20180206_140835昨日から渋温泉のさかえやさんに来ています。

さかえやさんは、6年ほど前、経営者と社員さんとがぶつかってしまって、とてもギスギスした関係になっていました。

そこから社員さんも経営者も穏やかに働ける会社を目指してきて、旅館甲子園二連覇をすることが出来ました。

しかし、それですべての問題が解決したわけではありません。

借金もたくさん残っていますし、設備も老朽化しています。

社員さんが良く頑張っても、設備が良くなければお客様に満足していただくことはできません。

いただいたお金で、建物を直し続けるという「いたちごっこ」を続けるしかないのです。

そんなわけで今年も設備を直すのですが、配管を直してお客様が「良くなったねぇ」と言ってくれるでしょうか?

今回も設備を直すためにお金を借りるのですが、社員さんの頑張りや湯本社長の苦労をずっと見ているので、返済を考えると胸が痛くなってくるのです。

そんなとき、とても残念なことがありました。

ご存知の方も多いと思いますが、さかえやさんではひきこもりや不登校、非行問題を起こした若者の支援をしています。

人を預かったことのない人にはわかりにくいと思いますが、いろいろな問題を抱えた人を預かるということは、決して容易なことではありません。

その人に事故がないように気を使けなければいけませんし、その人たちが問題を起こしたとき、信用を失うのは会社です。

親からの依頼を受けて子供を預かっても、あとからクレームがくることがあるのです。

私も娘二人がダブル受験の2週間前に「殺してくれても結構です」と言って、半ば強引に子供を預けて行った親から賃金を請求されたことがあります。

鼻やぴ唇にピアスを8個もつけた若者を、娘たちが住む家に、しかも受験直前に預かる人の気持ちがわかるでしょうか?

きっと普通の人は他人を家に預かったりしないと思います。

それでも権利を主張されたり、うがった見方をされることがあるのです!

私は一生懸命にかかわってくれた社員さんや、多額の借金を抱えて頑張っている湯本社長の姿を間近に見ているだけに、そうした心無い言葉に胸が痛むのです。

CL(建設的な生き方)では、人からの評価はコントロールできないものだと教えています。

ですから私が30年間、朝早くからハガキを書いたり、地域の掃除をしてきても、見る人によっては自分の得のためとだと思うかもしれません。

でも、それを30年間続ける人がどれだけいるのでしょう?

確かにその一瞬だけを見たらいろいろな解釈ができると思いますが、長期的に見たり、「自分はやるだろうか?」と見てもらったら、わかる人はわかってくれると思うのです。

昨夜もさかえやの社員さん達と飲んだのですが、昨日のブログに柏屋旅館の坂本さんが「去年と全く違う新年会になりました」と書いてくれたことが大きな救いになりました。

本当にありがとうございました。

今日のひとこと
「人の評価はコントロールできません。でもわかってくれる人は必ずいるものです!」


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