歯周病専門医サイトブログ

歯周病専門分野のブログです。 横浜市 大船駅徒歩3分、大船駅北口歯科

2010年07月

歯周病は再発しやすい!:その2

7/26(月曜日)です。

このブログは、歯周病に関するブログです。
毎週 月曜日 にアップしています。

今日のテーマは、『歯周病は再発しやすい!:その2』になります。
前回の歯周病ブログでは、骨吸収を起こしている方は、歯周病が再発しやすいということを解説しました。
少し前回のおさらいをします。
歯周病は、歯周ポケット という 歯と歯肉の隙間から 汚れ(歯磨きが十分にできないことによる食べかす)が深い部分に侵入することから起こります。
汚れが歯周ポケット 内部に入ってくると 歯を支えている骨が吸収 します。
骨の吸収によって歯がグラグラ してくるのです。
つまり、歯周病は、歯周病細菌による感染症 なのです。

それでは、歯周病治療 を行うとどこまで 治るのか?
ということですが、歯周病治療 によって、歯肉の内部に侵入した汚れ(歯周病細菌 )を取り除くことができます。
その結果、歯周病の進行は停止します。
すると ほとんどのケースで歯周ポケット は正常値まで改善します。
例えば、初診時に歯周ポケット が7ミリ、8ミリあったとしても 歯周病の治療 を行うことによって、2ミリ とか 3ミリ に改善します。
歯周病が治った!
といってもいいでしょう。
しかし、治らない部分もあります。
それが、骨吸収なのです。
歯周病によって一度吸収してしまった骨は、基本的には元に戻ることはありません。
 (骨再生治療 という治療法はありますが、これは魔法の治療ではありません。適応があります)
そのため、治療前に歯がグラグラしているような場合には、
歯周病の治療を行っても グラグラが自然に改善されることは ほとんどのケースでありません。
そのため、グラグラしている歯を固定する治療が必要になってくるのです。
いくら歯肉(歯周ポケット)が改善しても 歯がグラグラしていれば、そのうち噛む力に耐えきれずにダメになってしまうのです。
これが、今回のテーマである
「歯周病は再発しやすい!」
という理由の一つです。

前置きが長くなりましたが、本日の内容を始めます。
歯周病が再発しやすい 他の理由を解説します。
先にも解説しましたように 歯周病は、歯周病細菌による感染症 です。
そして、歯周病になる最大の理由は 歯磨き不足による汚れの付着です。
しかし、歯磨きを徹底して行っていても 歯周病になりやすかったり、再発しやすい人もいます。
それは、歯周病は生活習慣病だからです。
糖尿病 や 高血圧、高コレステロール といった病気が生活習慣病であることと同じです。
糖尿病 や 高血圧、高コレステロール が薬だけでは治らないのは ご存知であると思います。
いくら内科等で薬をもらっていても、生活習慣が乱れれば、悪化してしまうのです。
実際に一度病気(糖尿病 、高血圧、高コレステロール)の治療を行っても多くの方は再発しているのが現状です。
歯周病もまったく同じで、食生活、運動、睡眠、喫煙、ストレス…等さまざまなことが 大きく関係してきます。
そのため、糖尿病の方は、歯周病が治りにくいのです。
いくら徹底して歯磨きを行ったとしても 重度糖尿病の方は、なかなか歯周病が治りません。
また、再発する確立も高くなります。

口腔内は、全身的な病気と大きく関わっています。
そのため、単に口腔内の治療だけを行っても 治りません。
喫煙もそうです。
重度歯周病の場合には、喫煙は大きな問題です。
タバコを吸っている状態では、基本的に歯周病は治りませんし、
一度改善したとしても その再発率は非常に高いものです。
ヘビースモーカーの方は、口腔内を見ると良く分かります。
これはタバコの臭いがするからではありません。
歯肉の変色 や 歯肉の形態 です。
歯肉は通常 ピンク色をしています。
しかし、ヘビースモーカーの方の歯肉は、黒っぽく変色をしています。
歯肉が全て黒いのではなく、部分的に黒い部分がある方もいらっしゃいます。
歯肉も硬く、歯肉が厚みをもっている方もいらっしゃいます。
歯肉が厚く、硬い方は、腫れが起こりにくく、
一見すると炎症がないように見えます。
また、出血が少ないのも特徴です。
そのため、喫煙者は、歯周病の自覚症状がでにくく
「気がついたら重度歯周病になっていた!」
ということがあります。
また、歯肉の厚みがある方は、歯の動揺(グラグラ)があらわれるタイミングが遅れる(歯肉の薄い人の方が少しの骨吸収でもグラグラしやすい!)ことがあります。
そのため、初期の歯周病を見落とししやすいのです。

