歯周病専門医サイトブログ

歯周病専門分野のブログです。 横浜市 大船駅徒歩3分、大船駅北口歯科

2011年02月

なぜ 歯周病は減らないのか?:その2

2/28(月曜日)です。

このブログは、歯周病に関するブログです。
毎週 月曜日 にアップしています。

今日のテーマは、前回の続きで『なぜ 歯周病は減らないのか?:その2』になります。
こうした歯周病の原因の話しは非常に好評ですね。
やはり、歯周病で悩んでいる方は多いようです。

前回のブログでは『なぜ 歯周病は減らないのか?』の原因として、

1.生活習慣の改善が実行されない方が多いこと!

2.誤った情報 や 過大な情報による影響!
について解説しました。
簡単に前回のおさらいをしましょう。

歯周病はの主な原因は、歯磨きが十分にできていないことによる 汚れが 歯と歯の間の隙間(歯周ポケット )に入り込むことにより 歯肉が腫れ、最終的には歯を支えている骨が吸収する 病気です。
一言で言えば、歯周病は汚れによる感染症 です。
しかし、歯周病は歯磨きができないだけで起こるのではありません。
歯周病を別の言い方をすると 生活習慣病です。
歯周病は、高血圧 や、糖尿病高コレステロール症 といった病気と同じといってもいいでしょう。
糖尿病高血圧 等の治療を行う際には、単に内科医 等が薬を処方するだけでは治りません。
患者様ご自身が生活習慣を適切に見直すことが重要です。
もちろん、食生活運動喫煙睡眠ストレス…等です。
いくら薬を飲んでも、上記のような生活習慣が守れなければ、治りません。
歯周病は生活習慣病ですから 生活習慣の乱れは、歯周病を悪化させます。

歯周病の患者様が減らない原因の一つとして、
糖尿病 や 高血圧 疾患を伴う患者様が減らないのと同じです。
生活習慣をきちんと改善しようとする強い意思がなければ
歯周病は治りません。
特に重度歯周病になればなるほどこうした生活習慣は大きく影響されます。
時に重度歯周病の患者様で喫煙されている場合には、非常に危険です。
喫煙者は歯周病が治らない! と考えて下さい。

誤った情報過大な情報による影響 についても解説しました。
テレビ や インターネット等の影響で
「これを使用すれば歯周病は治る!」
等の誤った情報過大な情報 により影響を受ける患者様が多いことも解説しました。
治療を受ける患者様にとっては、
「簡単な方法で治る」 
ということは魅力的な話しです。
しかし、現実的にはそのような魔法の治療法はありません。
特に重度歯周病になればそれだけ 治療は大変になるのです。

歯周病を治す第一歩は、
現在のご自身の歯周病の状態をきちんと理解することです。
ご自身の歯周病が
軽度 歯周病であるのか?
中程 度歯周病であるのか?
重度 歯周病であるのか?
をまずきちんと把握することが重要です。
そして、具体的に どのような治療を行った方が良いのか?
を的確に理解することが必要です。

例えば、ガン(癌)に効果があるサプリメントがあるとします。
そのサプリメントは、身体に良い成分が含まれているとします。
「これを飲めば免疫力アップ!!」
というような製品です。
よくあるような話しですよね。
もちろん身体に悪いものでなければ、
なにかしらの利点はあるかもしれません。
私は けして そうした製品を否定するのではありません。
しかし、はたして そうした製品には本当にガン(癌)を治す効果があるのでしょうか?
問題なのは、
もしかしたら、通常のガン(癌)治療で十分治る範囲の状態かもしれません。
もしかしたら、どのような治療を行っても治らない状態かもしれません。
もしかしたら、非常に進行したガン(癌)であり、徹底した治療が必要なケースかもしれません。
もしかしたら、ガン(癌)でないかもしれません。

