歯周病専門医サイトブログ

歯周病専門分野のブログです。 横浜市 大船駅徒歩3分、大船駅北口歯科

歯周形成外科 と ジルコニアオールセラミック

2016年11月28日(月曜日)です。


このブログは「大船駅北口歯科 歯周病専門サイト」です。

今日のテーマは、
『歯周形成外科 と ジルコニアオールセラミック』になります。


私のような歯周病専門医の治療として
当然のことながら重度歯周病の治療があります。

歯がグラグラしている状態で
歯を支えている状態を改善させる治療も良く行っています。
以下のような症例もそうです。
スライド5


スライド6


スライド2


本日は詳細は省きますが、
歯を支えている骨が非常に吸収しており、
他歯科医院では多くの歯を抜歯しなければいけないと診断された方です。

そこで歯周病専門医である当医院を受診されました。

今から15年前のケースです。

このような患者様を歯周病治療を行い、
セラミックの被せ物で噛み合わせの改善を行い、
動揺している歯の固定も行いました。

以下のように治療しました。
スライド4


スライド3



15年前は、いわゆるセラミックという素材で治療を行っています。

セラミック と ジルコニア や オールセラミックはまったく違う素材です。

この違いについては、前回のブログをご覧になって下さいね。


重度歯周病の治療というのが私の診療の基本となっています。


本日はそうした歯周病の治療とは少し違う症例を紹介します。


歯周病専門医は、他にもさまざまな対応をして治療を行っています。

その一つが歯周形成外科という治療です。

英語では periodontal plastic surgeryと言います。

どのような治療かと言いますと
大まかに言えば、
審美的なことを目的とした歯肉の治療を主に行います。

本日はそうした審美性の改善のために歯周形成外科:periodontal plastic surgeryを行い、ジルコニアオールセラミックで治療を行った症例を紹介します。

まずは治療前の口腔内写真です。
スライド1


上顎前歯部ですが、
歯の長さが全然違いますよね。

長い歯もあれば
短く見える歯もあります。

長さがバラバラです。

これでは笑った時に当然のことながら奇麗に見えません。

こうした状態を改善させるのが歯周形成外科 periodontal plastic surgery なのです。

歯が短く見える部分を外科治療により長くさせ、
長く見える部分には歯肉を移植して盛り上げます。

こうした治療は決して簡単ではありません。
左右のバランスを適切に整えることは
それなりに経験が必要な治療です。

治療途中は省きますが、
以下が治療後です。
スライド2


左右のバランスが整えられています。

以下は術前と術後の比較です。
スライド3


笑った時の見た目は非常に重要です。

歯の長さが大きく違ったり、
出っ歯であったり、
歯肉が見えすぎたり

様々な問題を抱えている方は、結構多いです。

しかし、治るのか?
どこで治療ができるのか?

多くの患者様は、分からないのが実情です。

こうした審美的な問題を解決するのも
歯周病専門医の得意とする分野なのです。

被せ物はジルコニアオールセラミックです。


次回もこうした話をしましょう。





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ジルコニア オールセラミック と 噛み合わせ・歯周病の関係:その2

2016年11月21日(月曜日)です。


このブログは「大船駅北口歯科 歯周病専門サイト」です。

今日のテーマは、
『ジルコニア オールセラミック と 噛み合わせ・歯周病の関係:その2』
になります。


前回のブログをご覧になっていられない方は、
本日のブログの前に見ていただいた方がより分かりやすくなります。
前回のブログ:ジルコニア オールセラミック と 噛み合わせ・歯周病の関係:その1