本日のテーマは、
「歯周病は再発しやすい!」
ということですが、もともと歯周病になっている患者様は、
生活習慣の乱れがあったり、全身的なご病気をもっていられる場合が高いのです。
そのため、歯周病治療を行うだけでなく、生活習慣の改善 や 全身的なご病気の改善が重要になってきます。
口腔内も全身の一部ですから…

次に歯周病となる方の多くは、生活スタイルが不規則になっていることがあります。
例えば、夜更かしが多かったり、仕事があまりにも忙しい方です。
こうした方が歯周病治療を継続的に行うこと自体が難しいことがあります。
歯周病治療の中で最も基本的な治療は、ルートプレーニング です。
この治療は、深い歯周ポケット 内部の汚れを取り除く治療です。
具体的には歯肉に麻酔を行い、耳かきをするように 歯肉内部の汚れをかき出します。
当医院では、1回の治療本数(歯数)を7本(7歯)程度にしています。
歯が全てあった場合、上下顎で28歯あります。
つまり、歯が全てある方の場合、4回のルートプレーニング が必要であるということです。
1回の治療時間は、状態によっても違いますが、約1時間はかかります。
1時間づっと口を開けていることは少し辛いことです。
しかし、この後で解説しますが、1回の治療時間を長く、トータルの治療期間を短くすることが重要なのです。
ルートプレーニング は、できるかぎり短い間隔で行うことが重要です。
理想的には、2〜3日に1回の間隔で行うことが良いですが、
最低でも1週間に1回の間隔でルートプレーニング を行った方が良いです。
問題なのは、これを何回にも分けたり、治療期間が長くなってしまうことです。
ちょっとづつ、治療回数が多い状態でのルートプレーニング は避けたいのです。

この理由として、本日の始めにも解説しましたように
歯周病は感染症 です。
例えば、口腔内全体が歯周病であった場合、
1回のルートプレーニング で3〜4歯のみを行ったとします。
治療時間も十分にとれずに30分程度であったとします。
そして、次の治療まで3週間も4週間も間(期間)があいたとします。
そうすると、 まだ治っていない部位から せっかく治療した部位(ルートプレーニング した部位)に再度歯周病細菌が感染してしまうのです。
そのため、ルートプレーニング は、1回の治療時間を可能なかぎり長く行い、短期間で行うことです。
ゆっくりと、長期間をかけて行った場合には再感染するリスクが高くなります。
歯周病は感染症 であることをしっかりと認識することが必要です。

話しは戻りますが、仕事が忙しいというような方の場合、どうしても適切な治療間隔(診療予約)ができません。
「1回治療は行ったが、次の予約がなかなか取れない!」
「忙しく治療が中断になってしまった!」
ということです。

こうした方は、歯周病が治らないだけでなく、
どんどんと悪化してきます。
再発どころではありません。
治らないのですから…

本日のキーワードは、歯周病を治すためには、
生活習慣の改善と
歯周病という病気の理解(感染症)
が重要なのです。


次回のブログではもう少し この話について解説していきます。
次回のブログは、8月2日(月)になります。

喫煙と歯周病の関係については以下を参考にして下さい。
   喫煙いよる害!!



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歯周病は再発しやすい!

7/19(月曜日)です。

このブログは、歯周病に関するブログです。
毎週 月曜日 にアップしています。

今日のテーマは、『歯周病は再発しやすい!』になります。

私自身が歯周病専門医 ということもあり、当医院には、歯周病の方が多く来院されます。
特に重度歯周病の方が多いです。
『他の歯科医院で歯周病のため抜歯と言われた!』
『年々歯がなくなってくる!』
『歯がグラグラする!』
『歯肉が腫れる!』
『出血がある!』
…等です。

今回のテーマは、
「 歯周病は再発しやすい! 」
という内容ですが、重度歯周病に なればなるほど 歯周病の再発率はぐっと高くなります。
私の経験からも
初診時に重度歯周病であった場合には、
徹底した 歯周病治療 を行い、その後のメインテナンス(定期検査) を徹底して行っていても 100%トラブルが生じない方の方が 少ないと感じています。

重度歯周病であった方は、治療後にも 将来的に渡って なにかの問題は起こる
と考えてた方が正しい答えといえます。

トラブルといっても
若干歯肉が腫れる程度の範囲なのか?
歯周ポケット が少し深くなる程度なのか?
骨吸収が進行しているのか?
抜歯しなければならないほど問題があるのか?

