歯周病専門医サイトブログ

歯周病専門分野のブログです。 横浜市 大船駅徒歩3分、大船駅北口歯科

2011年05月

内科的歯周病治療:飲み薬(抗菌薬)による歯周病治療:その3

5/30(月曜日)です。

このブログは、歯周病に関するブログです。
毎週月曜日 にアップしています。

今日のテーマは、『内科的歯周病治療:飲み薬(抗菌薬)による歯周病治療その3』になります。

このシリーズも3回目になります。
1回目、2回目を読まれていない方は是非先に以下のブログを見られて下さい。

1回目(5/16のブログ)

2回目(5/23のブログ)


前回と同様に過去2回のブログ内容を簡単に振り返ってみましょう!

内科的歯周病治療とは、通常の歯周病治療と並行して 歯周病細菌に対して効果のある薬(抗菌薬)を併用することにより、歯周病を治そうとする治療法です。(抗菌療法)
内科的歯周病治療(抗菌療法)は、通常の歯周病治療と比較して多くの研究論文で その効果が実証されています。

適切な時期に 適切な処方が行われないと 効果がないだけでなく、
以下のようなことが起こる可能性があります。

1. 薬剤耐性(薬剤に対して抵抗性を持ち、これらの薬剤が効かない、
  あるいは 効きにくくなる現象のこと)が起こることがある!
  耐性菌については、以下のページを参考にして下さい。
    抗生剤と耐性菌の話し
 
2. 薬物アレルギーが起こる可能性がある!

3. 他の服用している薬との相互作用がある!
  例えば、ワルファリン(抗血栓薬)を服用されている方が
  ペニシリン系の抗生剤を服用すると作用を増強します。

4. 菌交代現象が起こる可能性がある!
  菌交代現象とは、抗生剤の長期投与等により正常細菌が減少し、
  通常では存在しない細菌や少数しか存在しない細菌が異常に増殖する現象のこと。

上記の中でも特に
薬剤耐性(耐性菌の出現)
菌交代現象
について考慮をしていかないと単に薬(抗生剤)を服用しただけでは、効果がないだけでなく
さまざまな問題を引き起こしてしまいます。

ここまでがおさらいです。

さて本日の内容です。
内科的歯周病治療(抗菌療法)には、日本国内で一般的に行われてる方法として以下の2つがあります。
1つ目は、抗菌薬の内服です。
いわゆる抗生剤を服用することです。
2つ目は、歯周ポケット 内部に抗菌薬を注入する方法です。

今回のテーマの話しは、1番目の抗菌薬の内服ですが、
まず先に2番目の歯周ポケット 内部への抗菌薬注入についてから始めたいと思います。
メインの抗菌薬の内服については次回以降のテーマで解説します。

歯周病が発症するためには、細菌(歯周病細菌)の存在があります。
歯周病細菌が、歯周ポケット 内部に存在することにより、
歯肉が腫れたり、歯を支えている骨が吸収します

以下の図が歯周ポケット です。
kensa_03

この歯周ポケット内部で細菌が増殖すると歯肉が腫れてきます。

歯周ポケット内部への 抗菌療法として、
日本では、「2%塩酸ミノサイクリン歯科用軟膏」という薬剤が多く使用されています。
「2%塩酸ミノサイクリン歯科用軟膏」は、軟膏であるため、細い注射器のよなものを使用して歯周ポケット 内部へ注入して使用します。
単に薬を入れるだけですので、非常に簡単な治療法です。
こうした話しを聞くと
「薬を入れるだけで歯周病が治る!?」
と勘違いされる場合があります。

本日は、「2%塩酸ミノサイクリン歯科用軟膏」歯周ポケット 内部へ注入の効果について解説します。

まず、歯肉が急激的に腫れているような方に対して
「2%塩酸ミノサイクリン歯科用軟膏」歯周ポケット 内部へ注入が効果があるのか?
ということから解説します。
日本歯周病学会で報告された研究(論文)によると
歯周病の急性症状を起こした歯周ポケット 「2%塩酸ミノサイクリン歯科用軟膏」を注入した場合、歯肉の炎症の改善と歯周ポケット内の細菌の減少が認められ、有効な治療法であると考えられます。
(梅田 他 日本歯周病学会会誌.1999;41:436-49、野口 他 日本歯周病学会会誌.1995;37:725-36 等)