ジルコニアオールセラミックにはいくつかの種類があります。

一般的に言われるジルコニアというのは、
ジルコニアの表面にセラミックを焼き付けて作製されます。
このタイプを
レイヤリング ジルコニアと言います。

つまり、
皆さんが見える表面はセラミックで
内部にジルコニアが使用されているのです。
現在のセラミック治療の主流です。


従来のセラミックの場合、
この内部に使用されているのが金属です。
10年以上前にセラミック治療を行っている方は
ほとんどがこのタイプです。

従来型のセラミックは、
メタルボンド(陶材焼付鋳造冠
)と言います。

メタルボンド(陶材焼付鋳造冠)は、内部に金属が使用されているため
光の透過性が悪く、審美的ではありませんでした。

またメタルボンド(陶材焼付鋳造冠)は、歯肉の根元が黒っぽく見えることも多くあり、
メタルボンド(陶材焼付鋳造冠)装着後に数年経ち、
歯肉が退縮した場合には、退縮部分から金属の黒っぽい部分が見えてしまうこともありました。

また当然のことながら金属を使用しているため、
金属アレルギーに対する問題もあります。

当医院では、金属を使用したメタルボンド(陶材焼付鋳造冠)は、
現在使用しておりません。

しかし、内部に金属を使用しないと強度が保てないため、
今までは金属のフレームを内部に使用してきたのです。

ジルコニアは、強度が非常に高いため、
金属フレームの代用として使用されるようになってきました。
もちろん 金属ではありませんので、
色は白です。

しかし、このジルコニアセラミックの欠点もあります。
先にも説明しましたように
レイヤリング ジルコニアは、
内部に高強度のジルコニアは使用されていますが、
見える部分(表面)は、セラミックです。

このタイプのレイヤリング ジルコニアは、審美性は高いのですが、
表面のセラミックが欠けることがあります。

セラミック自体は、さほど強度が高い素材ではありません。

レイヤリング ジルコニアは、前歯に使用されることが多いです。

そのため、現在では奥歯のような噛む力の負担が強い部位では、
ジルコニアを100%使用したタイプが適応されます。

ジルコニアが100%ですから割れる心配は非常に低いです。
このタイプのジルコニアを
フル ジルコニアと言います。

ジルコニアには、この他にもいくつものタイプがあります。

プレスオン ジルコニア
キャドオン ジルコニア
ラピッドレイヤー ジルコニア

というのがありますが、今回は省略します。

さて100%ジルコニアであるフル ジルコニアですが、
噛み合わせの負担がある方には非常に適しています。

例えば、
金属アレルギーがあったり、
従来型のセラミック(メタルボンド:陶材焼付鋳造冠)の審美性に問題がある方であったり
した場合には、
金属をまったく使用しないオールセラミックを選択することになるのですが、
奥歯で欠損が多く、ブリッジとしなければいけない場合であったり、
噛み合わせの負担が強い場合には、
レイヤリング ジルコニアでは、破損する可能性がありますので、
100%ジルコニアであるフル ジルコニアが適しています。


前置きが非常に長くなりましたが、
症例を見て行きましょう。
スライド01


上の写真は下顎を噛む面から見た状態です。
左側の奥歯に従来型のセラミックブリッジ(メタルボンド:陶材焼付鋳造冠)が装着されていますが、
強度の弱いセラミック部分が破損しています。
その結果、金属部分が口腔内に露出するようになり、
審美的にも問題が生じています。

スライド02

この部分がブリッジです。

レントゲン写真で見てみましょう。
スライド03

この部分が従来型のセラミックブリッジ(メタルボンド:陶材焼付鋳造冠
)です。

歯の欠損している部分を×印、
ブリッジの支えとなる歯の部分を
で記載します。
スライド04


このようなタイプの方は、
ジルコニアフレームにセラミックを焼き付けた
レイヤリング ジルコアでは、
セラミック部分が破損する可能性がありますので、
破損がしにくい100%ジルコニアフル ジルコニアを使用することにしました。

次の写真は、100%ジルコニアフル ジルコニア
治療した後です。
スライド05


以下は、治療前と治療後の比較写真です。
スライド06




少し前までは、100%ジルコニア(フル ジルコニア)は強度はあるが、
レイヤリング ジルコニアと比較すると審美性に劣りましたが、
現在ではそんなことはありません。