問題点もそれぞれの症例によって違いますが、
重度歯周病であった場合、5年、10年とメインテナンス(定期検査) を行っていると まったくトラブルがない ということ自体が稀なことです。
そのため、問題がおきたとしても 早い段階で 対応(治療)することが重要なのです。
メインテナンス(定期検査) を行っている段階で歯周ポケット が少し深くなった時点で早く対処(治療)すれば、大きな問題にならずにすみます。

また、 治療後にも再発しやすい原因は、いっぱいあります。
一つは、骨吸収です。
本日は、この骨吸収にポイントをしぼって解説します。

以下のレントゲン写真は、重度歯周病で骨吸収が起こっている方です。
スライド1

骨吸収が分かりやすいように 骨吸収の状態を線で書いてみましょう!
以下の赤線は、骨吸収が起こった現在の状態です。
スライド2


それでは、もともと骨吸収が起こる前はどの程度骨があったのでしょうか?
以下の青線は、骨吸収を起こす前の状態です。
スライド3


これらの線を重ね合わせてみましょう。
さらに骨吸収前(健康な状態)と骨吸収が起こった後が比較しやすいと思います。
スライド4


もっと分かりやすくするために、骨吸収が起こった部位を赤い領域でみてみましょう。
スライド5

いかに骨吸収が起こっているかが分かるかと思います。

歯周病の治療を行うと歯周ポケット は改善します。
歯肉の中の感染原因である歯周細菌を取り除くことにより、
病的な骨吸収は停止します。
歯肉の腫れ、出血も改善します。
しかし、基本的には骨吸収は元に戻らないのです。
つまり、先ほどのレントゲンの赤線青線に戻ることはないのです。
つまり、グラグラしていた歯は、グラグラしたままなのです。
そのため、いくら歯周病(歯肉)の状態は改善しても 噛む力により、時間の経過とともに 歯はダメージを受け さらにグラグラは大きくなってしまいます。

先ほどのレントゲン写真の患者様のような場合には、
徹底して歯周病の治療を行ったとしても
時間の経過とともに 噛む力の負担に耐えきれずに
いずれは、ダメになってしまいます。

骨吸収が大きい場合、グラグラしている歯を固定し、グラグラしないようにします。
しかし、いくら固定を行ったとしても
骨吸収が戻ったわけではありません。
骨吸収がまったく起こっていない健康な方と比較すると リスクが高いのは当然です。
また、今後少しでも歯周病が再発すると
さらに骨吸収が起こります。
もともと骨吸収が大きい分けですから
この少しの骨吸収が大問題になります。
ちょっとの骨吸収を起こすことにより
一気に歯がダメになります。

骨吸収が進行しているような重度歯周病の方は、
健康な方の何倍も徹底した歯磨きが必要であることは当然のこと
睡眠、食生活、ストレス、喫煙…等さまざまな点で注意が必要です。
そして、メインテナンス(定期検査) を必ず受けることです。
少しの再発も見逃さないようにすることが大切です。

人間の身体は、年齢とともにさまざまな部分で衰えがきます。
これは、病気でなくても加齢によって起こることもあります。
そのため、身体が病気になれば、身体の免疫力も落ちますので、
当然歯周病細菌に対する抵抗力も落ちます。
そのため、重度歯周病の方は、年齢が高くなればなるほど こまめなメインテナンス(定期検査) が必要です。
これは、一生行うことです。
例えば、重度糖尿病 や 高血圧 等の生活習慣病の方が、一生病院と縁が切れないのと同様です。
重度糖尿病 や 高血圧 等が100%完治することはないのです。
重度歯周病の方の場合も同じです。
徹底した管理を行わないかぎり 維持していいくことは難しいのです。

