一応、断っておきますが、
私自身もバブル時代とはいえ、まだまだ4年制大学を出た女子(特に専門職)の就職が難しい時代、就職活動は人生でぶち当たった第一の壁でした。
総合職として入った会社でも、「これからは女子も採らなければ」という会社の方針はあるものの、現場にはその理念は浸透しておらず、男性上司の心無い言葉に毎日、「顔で笑って心で泣いて」のOL生活も経験しました。

(この話を今の学生さんたちにするとびっくりされますが・・・。)

だから、今こうやって女性だということを卑下せず、また気負わず仕事ができることを本当に感謝しています。

ただ、それは、一生懸命に仕事を頑張ってきた女性社会人の先輩の皆さんとその能力を認めた社会のおかげだと思います。

行政に「男女共同参画」等という言葉が出てきて、やれ「男女共同参画担当大臣だ」「男女共同参画計画だ、指針だ」と行政政策してそれに取り組みだしてから残念ながらおかしな方向に進んでいるとしか思えません。

以前務めていた自治体にも男女共同参画の部署があり、立派なハコモノもありました。
あるとき、尊敬している女性の先輩がこの部署のトップとして異動されました。

この先輩、同じ中学・高校出身ということもあり、私のことをとても可愛がってくれました。
人あたりがよく、それでいて自分の意見もしっかり発言する本当に男性に負けないくらい仕事ができる方でした。

が、この部署に異動になってから、どんどん痩せていかれたのです。

「大丈夫ですか?」
お顔を拝見するたびに心配そうに訪ねる私に
「ダイエットに成功しただけよ」と笑顔で答えてくださいましたが・・・・。

何年かして、違う部署に異動された先輩は、またもとの健康そうな容姿に戻られました。

その後、仕事で「男女共同参画センター」なるモノに行ったとき、なんとなくその理由がわかったような気がしました。

なんとその掲示板にはどう見ても政治的に「左」と呼ばれる団体のビラがずらり。
「憲法9条」(なんで男女共同参画に関係あるのか??)の問題や当時の小泉政権を非難する内容の集会の案内。従軍慰安婦や戦後補償問題まである始末。

「私がここの課長だったら、こんな左翼団体全部追い出してやる!」
と憤りを感じました。だって、普通の市民の方が利用できないじゃないですか!

が、やり手の先輩でもできなかった何か「深い圧力」があったんだと思います。

さて、その男女共同参画なるものが登場してからなんでも形から入ろうという風潮が目立ってきました。

「男の子は青、女の子はピンクって決め付けるのはいけない」
そんなへんな決まりのせいで、公共施設の中には「一体どっちが男子トイレ?」って言うようなところが多々あります。
子育て支援の冊子を作ったときも、表紙のイラストでお母さんが着ている服がピンクだという理由で印刷にストップがかかったことがありました。

「はっきり言って、そんなことどうでもイイやん。」

昨日参加したイベントでの出来事です。
男性を対象としたお料理の講座だったのですが、いきなりスタッフの女性の方が入ってきて参加した方々の自己紹介が始まりました。

その中で、年配の男性が「うちの家内が」と発言したとたん、スタッフの女性が、口を挟みました。
「その言い方はおかしいですね。正式には『妻』です。」

思わず唖然としました。

男性対象の講座は参加者集めがとても難しいのです。
その苦労も知っているので、他人に自分の信念を押し付けるスタッフの発言に耳を疑いました。

別に家内と言おうが、細君と言おうが、奥様と言おうが、奥方と言おうが、妻と言おうが、ハニーと言おうがいいじゃないですか?

ちなみに私は友達と話すときは「うちの旦那がね~」とか、「ダーリンがさ~」と言ったりしますが、きちんとした場所で話すときは「主人が」といいます。

配偶者をなんて呼ぶかはTPOの問題。日本人としての礼儀です。
子供の頃、「家ではお父さん、お母さんでいいけど、外でお話しするときは、父、母っていいなさい」と教わったのと同じだと思います。

最後のまとめでこのスタッフの方は、
「スーパーの袋を持って歩いている男性が増えた。男性が赤ちゃんを抱っこすることが恥ずかしくなくなった。男女共同参画が進んで、いい時代になった。」
と、おっしゃいましたが、果たしてそうでしょうか?

「男子厨房に入らず」でも、外では自分の奥さんのことをよく言わない男性でも(これは武士道の精神です。本当に身内だと思うから外で自分の家族を褒めない。)、死ぬまで添い遂げて「この人と結婚してよかった」とお互い思えた時代。

子育ても家事も全部分担。おまけに相手の姓を名乗るのは嫌とかで「選択性男女別姓」が議論される時代。
気がつけば離婚率は3割を超えています。

さらに、行き過ぎた「男女共同参画」のせいで、若い女性の専業主婦願望は増加の一途です。一方で男性は「結婚するなら働く女性がいい」という傾向が強まっています。

これで本当にいい日本になったと言えるのでしょうか?

歯車が狂いだしたのはどこなのか?

おかしいことはおかしいとはっきり言っていかなければなりません。

今日のブログのタイトルのようなことを男性が発言すると、感情的になり大変なことになってしまいます。
女性が理論的に反論していくことが求められているのかなと思います。

「それなら私に任せてください。」

これぞ、「女性の強み」でしょうか(笑)