ここまで「楽しむ」ということを書いてきましたが、誤解される方がいると思うので少し補足します。私は「楽しむ」ということは大事だと思っていますが、楽しむことを目的にはしない方がいいと思います。
「楽しむこと」を目的にすると、自分がやりたいことばかりやり、やりたくないことをやらなくなる恐れがあるからです。
良い人生にしようと思ったら、やりたくないこともやる必要があります。
例えば、希望する大学に入ろうと思ったら、そのために勉強しなくてはなりませんし、他社よりもいい会社にしたいと思ったら、そのための努力や工夫をする必要があります。

やりたいことだけをやっていて、希望する人生は出来ないと思うのです。
きっと歌が好きで歌手になった人も、「今日は歌いたくないな!」と思う日があると思います。
それで歌わなかったら、ファンは離れていくと思うのです。
そこで重要になるのは、やりたくないことをやって楽しめる人と、やりたくないことをやって楽しめない人がいることです。
私が教えているCL(建設的な生き方)では、感情に重心をおかない生き方を教えています。
そもそも感情はコントロールできないものです。

その感情を大切にしすぎると、そのときの感情に囚われて、どんどんやりたくない気持ちが強くなっていきます。
そうなるとやらないことを正当化する理由が湧いてきます。
こうした現象を統一的に説明したものを「認知的不協和理論」と呼びます。
このような方法によって、感情中心の人はやった方がいいことをやらないと正当化してしまうのです。
例えば、受験なのに勉強する気がしない人は、「勉強がすべてではない! 若い時に体験しておいた方がいいことがある!」と考えるかもしれません。

冷静に考えれば受験に合格してからすればいいだけのことなのに、「勉強をしたくない」ことを強引に正当化して、その理屈に納得してしまうので人生が良くならないのです。
では、どうしてやりたくないことをやって「楽しむ」のでしょうか?
それは「出来るだけ楽をしよう」と考えず、「どうせやるのだから出来るだけいい出来にしよう!」と考えることです。
つまり「狙う」のです!
人は「こうなったらいいな!」と理想を持つとき、まだそれを達成していなくても幸せを感じます。
だから「どうせやるのならいい出来にするぞ!」と具体的な結果をイメージして(期待して)、精一杯取り組むのです。そうすると作業の質が高くなって、人から認められることも増えると思います。
例えその努力を人から認められなかったとしても、「よく頑張った!」と感じて人生が充実していくのです。
この「狙うこと」と「精一杯に取り組むこと」が、やりたくないことを楽しみに変え、人生を良くしていくポイントではないかと思うのです。
こうして毎日書くブログでも、誰かの人生が良くなることを期待していますし、そう思うと出来るだけ良い内容にしようとこだわります。
それがなかったら続かないと思うのです。

もしかしたら皆さんに喜んでもらえなかったとしても、心を込めて積み上げた努力は私の作品(人生)だと思うのです。
ぜひ自分の人生に期待をしてください!
今日のひとこと
「未来に期待を持ちましょう!」









































