでその後の人生が大きく分かれると思うのです。

もし資金繰りが厳しくて支払いを待ってもらいたいときは、社長が直接先方に行って頭を下げるべきで、絶対に社員さんに連絡させてはいけません!

どんなに売り上げを上げる社員さんであっても、ダメなことはダメだと言わなければいけませんし、クレームの対応などでも、社長が対応したほうがいい場合があると思います。

DSCF1191そうしたことから、経営者は逃げてはいけないのです!

私は経営者としての資質を聞かれたら、「嫌なことから逃げないこと」と答えます。

それが取引していただく先方や、付いて来てくれる社員さんに対する誠意だと思うのです。

私も若いころは苦手なことから逃げていましたが、CL(建設的な生き方)を学ぶようになって、それだけはしないようにしているつもりです。

リーダーに求められるものは、才能以上に嫌なこと(責任)から逃げない姿勢だと思うのです!

才能や能力は、お金を払えば買えるのです!

今日のひとこと
「リーダーは逃げてはいけない!」

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sugiiyasuyuki at 10:30コメント(75) 

2016年03月28日

観察力

46-1昨日の長野MG(マネージメント・ゲーム)は、第5期に湯本さんが売上2000を超えて優勝しました!

参加できなかった今月の静岡経営塾で、何人もの仲間が売上2000を超えたことに刺激を受けて本人も狙っていたそうです。

その湯本さんにとって、辻さんの上手なレクチャーは再び良い刺激になったようです。

まさに「悪友は誘い合って堕落し、善友は磨きあって成長する」ですね!

私たちは、自分で自分のことを見ることができません。

自分では良いと思った行動をしているので、自分には問題がないと思いがちです。

しかし、本当に目的に合った効果的な行動をしているのでしょうか?

経営者の中には、あまりにも自分のことを知らない人が多いと思うのです!

その答えは、他の人の反応を見たり他の人と比較することでわかってくるのですが、そこには不満のある人の意見は入っていませんし、付き合ってくれている人も気をつかって悪いところは言っていないのです。

その情報だけで自分を理解している人は、あまりにもお気楽な人だと思うのです!

皆さんは、自分のことが本当にわかっているのでしょうか?

ですから、月に一度くらいは、会社から出て他の人と勝負することが必要だと思うのです。

ここで「勝負」という言葉を使ったのは、互いが同じことに本気で挑戦しないと、比較することが難しいからです。

384月から静岡経営塾に入る人は、ぜひ本気で課題に挑戦して、他の人と自分の違いを観察してください!

スタンフォード大学の研究によると、成功する人は成功した理由を外に見て、失敗した理由を内に見る傾向があり、成功しない人は成功した理由を内に見て、失敗した理由を外に見る傾向があるそうです。

つまり、成功しない人ほど、自分のことを肯定的に見て、うまくいかない理由を人のせいにしているということです。

でも、私たちの判断が正しかったら、もっと成功していて良いはずですよね!

だから、起きていること(事実)をよく観察して、自分のことをよく知る必要があるのです。

私は昨日、他のインストラクターと私の違いは「付加価値の差」だと書きましたが、そのもとにあるのは「観察力の差」だと思っています。

CL(建設的な生き方)の研修のたびにレイノルズ博士に観察のテストをされたおかげで、私は他の人よりも事実を観察する力がついていると思うのです。

46マネージメント・ゲームでは、行数が残り5行になった人は「あと5行です!」と言っていますが、私は言う必要はないと思っています。

もっと言えば、何を意思決定したのかも言わなくていいと思っています。

その理由は、実際の経営では競合他社が、自社のやっていることを言いに来てくれないからで、自分から知ろうとしなければいけないことだからです!

今日の
静岡経営塾のブログに、伊村建築の伊村さんが私のことを書いてくれていますが、こうしたことも観察力の賜物です。

このように、観察力は人生を良くする基本中の基本なるのです!

CL(建設的な生き方)では、「自分にコントロールできることは自分の行動だけ」「自分の行動には責任がある」ということをよく言います。

「責任」といいう言葉は厳しい感じがするかもしれませんが、「私に責任がある」ということは「私に解決する力がある」という意味です!

人の反応や周りで起きていることをよく観察して、それに合った行動をしていきましょう!

