20171110_141427ご存知のように、私が教えているCL(建設的な生き方)は森田療法と内観法をベースに作られた教育法で、11月11日と12日は熊本大学で日本森田療法学会が開かれていました。

私は仕事で行けなかったので、移動の時間に森田療法の本を読んでいました。

そこで「事実唯真」の読み方について書かれた文章を見つけました。

皆さんは「事実唯真」を何と読むか知っていますか?

「じじつゆいしん」と読む人がいると思いますが、森田先生は「じじつただしん」または「じじつただまこと」と言っていたようです。

生活の発見会の機関誌「生活の発見」通巻620号に、森田先生に直接指導を受けた井上常七(1909年~2010年)氏が書いています。

森田先生は、聖徳太子の言葉「世間虚仮唯仏是真(世間は虚仮にして、唯仏のみこれ真なり)」からヒントを得て「事実唯真」という言葉を造られたようです。

ちなみに、虚仮(こけ)というのは「空しくて、仮のもの」という意味ですから、聖徳太子の言った「世間は虚仮にして、唯仏のみ是真なり」の意味は、「世間では金や名誉・権力などを追い求めるが、それらは真にわれわれに平安をもたらすものではない。真に心のよりどころを与えてくれるのは仏のみである」という意味になります。

長い間、政(まつりごと)の世界に身を置いてきた聖徳太子が最終的にたどり着いた人生観は、このようなものだったのですね。

話が逸れましたが、「事実唯真」の意味は、理論や理屈、言っていることには矛盾があるもので、大切なことはやったかやらなかったかであり、やったことがただ真(まこと)だという意味です。

私は昨日のブログで、正しい「価値観」「人生観」「幸福感」をしっかり持って、自分をコントロールできるようになれば、自分の目指す人生を作れるようになると書きましたが、どんなに正しい価値観を持っていても、それを実行しなければ意味がありません!

20171110_141916CLは、そのためのトレーニングなのです!

そして、事実と向き合い、実行していくことが、正しい人生観や幸福感を持つ唯一の方法だと思うのです。

誰だって家族を愛していますし、自分の人生を良いものにしたいと考えています。

しかし、実際に家族を大切にしているのか、自分の人生を良いものにしようと努力しているかと見てみると、大切なことを後回しにしている人が多いと思うのです。

先日、歳末募金のことを書きましたが、自分の子供に良い子になってほしいと願う親はたくさんいますが、子供と一緒に募金をする親は少ないのが現実です。

このように、良いことを考えたり、いいことを言うのは簡単なことですが、思っていることとやっていることを一致させることは難しいことだと思うのです!

でも、それで子供に「良い子になってほしい」と言うのは無理があると思いませんか?

私はいろいろなところで講師をさせてもらっていますが、講演で人は変わらないと思っています。

それどころか、わかったつもり(やったつもり)になってしまう人がいて、講演をたくさん聞くのは危険だとさえ思っています。

それでも「杉井さんの講演を聞いて人生が変わりました」と言ってくれる人がいますが、それは私のおかげで変わったのではなく、その方が聞いたことを実行したから人生が変わったのです!

それだけ行動には力があるのです!

私はいろいろなところでポプラ社から出ている「Good Luck]の言葉をテストをしていますが、あのテストは幸運をもたらす四葉のクローバーを探しに行くか行かないかのテストです。

そこに、その人の今の生き方が表れていると思うのです。

皆さんは、四葉のクローバーを探しに森に向かいますか?

私の場合、時には相手にとって耳の痛いことも言わなければならないので、子供や部下の幸せを思う気持ちを示すためにも、自分の課題に本気で立ち向かっていきたいと思うのです。

今日のひとこと
「人生は、あなたの行動で作られるのです!」


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