本日は、骨吸収を例にとって 『歯周病は再発しやすい!』という話しをしました。
次回もこの続きになります。


次回のブログではもう少し この話について解説していきます。
次回のブログは、7月26日(月)になります。



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歯周病予防薬

7/12(月曜日)です。

このブログは、歯周病に関するブログです。
毎週 月曜日 にアップしています。

今日のテーマは、『歯周病予防薬』になります。

歯周病を予防できる薬があればいいですよね。
簡単ですから…
例えば、テレビコマーシャル 等で歯周病に効果がある歯磨き粉の宣伝広告があります。
こうした歯磨き粉は本当に効果があるのでしょうか?
歯周病は治るのでしょうか?
答えとしては、歯周病の予防には効果がある可能性があります。
予防です。
しかし、歯周病が治ることはありません。
これは、歯周病の成り立ちを考えればご理解できます。
以前このブログでもこの話しを解説したことがあります。
重要なポイントですので、再度ご説明します。
歯周病は、歯周病ポケットという 歯と歯肉の境目に汚れが 入り込むことから始まります。
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   クリックすると拡大されます
この隙間が歯周病ポケットです。
以下が歯周ポケット検査をしているところです。
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   クリックすると拡大されます
歯周ポケット検査は、歯の周囲を6カ所測定します。
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   クリックすると拡大されます
この歯周病ポケット内部に侵入した汚れを取り除くことが 歯周病の治療です。
歯周病の治療の中でも最も一般的に行われるのが、ルートプレーニング です。
これは、歯肉の中に「キュレット」と言われる器具を挿入し、内部の汚れ(歯石 等)を取り除く治療です。
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   クリックすると拡大されます
以下の図はルートプレーニング を行っているところです。
歯周病のなると歯と歯肉の境目(歯周ポケット )に 汚れ(食べかす)が入り込みます。
歯肉の深い中に汚れ(歯石)が入り込むのです。
スライド1

   クリックすると拡大されます
この歯肉の中に存在する歯石を見てみましょう。
以下の写真が歯肉の内部に入った汚れ(歯石)です。
2344321

この黒っぽいものが 歯石 です。
こんなものが歯肉の中に溜まっているのです。
この歯石を取り除くことは非常に難しいのです。
私達歯周病専門医 が行っても 完璧に歯肉の中深くまで侵入した歯石を取り除くことは困難です。
実際にルートプレーニング を行っている動画(21秒)がありますので、ご覧になって下さい。

以下の動画は、分かりやすくするために 抜歯した歯で歯石を取り除いている動画(55秒)です。

前置きが長くなってしまいましたが、こうした歯石が 歯周病の効果があるとされる歯磨き剤を使用したからといって取れると思いますか?
絶対に取れません!
また、『歯周ポケット内部にまで届く、毛先の細い歯ブラシ』というコマーシャルもあります。
これはどうでしょうか?
答えとしては、そのような歯ブラシを使用しても歯周ポケット内部に侵入した歯石を取り除くことは不可能です。
逆に歯周ポケット内部を傷つけてしまう可能性があります。
私達歯周病専門医 から言えば、歯周ポケット内部にまで歯ブラシを届かせる必要性はありません。
歯周ポケット内部の汚れを取り除く行為は、歯科医師の仕事です。
患者様は、歯肉の上(歯周ポケットの上)についている汚れを取りのいていただくのが役目です。
この歯周ポケット上部の汚れを歯ブラシで取り除くことだけで十分です。
しかし、現実的に歯周ポケット上部の汚れを歯ブラシで取り除くこと自体も大変なことです。
かなりの努力が必要です。
現実問題として、100%近く歯ブラシができる患者様は、ほとんどいません。
10人いれば、1人いれば良いほどです。
ほとんどの患者様は、歯肉の上に存在する汚れさえ、取り除くことができていないのが現状です。
でも、ほとんどの方は
「100%とは言わないが、だいたいできているだろう!」
と思っています。
現実と理想のギャップはほど遠いです。
患者様には、この歯周ポケットの上部の汚れを取っていただくだけで十分です。
このことに集中していただきたいのです。
さて話しは、本日のテーマである「歯周病予防薬」に戻ります。
歯周病予防薬としてきちんとした科学的データ(根拠)があるのは
『グルコン酸クロルヘキシジン』
という薬剤です。
学術的論文として、
『0.36%以上のグルコン酸クロルヘキシジンは歯周病予防に対して効果があります』
ただし、上記以下の濃度の場合には、その効果は減少します。
これは きちんとした科学的根拠のあるデータです。
しかし、これはあくまでも
「予防」です。
『0.36%以上のグルコン酸クロルヘキシジン』を使用しても
歯周病が治ることはありません。
「予防」です。
現在 進行した歯周病が治るような科学的根拠のある「薬」はありません。
しかし、多くの患者様は、薬局で販売されているような
歯周病予防歯磨き剤 や マウスウオッシュ を効果があるものとしてご使用されています。
こうした薬剤等を決して使用してはいけない とは言いません。
あくまで「予防薬?」の一つとしてご使用していただきたいのです。
問題なのは、こうした 市販されているものに頼り切ってしまうことです。
本来であれば、通常の歯周病治療で十分治るはずが、
市販の「予防薬?」に頼った結果、
歯周病を悪化させたり、することがあります。
なにが効果があって、
なにが効果がないのか?
現在の歯周病の状態でなにをすることが必要なのか?
を十分ご理解することが一番大切なのです。