100%ジルコニア(フル ジルコニア)も審美性は非常に高くなってきました。




次のケースを見てみましょう。

この症例は、先日インプラントブログにも掲載したケースです。

インプラント治療後にも先ほどと同じように
従来型のセラミック(陶材焼付鋳造冠
)が使用されることが多かったですが、
患者様のご希望もあり、
当医院では、インプラントにも従来型のセラミック(陶材焼付鋳造冠)を使用することは
なくなってきました。

以下は初診時のレントゲンです。
右上の奥歯が5歯分欠損しています。
スライド07


患者様は、義歯(入れ歯)の治療は希望されなかったため、
インプラント治療で対応するこになりました。

以下は口腔内写真です。
上の歯を噛む面から見たところです。
スライド08



以下は、インプラント手術が終わった直後のレントゲンです。
スライド09



以下は、100%ジルコニア(フル ジルコニア)を装着した後です。
スライド10


100%ジルコニア(フル ジルコニア)を使用することで
強度、審美性ともに問題なく治療が行えました。


以下は治療後のレントゲン写真です。
スライド11




ジルコニアには、いくつかのタイプがあり、
その症例によって使い分けるようになってきています。


次回のブログでもそうした話をしたいと思います。





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ジルコニア オールセラミック と 噛み合わせ・歯周病の関係

2016年11月 7日(月曜日)です。


このブログは「大船駅北口歯科 歯周病専門サイト」です。

今日のテーマは、
『ジルコニア オールセラミック と 噛み合わせ・歯周病の関係』になります。


さてこのところオールセラミックと歯周病について解説しています。

前々回は、
歯周病の方に
歯周病治療後に
ジルコニア オールセラミックでグラグラしている歯を固定すると同時に
噛み合わせの改善を行った症例をみていただきました。

再度提示すると以下の症例でした。

初診時が以下です。
スライド5


そして治療後に以下です。
スライド6



本日ご紹介するケースは、歯周病でもあったのですが、
最も大きな問題は噛み合わせです。
ちょっと前にも少し話をしたケースですが、今回はもう少し詳細を解説します。

噛み合わせに大きな問題があったため、
ジルコニアで対応したケースです。

さっそく 初診時の口腔内から見てみましょう。
スライド1


上顎の前歯のセラミックが破損(欠けた)とのことで来院されました。

確かに前歯が欠けています。
セラミックはこうして破損した場合、口腔内で修復することが困難な素材です。

この理由として、
この患者様に使用されているセラミックは瀬戸物(陶材)であり、
以下のように制作してあります。

まず、金属のフレームを作ります。

この金属フレームに陶材を焼き付けて作製します。

1000℃以上の高温の釜で陶材を金属に焼き付けるという作業が必要になります。

そのため、従来から使用されているセラミックは、
日本語で陶材焼付鋳造冠
(とうざいやきつけきんぞくかん)と言います。

口腔内でこうしたセラミックが欠けた場合には、
セラミック部分を一旦撤去して、
再度セラミックを1000℃以上で焼き付けることになるのですが、
当然のことながら口腔内ではできませんよね。

一度セラミックを口腔内から撤去することができれば
可能な話しですが、
天然歯にくっつけてあるセラミックを外すことは基本的に無理です。

それはセラミックは取れないように強いセメント(接着材)でつけてあるからです。

状況によりセラミックを仮止めすることがありますが、
こうした場合には、仮止めなので、
比較的簡単に一度撤去することができますが、
基本的には、取れないように強いセメントでつけてあります。