治らない状態のガン(癌)を放置した場合、状況はさらに悪化します。

一番最初に行うことは、なんだか分からない(効果の分からない)サプリメントを服用することではありません。
まず、現在どのような病気であるのか?
どの程度進行しているのか?
を調べることです。
検査の結果、治療方法が分かるのです。
本来 初期の段階であれば、十分完治していたと考えられる病気でも
民間療法だけに頼ったり、
放置した結果、病状が悪化することがあります。
インターネット等の普及でさまざまな情報が簡単に得られる時代になってきましたが、正しい情報誤った情報過大な情報 をきちんと理解することが重要です。

前置きが長くなりましたが、本日の話しになります。
「なぜ 歯周病は減らないのか?」
の理由として 治療の中断があります。
「治療の中断」と聞くと
思い当たる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
歯科治療の中断はよくあることです。
歯周病治療も治療が中断になることがあります。

歯周病治療が中断される原因には以下のことが考えられます。
1.自覚症状がないから
2.初期の治療により出血等の症状が改善したから
3.仕事等が忙しく、通院する時間がない
4.治療に対する痛み等があったから
5.治療の必要性はわかっていてもなかなか行動に移せない
6.一度予約をキャンセルしてしまったために通院しにくくなった
7.治療に対する理解が得られなかった

一度 歯周病治療を中断した患者さんが再度来院した場合、
ほとんどの患者さんが悪化しています。
これは一度治療を中断すると 再度治療を受けるまでにある程度の期間(時間)が経っていることがほとんどであり、
治療に対する積極性が劣るため ブラッシング自体も不足になっている場合がほとんどであり、
再度検査を行うと 必ずといっていいほど検査結果は悪化しています。
一度治療を中断したとしてもあきらめず、再度治療を行う行動力をもつことが必要です。

重度歯周病の患者様の中には、
治療を中断したために 転々と歯科医院を変えている方が多くいらっしゃいます。
歯周病治療を行っていない歯科医院も多くありますので、
そうした歯科医院は転院した方がいいですが、
きちんと歯周病治療を行っている歯科医院に通院されている場合には、
一度治療を中断したとしてもあきらめずに 再度治療を行うことをお勧めします。
治療を投げ出しているような習慣は決して良いことではありません。
歯周病は感染症 であることと
生活習慣病です。
これは本日の最初で解説したことです。
歯周病は生活習慣病ですから
治そうという強い意志がない方は、治りません。
治療の中断は、最も治そうという意思がないと言えます。
私は時々患者様に歯周病について厳しく説明することがあります。
これは、歯周病についての正しい理解をもっていただきたいということと
治そうという強い意志をもっていただきたいからです。



次回のブログは、3月7日(月)になります。



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なぜ 歯周病は減らないのか?

2/21(月曜日)です。

このブログは、歯周病に関するブログです。
毎週 月曜日 にアップしています。

今日のテーマは、『なぜ 歯周病は減らないのか?』になります。

私自身が歯周病専門医 ということもあり、当医院を受診される患者様の多くは、重度歯周病の方です。
この重度歯周病ですが、年々低年齢化してきているように感じます。
また、本当に進行した重度歯周病の方が非常に多いと感じます。

つまり、重度歯周病の方は年々増えているのではないか?
と感じられるのです。
この原因はどこにあるのでしょうか?

いくつのの原因があるかと思いますので、
私なりに考えられることを解説します。

まず、歯周病というのは感染症 です。
歯周病細菌が口腔内で増殖することにより、感染 が広がる病気です。
感染 が進行すると 歯肉が腫れ、出血が起こり、次第に歯がグラグラ としてきます。
そして、最終的に歯が抜けてしまうのです。
これが、歯周病の主な原因になります。

ただし、歯周病の原因は歯周病細菌による感染 だけではありません。
生活習慣にも大きく影響されます。

歯周病は、高血圧 や、糖尿病高コレステロール症 といった病気と同じといってもいいでしょう。
糖尿病高血圧 等の治療を行う際には、単に内科医 等が薬を処方するだけでは治りません。
患者様ご自身が生活習慣を適切に見直すことが重要です。
もちろん、食生活運動喫煙睡眠ストレス…等です。
いくら薬を飲んでも、上記のような生活習慣が守れなければ、治りません。