次回のブログは、7月19日(月)になります。



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歯周病治療は痛いの?

7/5(月曜日)です。

このブログは、歯周病に関するブログです。
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今日のテーマは、『歯周病治療って痛いの?』になります。
誰でも痛みがある治療は嫌なものです。
そのため、歯周病で悩んでいても
「歯周病治療は痛いのではないのか?」
「歯周病治療は大変なのではないか?」
等 心配な点も多いかと思います。

結論から言えば、基本的に歯周病治療は痛みがあるものではありません。
一般的な歯周病治療には、ルートプレーニング という治療があります。
軽度の歯周病であれ、重度の歯周病であれ、必ず行う治療です。
私達歯周病専門医 は、この治療を「歯周病の基本治療」と言っています。
この治療を簡単に説明すると
歯と歯肉の境目に侵入した汚れ(歯石 等)を取り除く治療です。
具体的な方法として、まず歯肉に麻酔をします。
麻酔をしないではできません。
そして、歯と歯肉の境目に入っている汚れを専用の器具で取り除きます。
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麻酔を行うため、痛みはありません。
しかし、ひびいたり、ガリガリという音はします。
これは、虫歯の治療と同じです。
神経のある歯の虫歯治療を行う際には、麻酔をします。
そして虫歯部分を取り除きます。
麻酔を行っているため、痛みはありませんが、
歯を削る音が聞こえたり、
振動があります。
歯を削る痛みはまったくなくても
こうした 音 や 振動自体 が不快に感じるのです。
このような虫歯治療まではいなかいですが、不快感というはどうしてもあります。
治療が嫌な人にとっては、直接的な痛みだけでなく、
こうした不快感も治療を遠ざけてしまう大きな要因になっていると考えられます。
ただし、100%無痛であり、不快感のまったくないという治療はありません。
もし、100%の不快感がない治療法を行うとすれば、
全身麻酔や静脈内鎮静法 といった完全に眠っている状態で治療を行うしかありません。
しかし、現実的には、麻酔さえしてしまえば、治療中に痛みを感じることはありませんので、ご心配はされないで下さい。
ただし、「麻酔自体が嫌!」という方は治療前に担当医にお話下さい。
麻酔の痛みを軽減させる方法はいくつもあります。

痛みを軽減さるための、麻酔方法は
1.麻酔による痛みの原因(痛みの部位)と表面麻酔
2.電動麻酔器の使用
3.笑気麻酔の使用
4.完全無痛麻酔(静脈内鎮静法)
の4つの方法が考えられます。
順番に解説します。