そのため、セラミックが欠けた場合には、応急処置として、
樹脂で欠けた部分を修復することになります。

この作業は1日でできますし、
セラミックを取り外すことはありません。
比較的簡単に行えます。

しかし、もともとセラミックが欠けるということは、
樹脂でくっつけても再度破損する確率が高いです。

根本的にセラミックと樹脂をきちんとくっつけることは難しいこともあります。

また、樹脂自体は、プラスチック製ですので、必ず変色します。
元々のセラミックとも色合いが合わないことが多く、
いかにも貼付けたという見た目になることもあります。

欠けた部分に樹脂を貼付けたとしても
すぐに取れてしまうケースも多いです。

そのため、セラミックが欠けた場合には、
応急的な処置となることがほとんどです。

もちろん全ての症例ですぐに取れてしまうわけではありませんが、
今回のような噛み合わせが問題で欠けた場合には、
噛み合わせの原因が根本的に治らないと
欠けた部分を樹脂で修復してもすぐに取れます。


さて今回の患者様の初診時の口腔内に戻ります。
再度初診時の口腔内写真を見てみましょう。
スライド1


下の前歯の歯並びに問題があります。
右側の下の前歯が前に出ています。

通常 下の前歯は、噛み合った時に 上顎の前歯より奥に位置しています。
下の前歯の方が下がっているのです。

今回の患者様の場合、
下の前歯が前方に出ている部分があったり等
噛み合わせに大きく問題があります。

次に左右の奥歯を見てみましょう。
スライド2



歯石等がついており歯肉が腫れているのは
歯周病の問題があるためで、今回はこの点についてははぶきます。

噛み合わせの問題についてみていきましょう。

左側が正常に近い状態です。
上顎の歯より 下顎の歯の方が内側に位置しています。

それに対して、
右側は噛み合わせに問題があります。
上顎より 下顎の方が外側(頬側)に出ています。

こうした噛み合わせは、さまざまな問題を引き起こします。

その結果セラミックが欠けてしまったと言えます。

次の写真は上顎を噛む面から見た状態です。
スライド3


印(*)部分のセラミックが欠けています。
スライド4


このようなケースでは、矯正治療を行い、噛み合わせ全体を治すことがどうしても必要です。

現在の噛み合わせの状態のままで
セラミックをやり直しても同じことが繰り返されます。

しかし、現実的なこととして
年齢が高くなるにつれ、矯正治療を希望される方は少なくなってきます。

今回の患者様も矯正治療をご希望されませんでした。

こうした中でセラミックを再製することは非常に困難となります。

そこで、今回使用したのが、
100%のジルコニアです。

通常ジルコニアセラミックというのは、
専門的には、レイヤリングジルコニアと言います。

ジルコニアのフレームに陶材を焼き付けて作製します。

ジルコニアと言っても見える部分は先ほどの
陶材焼付鋳造冠と同じです。

そのため、表面にあるセラミックは
噛み合わせの問題が改善されないかぎり割れます。

ジルコニア自体は非常に強度のある素材ですが、
セラミック自体は、瀬戸物ですので、脆いです。

そこで、今回のケースでは見える部分も全てジルコニアで作製する方法をとりました。


専門用語で フルカンッアージルコニア(フルジルコニア) と言います。
100%がジルコニアです。

2程前であれば、こうしたフルジルコニアを前歯で使用することは
考えられませんでした。

その理由として、以前のジルコニア自体は、真っ白な紙のような色であり、
歯の色とは大きく違っていました。

色を着色しても 奥歯ではあればなんとか許容できる範囲でしたが、
とても前歯にフルジルコニア(100%ジルコニア)を使用することは
考えられない状況でした。

しかしここ2年程でジルコニアは大きく変化し、
審美性が格段が向上してきました。

そのため、今まで何度もセラミックが破損してきたようなケースでも
対応ができるようになってきました。

しかし、まだまだ審美的なことはジルコニアセラミックと比較すると万全ではありませんが、
今回のようなケースでは噛み合わせの改善をしない状態では
フルジルコニアは利点があります。