歯周病もまったく同じなのです。
例えば、
『喫煙者の歯周病の進行は、吸わない人より 6倍以上も早い!』
と言われています。

口腔内も身体の一部ですから、不健康な状態は、当然 口腔内にも悪影響を及ぼすのです。

話しは戻りますが、
歯周病の方が増えている原因の一つとして、
糖尿病の方が年々増えているのと同様に
生活習慣の乱れが考えられます。
口腔内も身体の一部ですから、体調が崩れる と 口腔内にも問題が起ってくるのです。

また、糖尿病になると 歯周病が悪化する傾向があります。
現在、血糖値が高い方は、ご存知の方も多いかと思いますが、
『ケガをすると治りにくい』と思います。
歯周病にも同じことが言えます。
血糖値が高い方に歯周病の治療 を行っても 治りは非常に悪く、場合によっては、悪化することさえあります。

歯周病は単に歯磨きを行っているだけでは治らないのです。

先も説明しましたように
『喫煙者の歯周病の進行は、吸わない人より 6倍以上も早い!』
というデータがあります。
喫煙していれば、歯周病になるということではありません。
歯周病の状態の人が喫煙者である場合、
非喫煙者と比較すると 6倍以上進行しやすい
ということです。
重度歯周病の患者様で喫煙されている方に
「必ず禁煙して下さい!」
と説明しても
「どうしても止められない!」
という方がいらっしゃいます。
このような方は基本的に歯周病は治らないと思って下さい。

歯周病は生活習慣病ですから
生活習慣の改善を行う努力ができない人は治りません。

糖尿病の患者様で、いくら病院で薬を処方されても
高カロリーな食生活や
運動不足、睡眠不足、ストレス…等の問題を解決しないと
治らないのと同じです。
実際に多くの糖尿病の方は、生活習慣の改善が適切に行われずに
病状を悪化させます。

重度歯周病で来院された患者様の中にも
一時期は改善していたが、
治療終了後 数年で再発し、結果的に多くの歯を失ってしまう場合があります。
重度歯周病の場合、一度治療を行っても 再発率が高いのが事実です。
治療後の徹底した管理がなされなければ、ご自身の歯で長期的に維持することは難しいのです。

この辺の自己管理ができていない方が多いのが、
歯周病の方が減らない原因の一つであると考えられます。

次に考えられるのが、誤った情報による歯周病の悪化です。
インターネットが普及することにより、
莫大な情報が簡単に得られるようになってきました。
正しい情報もあれば
誤った情報もあります。

また、過大な情報もあります。
例えば、テレビコマーシャルでよく放映されている
「 歯周病( 歯槽膿漏 )に効果のある歯磨き剤 」
です。
コマーシャルをみると なにか効果がある感じがしますよね。
実際に歯周病で悩んでいる方であれば、
「 明日薬局で買おう!」
と思われる方も いらしゃると思います。
本当にこれは効果があるのでしょうか?
私は こうしたコマーシャルが 嘘だと言っているのではありません。
おそらく、上記のような歯磨き剤には、
炎症を抑える成分の薬品 等が含まれていると考えられます。
当然 炎症を抑える効能があるのですから
歯周病によって腫れた歯肉には、なんらかの効果があるでしょう。
しかし、こうした「 歯周病( 歯槽膿漏 )に効果のある歯磨き剤 」を使用したからといって歯周病が治ることはありません。
単に歯肉に炎症がある程度であれば、効果があるかもしれません。

効果という言葉だけで言えば、
“ 塩(しお) ” で歯磨きをしても 効果はあります。
「 塩は歯周病に効果があります! 」
といっても嘘ではありません。
効果はあります。
どの程度かということは言えませんが、
ほんの わずかであっても なんらかの効果はあります。

