昨日は、東京でマネージメント・ゲーム(MG)でした。
今回の方たちはMG初心者の方ばかりでしたので、時間的に相当タイトになるかと思っていましたが、予定通り午後7時から懇親会を始めることが出来て良かったです。
私はこうしていろいろな会社にお邪魔しますが、そこで思うことは「部下に育ってほしいのなら、どうしてその部下に合った働きかけをしないのか?」ということです。
「なかなか部下が育たない」という上司のほとんどは、自分のやり方に部下を合わせようとしています。
しかし、自分の予定している開花時期に合わせるために、花の芽を指で引っ張っても芽は伸びません!
その花の状況をよく観察して、その花に合った水や肥料を与え、その花が咲くのを待つしかないのです。
それなのに、自分のペースで水や肥料を与えている上司がたくさんいると思うのです。
まるで、引き戸を押して開けようとしているようなものです。
ですから、「部下が成長しない!」と思ったら、まず「自分の働きかけは、部下に合っていないのではないか?」と考えるのがまともだと思うのです。
ところが、多くの上司は「部下が育たないのは、部下が悪い」と考えているのです。
スタンフード大学の「成功する人と成功しない人の違い」の研究によると、成功する人は、成功した原因を外に見て、失敗した時の原因を自分に見る傾向があり、成功しない人は、成功した原因を自分に見て、失敗した原因を外に見る傾向があると書かれています。
まさに、「上手くいかないのはアイツのせいだ」「部下が悪い!」と考えること自体が、成功しにくい考え方なのです。
「水を注ぎたかったら、まずグラスを上に向けるべきだ」という当たり前のこともしないで、自分の言いたいことばかり言っていても、部下は「頑張ろう」という気にならないのです。
この時期、人を採用することは大変なことです。
費用をかけてもなかなか人は来てくれませんし、来てくれた人も、決してこちらが希望するような人ではないと思います。
それだからこそ、人を育てる力には価値があり、自分が作業するよりも高い収入が得られるのです。
こうしたことを書くと、部下に食事をおごったり、部下を注意しなくなる人がいますが、それは部下に迎合しているに過ぎません。
そうした態度は、部下から馬鹿にされることはあっても、尊敬されることはありません。
このブログを読んでいる人の中にも、私に厳しく指導された人がたくさんいると思います。
問題は、それによって意欲をなくすか、それによって成長するかだと思うのです。
誤解がないように書いておきますが、私が言いたいことは「部下にゴマを擦れ」とか「部下の意見を伺え」と言っているのではありません。
自分のペースで働きかけるのではなく、こちらの希望に沿ってもらえる働きかけをしていきましょうと言っているのです。
皆さんは、相手に合わせた働きかけをしていますか?
今日のひとこと
「相手を変えたいのなら、まず自分が変わりましょう!」





「駕籠(かご)に乗る人、担ぐ人、そのまた草鞋を作る人」という言葉があるように、お客様を迎えるフロントさんも、お食事をお出しする接待さんも、館内を整備するハウスキープさんも、経営者も、誰かが偉いわけではなく、みんなで試合をするメンバーです。