以下が治療後です。
スライド6


前歯だけでなく、奥歯もフルジルコニアで対応しました。
右側の噛み合わせも改善させています。

以下は初診時との比較です。
スライド7


もちろん歯周病の状態もきちんと改善しています。





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第2回 オールセラミックモニター募集

2016年10月31日(月曜日)です。

昨日、一昨日と
日本臨床歯科CAD/CAM学会が主催する
オールセラミックの勉強会に参加してきました。

オールセラミックは、非常に早いスピードで進化しています。

昨年言われていたことが今年は大きく変わる

というような感じです。

この2日間も現在の最先端のオールセラミック治療を学ぶことができて
本当に良かったです。


このところ こうした学術講演に参加したり、学会が続いたり、私自身の講演もあり、
休診 や 院長不在が続いており患者様にはご迷惑をおかけしています。


今日のテーマは、
『審美歯科 オールセラミック and ジルコニアセラミック モニター募集:2回目』
になります。

現在 審美歯科に関するサイトを作成中です。

そのサイトに掲載させていただく症例を募集しています。



後で詳細は記載しますが
モニターの方には、治療費の20%を差し引かせていただきます。



オールセラミック や ジルコニアオールセラミックは、非常に審美性の高い 治療です。

以下のような方に適しています。

1.歯の色を白くしたい方!
     ・オールセラミックの色は、見本の中から ご希望の色を選択していただけます

2.歯の形をきれいにしたい方!
     ・歯並びが悪いが矯正治療は行ないたくない
     ・歯が前に出ている
     ・歯と歯の間に隙間がある
       *(多少の歯並びが悪い程度であればオールセラミックで審美的に改善可能)

3.現在被せ物を行なっているが、審美的に問題を感じている方!
     ・歯肉が退縮して被せ物と歯肉との境目が黒く見える
     ・以前被せ物を行なったが、変色した
     ・被せ物の色が悪い、白くしたい
     ・被せ物の形が悪い
     ・被せ物が前に出ている(出っ歯)

また、オールセラミック治療は、単に歯を削って被せ物をするだけではありません。
さまざまな対応でトータル的に審美性を改善させます。


例えば、
前歯に1歯のみ被せ物が行なってあるとします。
その被せ物の色が黄色く変色しており、審美的に満足できない場合、
「その被せ物を新しくしたいが、周囲の天然歯の色も一緒になんとかしたい」
という場合には、
まず、被せ物以外の歯(天然歯)の色の改善を行ないます。

具体的には、ホワイトニングを行い天然歯の色を白くさせます。

そして、白くなった天然歯の色と合わせて、
被せ物の色を決めます。(被せ物をオールセラミックに変える)

こうすることで、審美性を得ることができます。

ただし、この方法ですと少し問題が残ります。(少しですが…)

ホワイトニングは、歯の表面に薬を塗り漂白する治療法です。
確かにホワイトニングにより天然歯は白くなりますが、
ねらった色(希望する色)に漂白することはできません。

またホワイトニングの最大の欠点である
「後戻り」が必ずあります。

そのため、治療直後は、
ホワイトニングした天然歯 と セラミックの色 は調和していますが、
時間の経過とともにホワイトニングした天然歯の色は、元に戻っていきます。

どの程度で後戻りするのかには個人差がありますが、
ホワイトニングした状態がづっと維持される方はいません。

オールセラミックは変色はしません。
そのままの色を維持させることが可能です。

ホワイトニングした天然歯の色が後戻りすると
オールセラミック と 天然歯 に色の違いがでてしまいます。

もちろん そうした場合には、
再度天然歯のホワイトニングを行なうことで色調の改善は可能ですが、
長期的に維持するためには、定期的にホワイトニングを行なうことが必要になります。

このように天然歯 と 被せ物が混在している場合には、
審美性を獲得することが難しいことがあります。

もちろん 被せ物のみを再製して
周囲の天然歯と色を合わせてオールセラミック治療を行なうことで
天然歯の色がさほど変化しなければ、長期的に審美性を維持させることは可能です。
(もちろんこうした方もいらっしゃいます)


それでは、被せ物 と 天然歯が混在する場合には
どうしたら高い審美性を維持させることができるのでしょうか?