前回のブログでも紹介した 抜歯した歯に歯石がついている写真を再度見てみましょう。
スライド1

重度歯周病になると こうした歯石が歯肉の内部に付着していることがあります。
こうした歯石が
「 歯周病( 歯槽膿漏 )に効果のある歯磨き剤 」
を使用したからといって 取れると思いますか?
取れるはずがありません。

先程説明しました
テレビコマーシャルでよく放映されている
「 歯周病( 歯槽膿漏 )に効果のある歯磨き剤 」
を見た方が 歯周病の実態についてなにも知らなければ、
「この歯磨き剤を買おう!」
と考えられるのは当然のことです。

しかし、歯周病が どのような病気であるのかを正しく知っている方であれば、当然のことならが
「 歯周病( 歯槽膿漏 )に効果のある歯磨き剤 」
のテレビコマーシャルを見ても
「 これで治るはすがない! 」
と考えられるでしょう。

テレビコマーシャルでよく放映されている
「 歯周病( 歯槽膿漏 )に効果のある歯磨き剤 」は、
「 嘘ではないが、誤解を生みやすい過大な広告 」
と言えます。

インターネットはもっと誤解を生みやすい情報がいっぱいあります。
内科的歯周病治療
というのがあります。
歯周病に効く薬(抗生剤)を飲めば、歯周病が治る
というものです。
本当でしょうか?

これも嘘ではありません。
私自身もこうした内科的歯周病治療を行うことがあります。
この話しについての詳細は、また後日このブログで詳細に解説しますが、確かにある種類の抗生剤を服用すると 歯周病細菌が減少します。
だからといってそれで 歯周病が治ったということではありません。
また、歯周病に効く抗生剤を服用したからといって先程の写真にあった歯石が取れることもありません。
現実的には、歯周病に効く抗生剤だけで歯周病が治ることはなく、歯周病治療 と併用して効果があらわれると考えた方が良いでしょう。

ほんの少しの表現方法の違いが、情報を見た方に大きな誤解を生むことになります。
しかし、人によっては、
飲み薬で歯周病を治す!
を全面に大々的に広告した方がより、アピールができます。
「 簡単で効果がある治療法 」
に人気が集中するのは 当然のことだからです。

過大(過剰)な情報は結果的に それを見た方に大きな誤解を与えることがあるのです。
これが、『なぜ 歯周病は減らないのか?』の大きな原因の一つになります。

次回のブログは、2月28日(月)になります。
本日の続きで『なぜ 歯周病は減らないのか?:その2』になります。



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歯周病は治るのか?:その3

2/14(月曜日)です。

このブログは、歯周病に関するブログです。
毎週 月曜日 にアップしています。

今日のテーマは、『歯周病は治るのか?:その3』になります。

今までの2回で
歯周病の原因

中程度の歯周病
重度の歯周病
について解説しました。

重度の歯周病になると状況によっては抜歯が必要なことを説明しました。

以下の写真は、このブログで良く紹介するものですが、
重度歯周病のため、抜歯した後に写真を撮ったものです。
スライド1

こんな汚れが歯肉の中についているのです。
考えられますか?

多くの歯周病では、この汚れを取りきれれば、
歯周病の進行を停止させることができます。
この回の始め(1回目)でも解説しました歯周ポケット も改善します。
例えば、歯周ポケット 8ミリ、9ミリあったとしても 歯周病治療 により歯周ポケット が3ミリ以下に治る(改善する)こともあります。
しかし、元に戻らないものもあります。
それは 骨 です。
ご存知かと思いますが、歯周病になると歯を支えている骨が吸収 します。
この吸収した骨は、100%元の状態に改善することはありません。
そのため、骨吸収が進行した重度歯周病の場合、 歯周病治療 により歯周病の進行が停止したとしても 噛む力にどれだけ耐えきれるかが問題になります。
この話しは本日のメインになりますので、また後で解説します。

それでは、歯周病治療を行うとどこまで改善するのでしょうか?

