DSCF0624昨日でCL(建設的な生き方)基礎講座の前期が終了しました。

今回は福岡、山口、石川、群馬、埼玉、愛知、静岡といろいろなところから年齢や立場の異なる方たちがたくさん参加してくれました。

それぞれに人生があり、いろいろな思いがあって参加してくれた方たちですから、少しでもその人達の役に立ちたいと思って講義させてもらいました。

参加者の方々には、この3日間でいろいろな課題に取り組んでもらいましたが、その課題にはその人の生き方の癖がハッキリと現れます。

参加者の中には「えっ、私ってこんな人間なの!」と驚いたり、「そんなはずがない!」という気持ちが湧いたりするかもしれませんが、そうした事実をあるがままに受け入れることからCLの勉強は始まります。

私が受講したときも、私が薄々気づいていた自分の癖が課題に出ていて、つい目をそむけたくなった記憶がありますが、その課題を作ったのは間違いなく私自身なので言い訳ができません。

DSCF0637そのため「私はこうやって自分の人生を作ってきたんだなぁ。これじゃあうまくいくわけないな」と思った記憶が今でもあります。

そんな私にするとCLの基礎講座の前期は、自分が乗るレースカーの点検作業をしている感覚です。

自分が乗るレースカーが左に寄る癖があるとわかっていれば、「運転中、少し右に寄せ気味に走ろう!」と意識できるからです。

私はこの研修を25年ほど主宰していますが、そこには明らかな傾向があります。

それは年々「内観」が弱くなっていることです!

CLは森田療法と内観法がベースとなって作られていて、CL森田は「自分のことをコントロールすること」をCL内観は「人の支えを認めること」を教えています。

具体的に言うと、内観法は「人にしていただいた事実を認める」「人にして差し上げた事実を認める」「人に迷惑をかけた事実を認める」を調べるのですが、私たち日本人は間違いなく25年間でそうしたことに気づく力が落ちていると思うのです。

DSCF0657その結果どうなるかというと、人からの愛情が感じにくくなり、「私は頑張っている! それなのに・・・」と自分を支え、自分のことを応援してくれてい人たちに不満を感じやすくなるのです。

これって不幸なことだと思いませんか?

レイノルズ博士はこの状態のことを「水の中にいるのに喉が渇いている状態」と表現しました。

人の愛情(してくれている事実)がわからないから、自分を支え、応援してくれた人が傷つくことを平気でしてしまうのです。

皆さんは自分の人生をどんなものにしたいと思っているでしょうか?

私はたくさんの人のやさしさに包まれた人生にしたいと思っています。

それなのに、今の私たちは間違いなく人のやさしさに鈍感になっていると思うのです。

皆さんは、自分のことを大切に思ってくれている人が悲しくなる行動をしていないでしょうか?

DSCF0687私はたくさんの大切なものを自分の手で傷つけてきたことをよく知っています。

だからもうそうしたことはしたくないと思って生きているのです。

今日のひとこと
「手を伸ばして上ばかり見ていると、支えてくれている台が見えなくなります。」