前歯を全体的に同じ色にして、
その状態を長期的に維持させたい場合には、
天然歯自体の治療を行なうことが必要です。

天然歯の色を長期的に維持させるためには、
天然歯自体もオールセラミックとすることが有効です。

しかし、天然歯を大きく削りオールセラミックを被せることに抵抗がある方には、
ラミネートベニアという治療法があります。

これは、歯の表面のみ若干削除し、
そこにオールセラミックを 貼付ける治療法です。

削除するのは、歯の表面のエナメル質の部分のみですので、
歯へのダメージは最小限です。

ラミネートベニアを例えて言えば、
「付け爪」のようなことです。

ただし、歯をまったく削除しないでラミネートベニアを行なうことは、
できませんので、ほんの少しですが、歯の表面の削除が必要になります。

ラミネートベニアは、非常に薄い素材ですが、
それでも0.1ミリの厚みで作製させることはできません。

しかし、歯の表面のみを若干削除するだけで
歯の色を変えることが可能であり、それが長期的に維持できるのです。
歯を全体的に削除する一般的なセラミック治療とは大きく違います。

もちろんラミネートベニアは、
見本色から選択していただくことが可能です。


歯科医師の間でも ラミネートベニア治療を大きく誤解している方が多いです。

ラミネートベニアは、歯の表面にくっついているだけなので
取れてしまうのではないのか?
という誤った考えです。

一般的なセラミック治療を行なう場合、
歯を全体的に削除して被せ物を装着します。

この場合、歯を約1.0〜1.5ミリ程度は削ることになります。
(素材によっては さらに削除が必要になります)

歯の表面は、「エナメル質」という組織がありますが、
セラミック治療を行なう場合に 歯を削除すると
この「エナメル質」は完全に削除することになります。

「エナメル質」が削除された歯の表面には
「象牙質」という組織が露出します。

歯を接着する場合、
「エナメル質」
「象牙質」
が非常に大きく関係してきます。

現在、歯にオールセラミックを接着させる技術は、格段に向上しています。

この接着技術の向上が
オールセラミック治療の成功に大きく影響しているのです。

オールセラミック自体は、非常に脆いものであり、
歯に接着させていないオールセラミックを足で踏むと割れます。
しかし、歯にしっかりと接着させたオールセラミックは割れにくいです。

非常に強固に 歯とセラミックがくっついているからです。


話は戻りますが、
「エナメル質」
「象牙質」
かが接着に大きく関係しているのです。

ちょっと難しい話になりますが、
「エナメル質」
「象牙質」
の違いについて説明します。

「象牙質」の成分ですが、
無機質が 69%、
有機質が 18%
水分が  13%
となっています。

この水分を含んだ有機質が接着をしにくくしているのです。

セラミックは、「無機質」という組織です。

無機質有機質を多く含んだ物を接着させることは簡単ではないのです。

歯 以外のことで接着について説明すると分かりやすいと思います。

例えば、プラスチック同士を瞬間接着剤で着けた場合、
しっかりとくっつく感じがしますよね。

金属と金属、プラスチックと金属も
接着剤でくっつく感じがしますよね。

しかし、食べ物(例えば 肉 )と金属を接着剤でつけようとすると
しっかりとはくっつかない感じがすると思います。

肉は有機質
金属は無機質だからです。

このように素材の違いによって
接着剤でくっつきやすい物もあれば、くっつきにくい物もあります。

エナメル質の成分は、
無機質が96%
有機質が2%、
水分が2%
で象牙質と比較するとカラカラに乾いており、接着しやすい状態です。
(歯の組成以外にも接着させるためにはさまざまな要因があります)

歯を削った表面(象牙質)は、
水分を含んだ有機質ですので、
非常に接着剤がくっつきにくい状態です。


ちょっと話がズレてしまいましたので、
「ラミネートベニア」がなぜ取れないのか?
という話に戻りますが、
ラミネートベニアは、歯の表面をわずかに削るだけで、
エナメル質に接着剤で付けることができますので、
非常に強固にくっつくのです。