どこまで治るかを説明する前に 以下のことは患者様ご自身で徹底して管理することが重要です。
以下の自己管理ができなければ、歯周病治療以前の問題です。

1. 徹底した歯磨きを行う
   これは基本中の基本です。
   現在 歯周病で悩んでいられるの中には、
   「私は歯磨きは十分できている」
   と思われているかもしれないでしょう。
   私が歯周病の治療する方のほとんどは このように考えていらっしゃいます。
   ほとんどの場合、ご本人が考えられている以上に磨けていません。
   磨けていないからこそ歯周病になった可能性が高いのです。
   もちろん 歯周病の原因中には、歯磨き(汚れ)以外の原因もあります。
   しかし、できること(歯磨きを徹底した行う)は行うべきです。 
   毎食後、10分以上は、時間をかけ、
   歯科衛生士による適正な指示にしたがい 行って下さい。

2 生活習慣をきちんと見直す
   何度も書きますように歯周病は、生活習慣病です。
   喫煙者は歯周病が治らない! と思って下さい。
   禁煙は歯周病治療の第一条件と言えます。
   また、口腔内も身体の一部ですから 健康な身体こそ 健康な口腔内になります。
   食生活、睡眠、適度な運動、ストレスの少ない生活をできるかぎり心がけて下さい。

それでは、歯周病治療によりどこまで治るのかを解説します。
まず、歯周ポケット ですが、これは、治療によりほとんど治ります。
先にも解説しましたように もともと歯周ポケットが7〜8ミリあっても、
徹底して歯周病治療を行うことにより2〜3ミリ程度に改善します。
これは、歯周病治療により歯周ポケット内部に存在した
汚れ(歯周病細菌)を除去したことにより改善するのです。
しかし、治らないものもあります。
これは、吸収してしまった骨です。
吸収した骨は、基本的には元の状態には戻りません。
患者様から 以下のご質問を受けることがあります。
『骨再生治療のGTR法 や エムドゲイン法 を行うと骨が再生するのでは?』
GTR法 エムドゲイン法 は魔法の治療ではありません。
どのような状態の歯でも再生治療を行えば骨が再生するのではありません。
再生するための適応基準に当てはまれば 骨が再生することは可能です。
しかし、それでも100%元に戻るわけではありません。

基本的には、歯周病治療により吸収した骨の量は、増えません。

しかし、歯周病治療の目的は、歯周病の進行を止めることにあります。
歯周ポケット内部の細菌を取り除き、歯周病の進行を食い止めることにより、
悪化を阻止することが最も大切なことです。

次にグラグラした歯です。
歯周病の治療を行うとこの“ グラグラ ”は治るのでしょうか?

答えとしては、基本的には 歯のグラグラは治りません。

基本的には というのは、歯がグラグラする原因は、骨の吸収だけではなく、噛み合わせ 等 が原因になっている場合もあるからです。
こうした場合には、噛み合わせを治すことにより、グラグラがなくなることもあります。
また、吸収した骨も感染物質 を取り除く ルートプレーニング 『歯周外科処置(フラップ オペレーション)』 を行うことにより、回復(再生)することもあります。

問題なのは、グラグラした歯をそのままにしておくことです。
骨吸収により グラグラした歯 をそのままにしておくと、歯には負担がかかってしまいます。
このようなグラグラしている状態を『咬合性外傷』と言います。
簡単にお話すると『打撲』です。
歯周ポケットが改善しても『咬合性外傷』改善しなければ歯はダメになってしまいます。

そこで、グラグラしている歯 と そうでない歯 を 連結することが有効です。
ただし、グラグラしている歯同士を固定しても効果はありません。

問題となるのは、全体的にグラグラしていた場合です。
この場合には、全体的に固定することが有効です。
前歯のみ、奥歯のみだけで固定すると 固定した部分ごと グラグラ と動いてしまいます。
固定の具体的な方法としては、前歯部 と 奥歯 を連結することです。
こうした治療法を専門用語で“クロスアーチスプリント法”といいます。

