十輪寺(1)今、静岡経営塾のメンバーの中には、会社の「法人化」を進めている人がいます。

そこで今日は「法人化」について書いておきたいと思います。

事業は、個人で営むことも出来ますが、法人化することによって得られるメリットがいくつかあります。

メリット1:社会的信用度が高くなる

法人は社会的な信用度が高く、個人に比べると取引相手からの信頼も得やすくなります。

十輪寺(13)特に大手企業などの場合、法人でないと取引口座を開いてもらえないということもあります。

メリット2:金融機関からの融資を受けやすくなる

法人の場合は資本金という一定の資力が登記簿謄本上で確認でき、事業とプライベートの資産の区別も明確なため、金融機関からの信用度が高くなります。

十輪寺(14)個人事業の場合は、金融機関から借入れをしようとしても第三者保証人を要求されるなど、なかなか融資を受けることは難しいので、それに比べると法人の方が融資の門戸が開かれやすいと言えます。

メリット3:優秀な人材を集めやすい

個人事業に比べれば、信用度が高い法人のほうが人材の採用が有利になります。

メリット4:経営者に給与を払える

個人事業主は自分に給料を払うことはできませんが、法人は経営者に役員報酬を支払十輪寺(17)い経費にすることができます。

そのため経営者の給料分が節税になります。

また、役員報酬を支払った場合、経営者の所得税や住民税の計算上、給与所得控除というみなしの必要経費も差し引くことができ、そこでも節税が可能になります。

十輪寺(19)メリット5:家族に給与を支払うことができる

法人の場合、家族を役員として事業の手伝いをしてもらい、役員報酬を支払うことが可能です。

これによって所得分散をして経営者の所得税、住民税を節税することができます。

個人事業主の場合でも、家族に対して一定の給料を支払うことは可能ですが、青色申告にして事前に税務署に届け出る必要があるなど、多くの制約があります。

メリット6:経営者の生命保険料が会社の経費にできる
十輪寺(18)
個人事業主が生命保険に加入した場合、一般、介護、個人年金の各生命保険料控除を受けることができますが、限度額が低く、節税効果は限られています。

法人の場合、法人が契約者、経営者が被保険者、法人が保険金受取人という体制で一定種類の生命保険に加入すれば、法人が支払った保険料のうち一定割合を会社の経費とすることができます。

基本的に個人事業主の生命保険料控除のような上限金額もありません。

メリット7:役員社宅を借りることができる
十輪寺(15)
法人の場合、役員の居住用自宅を会社名義で借りることによって家賃の約5割程度を社宅賃料として経費にすることが可能です。

個人事業の場合は、こうしたことはできません。

メリット8:赤字の繰越控除ができる

個人事業の場合、青色申告であれば赤字は3年間繰り越し可能なだけですが、法人の場合は、赤字は最長9年間も繰り越すことが可能です。

もし大幅な赤字を計上するような場面があったときは、税務的に法人の方が圧倒的に十輪寺(19)有利になります。

こう見ると法人化したほうが良いことばかりです。

では、なぜ法人になるとそれだけのメリットがあるのでしょう?

それは、キチンとした目的を持つ「人格」とみなされるからです!

ですから、メリットのためだけに法人化するというのは本当は邪道で、キチンとした目的を掲げて、そのために経営していかないと、ウソをついて優遇措置を得ていることになるのです!
十輪寺(20)
では皆さんの会社は、どんな目的に向かっているのでしょうか?

私はただお金を追いかけるだけの人生は、つまらないと思っています。

会社も、そこで働く人が魅力的になり、社会に貢献する会社を目指した方がやり甲斐もあって楽しいと思うのです。

今日のひとこと
「あなたはどんな人生(会社)を目指しているのですか?」


人気ブログランキングへ
ブログランキング参加中です。クリック応援をお願いします!