昨日は、さかえやのリーダー研修と子育て・人材育成セミナーを行いました。参加してくださった経営者の中には、コロナ禍の影響で売上が減っている方もいて、その方は「第三次世界大戦が起きたようだ」と言っていました。
それはさかえやも同じで、昨日はお客様がたった1組しかおらず、2月にはしばらく休館する予定です。
こうなると、経営者は社員さんに「経費を節約しなくては!」「社員さんにも大変なことをわかってもらいたい!」という気持ちになりがちです。
私も経営者ですので、そうした気持ちは痛いほどわかるのですが、ここでの対応がとても大事だと思っています。
もちろん昨日紹介したように新たな事業展開を探すことは大事なことですが、ダメな時にジタバタするとかえって悪い状態に陥るものです。
ですから、こうしたときに一番大事なことは、会社のモラール(士気)を落とさないことだと思っています。
例えば、社長が「経費を節約しろ!」と言うのは悪いことではありませんが、あまり言い過ぎると会社の雰囲気が重くなり、少しの経費のために会社の士気が下がりかねません。
こういうときは、ぜひ南極探検隊の実話「そして奇跡は起こった」を参考にしてほしいと思います。
南極探検隊のシャクルトン隊は、南極大陸の直前に座礁してしまいます。
そのときシャクルトンがとったリーダーシップによって、シャクルトン隊は極寒の南極から一人の死者も出さずに、全員で生還したのです!
シャクルトンは、船を捨てる際に個人の荷物はほとんどすべて捨てさせました。
移動を楽にするためです。
それなのに、シャクルトンは楽器のバンジョーは持って行きました。
過酷な状況を乗り切るためには、笑いや楽しみが必要だとわかっていたのです。
また、体力が弱った人がいたら、その人を気遣って休んだとわからないように休憩をとったり、割り当てられた自分のビスケットをその人のポケットにそっと入れたりしました。
そうしたやさしさの反面、自分勝手な行いには厳しく対応していきました。一人ひとりがわがままを言い出したら、全員の命にかかわるからです。
ルールを守らせるために、シャクルトンは大変な仕事を自分が率先して引き受けていました。
つまり、
・職場の雰囲気を明るくすること
・社員の状態に心を配り、配慮すること
・自分勝手な行動やわがままは厳に慎ませる(全員の命にかかわる)
・苦しい仕事は、自分が率先して引き受けること
が、南極から全員で生還できたポイントだったと思うのです。
先日紹介した良寛和尚は「災難に遭う時節には災難に遭うがよく候、死ぬ時節には死ぬがよく候、是はこれ災難をのがるる妙法にて候」と言っています。
簡単にいうと「どうにもならないことをどうにかしようとするのではなく、受け入れなさい」という意味です。
これはまさにCL(建設的な生き方)の「あるがままを受け入れる」ということです!
そのうえで、よく観察して「なすべきことをなす」ことがCLなのです!
自分が苦しいとつい他の人にプレッシャーをかけたくなりがちですが、金の卵を産むガチョウの首を絞めたら、卵を産むどころかガチョウを殺してしまいます。
それでは元も子もないので、ぜひ会社の士気を高めていってください!
その逆に、この厳しい時期に自分勝手なことを言ったり、社長の指示に従わない人がいたら、その人がどんなに優秀な人であっても辞めてもらった方がいいと私は思っています。
たくさんの会社を見てきて、「ビジョナリーカンパニー2」に書かれている「誰をバスに乗せるか?(どんな人とチームを作るか?)」が良き企業を作るうえでの一番の要だと思うのです。P.S.私は「このブログを3回読んでください!」なんて言いません!(笑)
今日のひとこと
「苦しい時こそ、仲間の努力を認めて、会社を盛り上げましょう!」

