それに対して、
歯を全体的に削った場合、
象牙質にオールセラミックをくっつけることの方が難しいのです。



ここまでだいぶ話は長くなってしまいましたので
この話の続きはまたしたいと思います。



最後にオールセラミックモニターの詳細です。


オールセラミックのサイトを作製するにあたり、
症例を掲載したいと考えています。
この症例にご協力いただける方を募集しています。

オールセラミックモニター治療費

オールセラミック 1歯 43.200円(消費税込)、

ジルコニアオールセラミック 1歯 86.400円(消費税込)

となります。


まずこの治療費で行なえる歯科医院はないと思いますので、
ご希望の方は、この募集中の機会に是非ご利用下さい。

症例が集まり次第オールセラミックモニターは終了します。
第2回の募集は年内(2016年12月末)までを予定しています。



ご希望の方は、
電話(045-891-3334)
もしくは、インターネットオンライン予約(ネットでは担当医の指定はできません)
をご利用下さい。

初診時は、口腔内診査と今後の治療についての説明となります。
2回目には、治療計画書をお渡しし、治療方法、治療期間、治療費 棟をご説明致します。
その後、ご希望により治療開始となります。







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ジルコニアオールセラミックと歯周病

2016年10月24日(月曜日)です。

本日も前回の続きでオールセラミックについて解説します。


オールセラミックの中でもジルコニアという素材があります。

ジルコニアの特徴として、汚れが付きにくい素材です。

歯周病患者さんには適している素材と言えます。

歯周病は、汚れ付着したり、歯周ポケット内部に侵入することで起こる疾患です。

汚れが付きにくい被せ物であれば、
より歯周病のリスクは低くなることが考えられます。

ジルコニアについて もう少し解説していきます。

まずジルコニアの作製方法について解説します。

通常セラミックと言われる素材は、
歯科技工士が全て手作業で作製していきます。

完全なるオーダーメイドです。

ジルコニアは、そうした今までのセラミックの作製方法とは大きくことなります。

まず歯の被せ物の設計は、コンピューター上で行ないます。
(ジルコニアの種類によって作製方法は違います
 詳細はまた今後解説します)

このコンピューター上で作製した被せ物を
ミリングマシンという器械が削って作製されます。

多くの行程が 人間(歯科技工士)が触れない行程ですので
作業効率が良いため、
コストの削減にもなりますし、
コンピューター設計で、器械(ミリングマシン)が削り出して作製するため
作業を行う人間(歯科技工士)の技術者の差がでないのも特徴です。

写真で作業工程を見ていきましょう。

まず治療後の写真です。
前回みた症例です。
スライド6


初診時 重度歯周病であり
上顎は全てジルコニアを使用したオールセラミックで
全て固定するタイプで作製してあります。

下顎も
右側奥歯はオールセラミック
左側奥歯はインプラントを使用したオールセラミックとなっています。

上顎の動揺(歯周病で動いている歯)の固定のために
全ての被せ物は連結しています。

さてこのようなジルコニアの作製方法になります。

まず型をとった模型をコンピューター取り込みます(データのスキャン)。
スライド04


スライド05


このコンピューターに取り込まれた歯形模型上で
ジルコニアセラミックを作製していきます。
スライド06


スライド07


スライド08


スライド09


完成したジルコニアはフレームという状態で完成しますので、
前歯では、このジルコニアフレームに審美性の高いセラミックをつけていきます。
この行程は歯科技工士の技術が必要なところです。

