私の家には書庫があり、そこにはこれまで読んだ本がぎっしっり並べられています。

本は大きく分けて「経営の仕方」「儲け方」「リーダーシップ」「心理学」「生き方・考え方」「古典・史実」の6分類に分かれています。

しかし、もう私が会社を経営することもありませんし、私が処分しておかないとあとに残った人に大変な負担をかけます。

そこで昨日は本の整理をしました。

今回は主に「経営の仕方」「儲け方」「リーダーシップ」「心理学」の本を処分しました。

私がここまでやってくるうえでとても役に立った本ばかりで、大切にしてきた本ばかりです。

その中には絶版になっている本もあって、アマゾンで調べてみるとビックリする金額になっているものもあったので、古本屋に売るのではなく静岡経営塾の人たちに譲ろうと思って分別しました。

きっと役に立つ本ばかりだと思うので、役立たせてもらえたら幸いです。

私は専門書を読むときは3色ペンを使い、サマリ(要点)を赤色、具体例を緑色、補足説明や問題点を青色で線を引きます。

そうしておくと調べものをしたいときに「この内容は、あの本のあのあたりにあったな!」と、探したい内容がすぐに見つるようになります。

この作業によって「本」が「資料」になるのです!

この資料化によって頭の中に本の内容が整理されて入るので、どの本のどのあたりにその内容が書かれていたかが、だいたいわかるのです。

本を資料化してみて「この本の内容は重要だ!」と思ったら、私はその本をもう1冊買います。

資料化された本は、線を引いたことでどうしてもその時の自分が重要だと思ったところに目がいくようになるので、ニュートラルな本を用意しておいて、もう一度学びなおすときは何も書かれていない本を読むのです。

昨日、本を整理していると、同じ本が3冊ある本がいくつかありました!

今ではオーディブルが普及して「本を読む」のではなく「話を聞く」時代になってきましたが、私は古い人間なのでやはり本で読まないと内容が頭に入ってきません。

オーディブルは買う本を探すのにはいいのですが、専門的な内容は興味のあるポイントが頭に残るだけなのに理解したつもりになって、内容をきちんと理解することには向いていない気がします。

CL(建設的な生き方)の講座を受講した人ならわかると思いますが、普通の人は他人の話をほとんど聴いていません。

私はカウンセラーの仕事もしてきたので、人の話を一言一句細かく聴いている方だと思いますが、それでもオーディブルできちんと内容を理解することは難しく感じました。

これはあくまで私の場合で、人によって違いがあると思うので自分に合った方法、内容に合った方法を選んでいってもらえたらと思います。

私は今回の本の整理で「経営」や「心理学」などの本を処分しましたが、「生き方」「考え方」にかかわる本や「古典」「史実」などはあまり処分しません。

それはこれからも一人の「人間」として生きていくので、生き方の「指針」が重要だと思うからです。

今の人は「知識」や「ノウハウ」には興味を持ちますが、その元となる「どうなりたいか?」はあいまいです。

そしてそれ以上に「何が価値か?」「どう生きるべきか?」が不明確な気がします。

DSCF0027-2それではいくらお金を儲けたとしても、意義のある人生は作れないと思うのです。

明日の
2023年最後のブログではそのことについて書くつもりなので、ぜひ楽しみにしていてください。

今日のひとこと
「テクニックや知識では、価値のある人生は作れないのです!」


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