1.麻酔による痛みの原因(痛みの部位)と表面麻酔 麻酔の痛みには、2つの痛みあります。
一つは、針を刺す時です。
『チック』とする痛みです。
この痛みに対しては 『表面麻酔』の使用が有効になります。
これは、麻酔をする前に 歯肉に麻酔薬が入った塗薬をつけます。
塗薬をつけ、30秒〜1分程度すると歯肉の表面が麻痺してきます。
この段階で麻酔を行うと 針の痛みはほとんどなくすことができます。
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次に 麻酔液を注入(入れる)時の痛みです。
これに対しては、麻酔を2回に分けて行うことにより軽減できます。
以下 麻酔液を注入する時に 実際に痛みをなくす麻酔方法について解説します。
痛みをなくす麻酔方法
歯肉には 痛みを感じる部分が大きく分けて2ケ所あります。
一つは ほっぺた に近い部分です。
歯の根の先にあたる部分で 歯肉の軟らかいところです。
専門用語で歯肉頬移行部(しにくきょういこうぶ)といいます。
この部分は粘膜が過敏な部分です。
針をチクッと刺すと非常に痛みを感じます。
しかし、麻酔液を入れる時にはあまり痛みを感じません。
そのため、先程説明したように まずこの部分に表面麻酔を行います(歯肉の表面が麻痺するため針の痛みはなくなります)。
ルートプレーニング を行う際には、この歯肉頬移行部(しにくきょういこうぶ)への麻酔で十分効きます。
しかし、この部分への麻酔だけでは、虫歯治療 や 抜歯、インプラントの治療 等はできません。
麻酔効果が低いからです。
そのため再度、他の部分への麻酔が必要になります。
これは 歯の周りの部分になります。
専門用語で歯槽頂部(しそうちょうぶ)と言います。
歯槽頂部の歯肉は、チクッと刺す痛みは 先程の歯肉頬移行部よりありませんが、麻酔液を入れる(注入する)痛みが強い場所です。
そのため 最初の麻酔(歯肉頬移行部への麻酔)でおおまかに麻酔を効かせ、1〜2分程度待ち、この部分(歯槽頂部)に麻酔を行います。
この部分は麻酔が非常に効く場所です。
このように 2段階で麻酔を行うと痛みも少なく、麻酔効果も得られます。

2.電動麻酔器の使用
最近は 電動(自動)麻酔器というものが 多くの歯科医院にて使用されています。
この電動麻酔器は、麻酔液が体内に入る 速度 や 量 をゆっくりと一定にさせることができます。
今まで行ってきた 手で行う麻酔より 痛みを感じることが少なくなりました。
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3.笑気麻酔の使用
また、こうした歯肉に直接麻酔を行う以外にも併用する麻酔があります。
その一つが『笑気麻酔』です。
笑気麻酔は、麻酔のガスを鼻から吸うものです。
ガスですから もちろん痛みはまったくありません。
笑気麻酔(無臭のガス)を吸ってから5〜10分程度すると頭が『ぼーと』してきます。
人によっては 眠たくなることもあります。
『ぼーと』してくると治療に対する緊張や不安が減少され、リラックスした状態で治療が受けられます。
ただし、この笑気麻酔のみでは歯肉への麻酔効果はないため、通常の歯肉への麻酔も追加します。
笑気麻酔の良い点は他にもあります。
笑気ガスを中断(終了)するとすぐ麻酔が醒めます。
そのため、麻酔後に効果が切れるまで病院で待たなくても良いことになります。
健康保険が適応されます。
笑気麻酔の費用は 使用量(時間)によって違いますが、
虫歯1本を行う程度であれば、1.000〜1.500円程度(保険3割負担の方)です。


4.完全無痛麻酔(静脈内鎮静法)
こうした方法でも 御心配な方には もっと楽な麻酔方法があります。
『静脈内鎮静法』という方法です。
静脈内鎮静法を行うと 治療中のことはほとんど覚えていない状態になります。
眠っている間にインプラント治療が終了することになります。
治療に不安を持っている患者さんには最適な麻酔方法です。
方法としては、点滴をするように血管内(静脈内)に麻酔液を入れます(流します)。
麻酔が効くまで5〜10分程度です。
後は治療が終了するまで寝ている状態です。
欠点として、麻酔が終了しても完全に切れるまで時間がかかります。
通常、静脈内鎮静法による麻酔は麻酔を終了すると5分程度で麻酔はきれます。
麻酔により目覚めた後はぐっすり寝て起きた状態に似ています。
すっきりとした状態です。
患者様によっては『ひさしぶりにぐっすり眠った』という方もいらっしゃる程です。
ただし、この麻酔方法は、当医院では自費診療になります。
(1回3万円)

歯周病治療自体の痛みはさほどご心配されることではありませんが、
どしても痛みが苦手な方は歯科医院でご相談されてみて下さい。

次回のブログは、7月12日(月)になります。



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livedoor プロフィール

日本歯周病学会歯周...

     院長履歴

1993年 神奈川歯科
      大学卒業
1993年 同大学歯周
      病学講座
      入局
1999年 日本歯周病
      学会
      専門医取得
1999年 東京都にて
      杉山歯科
      医院開業
2003年 I.T.Iメンバー
      認定
2005年 国際口腔
      インプラント
      学会認定医
      取得
2006年 大船駅北口
      歯科
      インプラント
      センター開業

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