完成は以下です。
スライド11



以下はジルコニアを削るミリングマシンです。
DSC_0351


削っているところです。
DSC_0358


完成したジルコニアセラミックを上顎につけたのが以下です。
写真は噛む面(咬合面)から撮影した状態です。
スライド01


さて次は専門的なことになってしまうので
少し難しい話ですが、
ジルコニアには、いくつかの作製タイプがあります。

本日は、その中でも使用頻度の高い2つのタイプについて解説します。

一つは、レイヤリング ジルコニアです。
これは、ジルコニアのフレームにセラミックを焼き付けて作製されます。

オールセラミックと
セラミックの違いですが、

今までセラミックと言われていたのは
見た目には、白いセラミックが見えますが、
内部には金属が使用されています。

セラミックのみでは強度が足らないからです。

そのため、金属製のフレームにセラミックを焼き付けているのです。

これを陶材焼付鋳造冠(メタルボンド)と言います。

従来のセラミックは、このタイプです。

下の写真の
左側はオールセラミック(金属を一切使用しないタイプ)で
右側は陶材焼付鋳造冠(メタルボンド)です。

さて話は戻りますが、
ジルコニアのフレームにセラミックを焼き付けて作製する
レイヤリング ジルコニアは、
先程の陶材焼付鋳造冠(メタルボンド)の金属製のフレームが
ジルコニアに変わったと思って下さい。

レイヤリング ジルコニアの特徴として、
審美性に優れています。

ジルコニアは、金属とは違い、白い素材ですが、
かなり白っぽく 審美性には優れていません。

そのため、奥歯での使用は十分可能ですが、
前歯部では、ちょっとそのままでは使用は難しいです。

そこでジルコニアのフレームに
審美性の高いセラミックを焼き付けて(貼付けて)作製するのです。

これがレイヤリング ジルコニア セラミックなのです。

このタイプには欠点もあります。

まず作製に歯科技工士の熟練作業が必要になりますので
作製時間がかかります。
技工ステップも複雑です。

そのため、コストも高くなります。

一般的には、
今までのセラミックより高価な歯科医院が多いと思います。

また他の欠点として
奥歯では破損する可能性があります。

レイヤリング ジルコニア セラミックは、
表面はセラミックです。

セラミックを他の言い方をすると
ガラスセラミックと言います。

ガラスですから破損する可能性もあります。

奥歯でこのタイプを作製すると
歯ぎしり や 食いしばりが強かったりする方では
確立はさほど高くありませんが、
セラミック部分が破損することがあります。

特にインプラントの被せ物(上部構造)では、
奥歯にセラミックを使用すると
10年で10%程度破損することがある
というデータもあります。

こうした欠点を解消するのが以下の
フルカウンター ジルコニアです。

フルカウンター ジルコニアは、
100%ジルコニアで作製されているオールセラミックのことです。

100%ジルコニアの強度(硬さ)は、
セラミックの約3〜4倍あります。

そのため、破損しにくいのが特徴です。

近年では、そうした特徴があるため、
奥歯では100%ジルコニアフルカウンター ジルコニアで作製することが増えています。

それでは問題となる審美性は大丈夫なのでしょうか?

ジルコニアの進歩は目覚ましいもので、
1年前と現在ではまったく違う状況になっています。

1年前では前歯で100%ジルコニアフルカウンター ジルコニアを使用することなど
考えにくいことでしたが、
改良されて現在では、前歯でも100%ジルコニアフルカウンター ジルコニアが使用されるようになってきています。

このとこで、前歯でも噛み合わせの負担でセラミックが破損する方にも
使用できるようになってきています。

また、ジルコニアにセラミックを焼き付ける作製行程がないため、
熟練した歯科技工士の技術も不要になるため、
コストも下がります。


歯科材料は日々進化しているのです。


livedoor プロフィール
     院長履歴

1993年 神奈川歯科
      大学卒業
1993年 同大学歯周
      病学講座
      入局
1999年 日本歯周病
      学会
      専門医取得
1999年 東京都にて
      杉山歯科
      医院開業
2003年 I.T.Iメンバー
      認定
2005年 国際口腔
      インプラント
      学会認定医
      取得
2006年 大船駅北口
      歯科
      インプラント
      センター開業

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