DSCF0178無事、ミューレンに着きました!

途中、電車から見る景色もきれいで、天気にも恵まれていい旅になっています。

しかし、ホテルのWi-Fiが弱くて、なかなかブログがアップできません。

DSCF0183何度も挑戦していますが、この先、どうなるかわからない状態です。

私はこのところ、日本と欧米社会の働き方の違いを調べています。

先日、日本では金融庁が発表した「老後に2,000万円が必要」という報告書が話題になりましたが、欧米では老後をどうしているのでしょう?

DSCF0188この報告書を読むと、総務省「家計調査」(2017年)のデータを基に「夫65歳、妻60歳以上の夫婦のみの無職世帯」の収支を示しています。

内容は、毎月の実収入が約21万円、実支出が約26万円で、5万円の赤字を埋め合わせるには「20年で約1300万円、30年で約2000万円」が必要という内容です。

DSCF0199しかし、65歳の人が保有する平均的な金融資産は2252万円ですから、多くの年金生活者はこれを取り崩して不足分を賄っていると言うのです???

ここで問題となるのは、「平均値=平均像」ではないことです。

DSCF0224外国ほどではありませんが、日本にも1兆円を超える資産を保有する富裕層が存在します。

その人達が「平均値」を大きく引き上げるため、平均値が非現実的な数値になっているのです。

DSCF0226金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査(二人以上世帯)」(2018年)では、60代の22%、70歳以上では28.6%が「金融資産を保有していない」と回答しています。

2,000万円以上の金融商品を保有しているのは、60代で28.2%、70歳以上で27.9%にすぎないのです!

DSCF0004多額の金融資産を保有する「3割」とほとんど保有していない「3割」に高齢者が二極化しているのが現実で、「平均的な高齢者が2000万円の金融資産を保有している」とするのは実態とかけ離れているのです。

DSCF0006-2この結果、2,000万円の蓄えのない7割の高齢者を中心に「自分たちは生きていけないのではないか?」という不安と怒りが広がったわけです。

しかし、報告書を読んでみると、人生100年時代に備えてどうしたら良いかもちゃんと書かれています。


DSCF0014その方法は、①資産形成(運用)、②計画的な取り崩し(節約)、③就労延長です。

このうち最も効果が大きいのは、③の就労延長でしょう。

つまり、定年しても働くことです!

DSCF002065歳から年収300万円の仕事をすれば、10年間で3,000万円の収入を得られます。

年収200万円なら2,000万円、年収100万円でも1,000万円の収入が手に入ります。

DSCF0023運用や節約でこれだけの収入を確実に得ることは難しいと思います。

そもそも老後問題というのは、「老後が長すぎる」という問題なのですから、働いて老後を短くすれば「問題」そのものがなくなるのです。

DSCF0025欧米ではこうした考え方(生涯現役)が、当たり前になっているのです!

ところが、日本では「老後も働く」という意見に反発する人が多いのが現実です。

DSCF0022-2その人たちにとっては、仕事は「生きがい」ではなく「苦役」なのです!

年功序列・終身雇用の日本的な雇用環境では、「あなたにお願いしたい!」と言われる専門的な知識や技術がなかなか身に付きません。

DSCF0017幹部になれるかどうかは30代で決まると言われていますから、出世レースから脱落した人は、その後30~40年間もしたくもな仕事とをして会社にしがみつくことになります。

そうした人達にとって、「生涯現役」が意味するものは、「無期懲役」と同じなのです!

DSCF0228それに対して、欧米で定年が問題とならないのは、多くの人が「スペシャリスト」として働いているからだと思います。

彼らは自分の専門分野を決めて、転職しながらキャリアアップしていきます。

DSCF0233それに対して日本人は、いまだに言われたことをやっていれば給料が増え、老後が安定するという感覚でいるのです。

ここに日本と欧米社会の働き方の違いがあると思うのです!

P.S.写真の位置を調節することもできないので、見苦しくてすみません。

今日のひとこと
「あなたにとって働くことは嫌なことですか? それとも生きがいですか?」

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