DSCF1087一昨日の50kmウォークを終え、昨日は静岡経営塾でした。

今回そこでお話ししたことは、強い会社の作り方です。

私がいろいろな会社のコンサルティングをさせてもらってわかったことは、上手くいっていない会社の多くは会社の基礎が出来ていないのに結果をだそうとしているということです。

では「会社の基礎」とは何でしょう?

スポーツ競技であっても、走り込んだりして基礎体力を付ずに試合に出ても、持っているパフォーマンスを最大に発揮することはできません。

DSCF1090それと同じで、会社にもスポーツの基礎体力のようなものがあると私は思っています。

それが会社の文化であり、信頼関係(仲間意識)だと思うのです。

ところが、多くの経営者は会社の基礎体力をつけないまま、売上目標を示したり、質の向上を訴えています。

それは走り込んでいない選手に、「今度のフルマラソンで3時間を切れ!」と言っているようなものなのです。

そんなこと出来るわけがありません。

しかし、社員に話をすれば、会社の売上が上がったり、サービスの質があがると思っている社長が意外に多いのです!

DSCF1092私は経営計画を立てることは大事なことだと思っていますし、決算書が読めないようでは経営者ではないとさえ思っています。

しかし、私は20年近く決算書を見ていませんし、経営計画も立てていません。

それは決算書を見なくても利益が出ているだろうと思っているということもありますが、それ以上に利益や売り上げと言うものは、影絵の影のようなものだと思っているからです。

ですから、影絵の影である利益や売上を追うのではなく、その元となる会社の基礎体力の方を注意深く見るべきだと思うのです。

DSCF1082仕事が楽しそうで、社員さん達の表情が輝いているか?

仕事への取り組みから意欲を感じられるか?

職場の細やかなところまで目が届いているか?

職場の雰囲気が落ち着いていて、穏やかであるか?

そうしたことが影絵の元「会社の基礎体力」だと思うのです。

そうしたことを見もしないでいて、数値目標を語ったり業績の話をするのは、経営者のマスターベーションに過ぎません!

しかし、どうやったら会社の基礎体力をつけることができるのかをしらない人が多いので、毎年暑い中で50kmウォークをやっているのです。

DSCF1099その効果については、50kmウォークを歩いた人たちの感想を読んでもらったほうが、私が説明するよりも納得できると思います。

会社の基礎体力である、会社の文化や信頼関係、意欲と言ったものが揃ったら、次に重要になるものは、「戦略(どんな戦い方をするのか?)」です。

今日は「戦略」については説明しませんが、戦略が明確でないと「何を優先するべきか?」が決まって来ません。

そのため、議論しても平行線になるばかりで、不要なトラブルが起きてしまうのです。

DSCF0038その中でも、特に大事なことは「わが社は何で儲けようとしているのか?(収益部門は何か?)」ということです!

例えば、ほとんどのスーパーは仕入れた商品に利幅を載せて売ることで、利益を出そうとしています。

しかし、コストコは、商品で儲けようと思っていません!

だから仕入れた値段で商品を売るので、他のスーパーよりも安いのです!

その代わりに、会員限定にすることで、年会費で利益を出しています。

DSCF0046つまり、コストコは「年会費やさん」で、お客様が買っている商品はそのためのエサ(サービス)に過ぎないのです。

何でもかんでも儲けようとしたら、商売がいやらしくなって人が離れるばかりです。

自分の会社はどこでお客様を喜ばせ(サービスするのか)、どこで儲けるのかをハッキリさせる必要があると思うのです。

皆さんの会社は、会社作りの基礎が整っていますか?

あれもこれもやろうとしたら、すべてが中途半端になるし、結局は鵺(ヌエ)のようなバケモノになってしまうと思うのです。

DSCF0050売上目標を掲げたり、質の向上を言う前に、まず会社作りの基礎を固めていきましょう!

今日のひとこと
「意欲のない社員が、業績を伸ばすはずがない!
手をかけて会社を作らずにいて、業績を伸ばそうと思うな!」


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