DSCF0039-2-2今年、さかえやで内定を出したのですが、体調を崩してしまい入社できなかった女性から暑中見舞いが届きました。

そこには「杉井さんやさかえやの皆さんからもらったハガキは私の宝物となっています。」と書いてありました。

普通、その会社に入社しなかったら、それで縁が切れてしまい、ハガキなど書かないものです。

それなのにわざわざハガキを書いてくれたのです。

DSCF0040それだけでも内定を決めた私の判断は正しかったと思いました。

早く元気になってほしいものです。

私達は「いい人生にしたい」と願っていますが、いい人生にするためにはどうしたら良いかを考えている人は少ない気がします。

お金についても同じで、お金が欲しいと思っている人は多いのに、どうしたらお金が集まるかを考えている人は少なく、ただ目の前にある仕事をこなしている人が多い気がするのです。

DSCF0024-2-2私はそうした生き方を否定するつもりはありませんが、サッカーでも野球でもどうしたら得点がとれるのかをわからないままゲームをしていたらつまらなくなると思います。

水泳でもどうしたら前に進むのかをわからないまま、水しぶきだけバシャバシャ立てていたら疲れてしまうと思うのです。

では、どうしたらいい人生になり、お金が豊かになるのでしょう?

昨日「強さの秘密」でも紹介したように、私は他者に対して好意を持ち、人に興味を持つことだと思っています。

DSCF0043人から親切にされて嫌な人はいないと思いますし、お金をどこに使うかは人が決めるものです。

だから、人に好かれて、人がお金を払いたくなることをすれば、お金だってきっと儲かると思うのです。

事実、人生がうまく行かない人は、自分の幸せ(得)や正しさばかり主張している気がします。

しかし、人生のコツも商売のヒントも「どうしたら人が喜ぶか?」にあると思うのです!

DSCF0035ではどうしたら、人の幸せを願えるようになれるのでしょう?

私は小さなころから自己中心的で、自分のことばかり考える人間でした。

ところが父の借金を背負って会社を経営するようになり、人に助けてもらわなければどうにもやって行けない状況になって、「こんな生き方をしていてはいけない!」と思うようになりました。

そこで自分の自己中心的なところや傲慢なところを直すために複写でハガキを書くことにしました。

DSCF0020複写で書くのは、その人のやさしさを大切に私の人生に刻むためです。

もう30年になりますが、人の素敵なところを見つけてそれをハガキに書いているうちに、私のような人間に親切にしてくれる人が増えてきました。

30年の間には、社員が辞めていったり、社員が人を殺してしまって会社名がニュースで流れることもありましたが、夜眠れないときもしてもらったことにお礼のハガキを書いていると心が穏やかになってきて救われたものです。

そんな私でも、いまだにハガキを書くことが億劫になるときがあります。

DSCF0011-5そういう時は間違いなく自己中心的になっているときです!

だから、そういう時は注意が必要なのです!

人を幸せにした人が幸せになれるし、人を喜ばせるところにお金が集まるのですから、皆さんもハガキを書いてみてはどうでしょうか?

その幸せが人生に刻まれるように複写で書くことを私はお勧めします。

今日のひとこと
「人を幸せにすることを面倒に感じる時は、間違いなく危険な時です!」


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