歯周病の治療というのは、単に汚れを取れば治るのではありません。
このブログでも何度も話しがでている
「歯周病に効く薬」です。
よくコマーシャル や 雑誌の広告 等で
「歯周病に効く薬」という宣伝があります。
あのような薬を使用したからといって
以下の写真のような歯肉の中の汚れが取れることはあり得ません。
スライド1

ましてや 噛み合わせがなったり、骨吸収が回復することはありません。
早期に発見、早期に治療すれば、歯周病は十分治ります。
そのため、科学的根拠のない薬を使用したり、
自己判断を行うと結果的に歯周病は進行してしまいます。

歯周病専門医 でも全ての歯周病を治すことは不可能です。

歯周病を治したい人は、
まず適切な検査を行うことです。
治療はそこからになります。

次回のブログは、2月21日(月)になります。



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歯周病は治るのか?:その2

2/ 7(月曜日)です。

このブログは、歯周病に関するブログです。
毎週 月曜日 にアップしています。

始めに今週の休診日のお知らせです。
今週は、祝日や学会等があり 以下が休診になります。

2/ 7(月)定休日のため
2/10(木)定休日のため
2/11(金)祝日のため
2/13(日)学会のため

今日のテーマは、『歯周病は治るのか?:その2』になります。

前回のブログでは、「歯周病は治るのか?」ということをテーマに
歯周病の原因

中程度歯周病
について解説しました。
前回も説明しましたように 全ての歯周病が治るわけではありません。
あまりにも進行してしまった重度歯周病の場合には、治すことはできません。

本日は、
「非常に進行した歯周病とは どのような状態か?」
という話しをしたいと思います。

噛み合わせ等にもより違いますが、歯を支えている骨が1/3程度吸収してくると
“ 歯がグラグラ ” してきます。
骨の吸収が1/3以上ある場合には、中程度〜重度歯周病といってもいいでしょう。

しかし、重度歯周病といっても まだまだ 半分程度の 骨が残っている場合には、
抜歯にはなりません。

2/3以上の骨吸収がある場合には、非常に進行した重度歯周病になります。
shimiru_01



また、“ 歯のグラグラ ” 程度をあらわす数値として
『動揺度検査』という簡単な検査があります。
以下のようにあらわします。
動揺度0:歯がほとんど動かない
動揺度1:歯が頬側、舌側のみに若干動く程度
動揺度2:上記+歯が横(左右)にも動く
動揺度3:上記+上下にも動く

動揺度2以上であれば、重度歯周病です。
動揺度3であった場合、抜歯となる可能性が高くなります。

下の写真は、骨吸収がまったくない健康な状態のレントゲン写真です。
perio_p14


下の写真は、骨吸収が2/3以上ある重度歯周病のレントゲン写真です。
perio_p15

歯周病になると骨吸収が大きくなってくるのが分かるかと思います。

それでは、どこまで歯周病が進行したら抜歯になるのでしょうか?
前回も説明しましたように、歯周病の原因は さまざまあります。
そのため、抜歯の基準は正確にあるものではありません。

しかし、以下の場合には、抜歯になる可能性が高くなります。

1. 骨吸収が2/3以上ある
2. 動揺度が3
3. 6点法の歯周ポケット検査において、全てが7ミリ以上の歯周ポケット検査が存在する。
        ※1歯について6カ所を測定する歯周病ポケット検査については、
         こちら をクリックして下さい。
4. 歯磨きがまったくできていない

また、全身的に問題(糖尿病 等)がある方や
喫煙週間がある方は、
歯周病が治りにくいので、注意が必要です。

次回のブログではもう少し この話について解説していきます。

次回のブログは、2月14日(月)になります。



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livedoor プロフィール

日本歯周病学会歯周...

     院長履歴

1993年 神奈川歯科
      大学卒業
1993年 同大学歯周
      病学講座
      入局
1999年 日本歯周病
      学会
      専門医取得
1999年 東京都にて
      杉山歯科
      医院開業
2003年 I.T.Iメンバー
      認定
2005年 国際口腔
      インプラント
      学会認定医
      取得
2006年 大船駅北口
      歯科
      インプラント
      センター開業

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