昨日は伊香保温泉から渋温泉に移動して、旅館「さかえや」さんのリーダー研修と子育て・社員育成セミナーでした。

「さかえや」さんは秋の人事異動が発令されて、11月1日から新しいリーダーの下、会社が動き出しています。

「さかえや」さんへは、コンサルティングに入って6年目になり、その間に旅館甲子園で二連覇を果たすことが出来ましたが、これまでの重要課題だった「組織づくり」から「収益性のアップ」へ脱皮する時期にきていると思っています。

今回の人事は、それを意識したリーダー編成です。

フロント・リーダー・・・中村光輝(留任)

サービス・リーダー・・・堀内勇斗(フロントから異動)

ハウスキープ・リーダー・・・新穂杏奈(留任)

キッチン・リーダー・・・村田大貴(キッチンスタッフから昇格)

総務リーダー・・・大森美花(フロントから異動)

きっとわからないことばかりだと思いますが、マーケティングなども勉強しながら一緒に新しい「さかえや」を作っていきたいと思います。

これまでの「さかえや」は、依頼された仕事はどんな仕事でも気持ち良く受けて「人一倍頑張る!」という戦い方をしてきました。

物事に本気で取り組めば大抵の戦いは勝てると思いますが、そんな戦いをいつまでも続けていたらいつか社員さんたちは疲弊してしまいます。

そこでこれからは「一点集中」をキーワードにして、メリハリのついた収益性を意識した戦い方が出来るようにしていきたいと思うのです!

経営をしている人なら誰もが「一点集中」という言葉を聞いたことがあると思いますが、実際にやってみると、これはなかなか難しいことです!

「力を一点に集中する」ということは、それ以外のことを捨てる(やめる)覚悟が必要だからです!

ダメな経営者は、売上になればどんな仕事でも受けてしまいます。

その結果、タイトな時間の中で不慣れな仕事をいろいろやることになり、忙しいけれども収益性は低く、質も向上しません。

ところが、全力で取り組み、忙しくなると、それなりの満足感があり、いろいろなノウハウを身につけた気がしてしまうのです。

しかし、一度や二度行って手に入る内容は、プロから見ればたかが知れたものです。

そのレベルでは既存の業者をかき分けて、お客様にアピールできるまでにはなかなかなれないと思うのです。

それに対して、得意なことに力を入れてそれを徹底的に極めて行けば、お金を払っても見たいものにできるかもしれません。

「さかえや」の場合は、旅館甲子園優勝が他の旅館との大きな違いですから、そこでのプレゼンテーションや太鼓の演奏などをもっと極めて、それでお金がいただけるようになったほうが、経験のない(=利幅のない)仕事に時間をつぎ込むよりも理に叶っていると思うのです。

このような脱皮(ギアチェンジ)をするときには、会社の状態をよく見て行わなければいけません!

会社やリーダーに勢いがないと、かえって失速してしまう恐れがあるからです!

今回、「さかえや」のリーダー研修を聴講に来てくれていた会社の中にも、「ここで仕掛けたほうがいいのでは?」と思う会社があったので、「このタイミングを逃さない方がいいかもしれないよ!」とアドバイスしておきました。

ギアを変えようとすることは、失速する恐れをはらんでいるので、怖いことかもしれません。

しかし、ギアを変えるタイミングがわからない経営者は、何年も同じ経営をしてしまい、いつまで経っても会社が成長しないのです!

皆さんの人生にも「ここは負けたとしても勝負しなければいけない!」というタイミングがあると思います。

皆さんは、そのタイミングに気づけるでしょうか?

今日のひとこと
「いつまでもローギアで走っていたら、いつかエンジンが焼き付きます!」


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