2011年05月26日

近況

 お久しぶりです、杉浦です。

 時々は更新もしないとね。

 我が家では、この4月より長男 ○作が小学校へ入学、次男 □作が幼稚園に入園し、とことこ歩き始めた三男 △作がおうちでお留守番という構図がはじまっております。○作クンもいろいろあるようなんですが、それはまたおいおい。今日の主人公は次男の□作クンです。

 長男はとても言葉が早く、幼稚園入園前から全然コミュニケーションに不都合を感じたことが無かったので、うちの子たちは言葉で不自由することはあんまりないのかなぁ、なんて油断していましたが、次男はとんでもなく日本語に疎い。

 おいら“ねぇ、□ちゃん、いま何歳だっけ?”  □作“えーっと、・・・ しゃんしゃい。”(って言いながら指は2本だったりする)  こんな感じ。

 4月当初は連日脱走する次男を毎日毎日幼稚園の先生方が追いかけてくださって、“毎日追いかけっこで一日が終わります”と連絡帳に書かれていたようなのですが、最近は多少の社会性を身につけている様子で、先生に褒められたことなどを自慢げにお話ししてくれます。

 相変わらず体型は、決して太っているわけじゃないんですが、むっちりしていて見る人を幸せにしてくれるたたずまいで、およそイケメンからは程遠いルックス。昭和の香り全開のかわいい□ちゃん。見栄えのDNAはもっともおいらのものを色濃く受け継いでしまった様子。(中身も?)

 そんな次男が今日の朝ごはんの時においらに話しかけてきました。
次男“パパぁ”  おいら“なぁに、□ちゃん”
おもむろに彼は柏手を打つように、パンパンと2回手を叩いて、自分の胸の前で手を開きました。おっ、これは教育テレビ“みぃつけたっ”のお手々絵本だな。何かお話、してくれるのかな?
次男“むかし、むかし、あるところにおじいさんとおばあさんが住んでいました。” うむうむ、よくある滑り出しだ。いいぞ、□ちゃん。
次男“・・・・、桃太郎もいっしょに住んでいました。” あれ?
次男“桃太郎はオニを、えい、やぁってやっつけました。・・・ある日、おじいさんは山へ、おばあさんは川へ行きました。”  おぉ、まさかの展開だ。弟の存在か?
次男“大きな桃が流れてきて、みんなで食べよぉって思って切ったら、中からきれいな赤ちゃんが出てきました。”
・・・・どうすんだ?
次男“・・・・ お姫様が赤ちゃんを大きくしました。”  ん? 
次男“・・・・・   (ちょっと困り顔)・・・・ おしまい”   あら・・・

まぁ、聡明な方は一寸法師的な色が混じってきたことにお気づきでしょう。
おいら“そっかぁ。でも□ちゃん、桃太郎っておばあちゃんから何かおいしいのもらわなかったっけ?ほら、腰にこうやってぶら下げて・・・”
次男“あっ! だんごっ!”
おいら“そうそう。で、どうしたんだっけ?”
次男“ええっとねぇ・・・  あげた。” いや、そういうことじゃないなぁ。
おいら“みんなでおいしく食べました。めでたし、めでたしってか?”
次男“ううん、オニをやっつけた、えい、やぁって。” そこを押すねぇ。
おいら“だれと?”
次男“いぬぅ。わんわんって。あとぉ、サル。うきききぃっ!・・・・・あとねぇ・・・”  そうそう、これがなかなか出ないんだよね。ちょっと馴染みないもんねぇ。
次男“・・・えっとぉ、えっとぉ、・・・・・  とりっ!” そーです、鳥ですね。いいと思います。
おいら“ まあな、鳥だな。何て名前だっけ?”
次男“ えっとねぇ、・・・ジク、かな?”   惜しい・・・・のか?
おいら“キジ、だな。”    次男“キジっ!”

かくしてお話は完成。何をバカなことを、とお思いかもしれませんが、次男的には大進歩。まさにGiant Stepなのであります。少しでも滑らかな日本語を身につけていただければ、と切に願う今日この頃。がんばれ、□ちゃんっ!

sugiura_ent_clinic at 14:31│Comments(0)

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