今日のひとこと
「自分のことを知らなかったら、自分をどうコントロールしたらよいかはわからない!」

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 CLインストラクター講座は、4月5日からの予定です。残1席となりました。
 5月3~5日にCL集中講座を開催します。
上記はどちらもすでにインストラクターの方も受講可能です。観察力をあげることや、現在の自分の力を他の方と比べてみたい方などの参加をお待ちしています。


sugiiyasuyuki at 10:30コメント(75) 

2016年03月27日

私という付加価値

15久保さん、コメントをありがとうございます!

会社に入ってこうした行動をしていくと、きっと久保さんの人生が良くなると思いますよ。

久保さんのような方が入ってくれる会社の上司は、とても幸せ者だと思います。

どうぞ、いい人生にしてください!

さて、昨日と今日は長野でMG(マネージメント・ゲーム)をしています。

今回は三重の辻さんに講師をお願いしています。

先日、ハイフラワーさんに小林花卉の小林社長と伺いましたが、自分と違う人の講義を聞くのも勉強になるものですね!

話は変わりますが、自分で言うのもなんですが、私はマネージメント・ゲームが強いほうだと思います。

初めてやったときも優勝しましたし、何度か他流試合をしていますが、これまでに優勝できなかったのは2回だけです!

しかし、MGの講師と言えば、何といっても西先生です!

43-1西先生が一人でMGを作ったわけではないのですが、MGを広めたのは西先生です。

これを「先駆者利益」と言います。

私がどんなにハガキを書いても、ハガキと言えば坂田先生ですし、掃除と言えば鍵山先生なのです!

それでも他のインストラクターよりも私がMGでの収入が多いのは、CL(建設的な生き方)を学んで、MGに付加価値をつけているからです!

他の講師は、ほとんどがゲームの進行と経理のことを中心に講義しているのに、私は経営だけでなく、人生に役立つことを教えています。

そうしたMGは、なかなかないと思うのです!

たとえば、今日の講義では「流れの悪い時には飄々と過ごし、流れのいい時には頑張る」という話をしました。

私は長いこと会社を経営をしてきて、流れの悪い時にはジタバタしないで飄々をしていた方がいい。

その代わり、流れの良い時には、喜んでなどいないで、徹底的に攻めたほうがいいということを学んでいます。

ところが、ゲームの弱い人は研究開発失敗のカードを引くと、「あ~!」とか「ちくしょう!」などと大きな声を出します。

43研究開発(競争力)が落ちたことを、どうしてわざわざ競争相手に教えるようなことをするのでしょう?

ボクサーが、いいパンチを受けたときに、「今、効いてますよ!」と言うでしょうか?

「今、売るといいですよ!」「私は安くできませんから!」と言っているようなものです。

イヤなこと、悪いことが起きたときは、なるべく口に出さないほうがいいのです!

ところが、いろいろな会社に行くと、その社長の顔を見ただけで問題が起きていることがわかる社長がいます。

険しい顔をしたり、苦虫をつぶしたような顔をしたら、会社が良くなるのでしょうか?

「泣きっ面に蜂」という言葉がありますが、社内の雰囲気が悪くなるだけで、得など一つもないのに、わざわざ自分で会社の雰囲気を暗くしているのです。

昨日の「基本中の基本」ではありませんが、こうしたことを教えるMGの講師は私以外にいないと思うのです。

昨日の懇親会でも記憶がなくなり、富山の石王さんにホテルまで連れて帰ってもらったようですが、私は「こんな私でも講師をしたり利益を出せる!」ということを教えるために、わざわざベロベロになっているのです!

こんなことを体を張って教えるMGの講師は、私以外にいないと思うのです!!!

トマトを作っていてもなかなか儲かりませんが、トマトに絵を描けば儲かります!

他にはない付加価値をつけることが、儲かるコツなのです!

ぜひ、みなさんもCLを基礎からきちんと学んでみてください。

もし私が酔っ払っている姿を見たら、「杉井さん、今日も体を張って付加価値をつけているな!」と思ってください!(笑)

ちなみに、最後の写真は撮ったことすらまったく覚えていません!!

今日のひとこと
「仕事で儲けるのではなく、付加価値で儲けるのです!」



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sugiiyasuyuki at 10:30コメント(74) 
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