次に
軽度歯周病、
中程度歯周病、
重度歯周病
の方に歯周ポケット 「2%塩酸ミノサイクリン歯科用軟膏」を注入した場合に効果があるのか?
という話しをしたいと思います。

軽度歯周病であった場合には、「2%塩酸ミノサイクリン歯科用軟膏」を使用しなくても 通常の治療と徹底した歯磨きで十分改善するため、使用する科学的根拠はありません。
逆に薬剤耐性(耐性菌) を引き起こす可能性があります。
軽度の場合には、使用しない方が良いでしょう。

しかし、中程度以上の歯周病の場合には、歯周病治療と並行して使用することにより、細菌数の減少が認められることが多くの研究報告(論文)されています。
(上田 他日本歯周病学会会誌.1992;34(3):695-700、栗本 他 日本歯周病学会会誌.1988;30(1):191-205 等)

しかし、歯周ポケット 「2%塩酸ミノサイクリン歯科用軟膏」を注入しただけで、細菌が死滅するのではありません。
歯周病が治るものでもありません。
基本は歯周病治療 を行うことを前提としています。

そのため、
「薬を入れるだけで歯周病が治る!?」
というのは誤った考え方ということです。
「2%塩酸ミノサイクリン歯科用軟膏」は、細菌の数は減少しますが、
死滅するわけではありませんので、
残った細菌があれば 再度増殖を始めます。

また、「2%塩酸ミノサイクリン歯科用軟膏」歯周ポケット への注入は、一般的に1週間に1回、4週間にわたり行うことが有効であるとされています。
しかし、現実的には、歯周ポケット 内に注入した「2%塩酸ミノサイクリン歯科用軟膏」の効果(MIC:最小発育阻止濃度)は、3〜5日程度とされています。

確しかに中程度以上の歯周病であった場合には、歯周病治療を行うとともに
「2%塩酸ミノサイクリン歯科用軟膏」歯周ポケット への注入は効果があります。

しかし、長期的な使用は
薬剤耐性(耐性菌)
菌交代減少を引き起こす可能性があるため、注意が必要です。

また、あくまで歯周病治療 を行うことが前提であり、
「2%塩酸ミノサイクリン歯科用軟膏」単独で歯周病が治るものではありません。
(石川 他 日本歯科保存学会雑誌.1988;31(2):636-48、栗本 他 日本歯周病学会雑誌.1987;(29)3:930-6 他)

当医院では、出血等の炎症が強い場合で 歯周病治療を行うことを前提とした場合に 炎症消退を目的として使用することがあります。
しかし、薬剤耐性(耐性菌) を助長するリスクがあるため、「2%塩酸ミノサイクリン歯科用軟膏」を繰り返し使用することの科学的根拠は得られていないのが現状です。

適応症をきちんと守ることが重要なのです。

今日は、非常に難しい話しになってしまいましたが、
薬剤を使用する場合には、きちんとした根拠を十分分かった上で使用することが必要なのです。

次回は、今回のメインテーマである
内科的歯周病治療(抗菌療法)について解説します。

次回のブログは、6月 6日(月)になります。



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内科的歯周病治療:飲み薬(抗菌薬)による歯周病治療:その2

5/23(月曜日)です。

このブログは、歯周病に関するブログです。
毎週月曜日 にアップしています。

今日のテーマは、『内科的歯周病治療:飲み薬(抗菌薬)による歯周病治療:その2』になります。

前回のブログを読まれていない方は、是非前回のブログ(5/16:月)を読まれて下さい。

まず、前回のブログの内容を簡単に振り返ってみましょう!

内科的歯周病治療とは、通常の歯周病治療と並行して 歯周病細菌に対して効果のある薬(抗菌薬)を併用することにより、歯周病を治そうとする治療法です。(抗菌療法)
内科的歯周病治療(抗菌療法)は、通常の歯周病治療と比較して多くの研究論文で その効果が実証されています。

本日から内科的歯周病治療(抗菌療法)についてをQ&A(質問と回答形式)で解説します。

まず 内科的歯周病治療(抗菌療法)は、どのような患者様に対して行うと有効なのか?
という内容から始めます。

疑問:1 
 内科的歯周病治療(抗菌療法)は どのような歯周病患者様に対しても
 効果があるのでしょうか?

回答:1
 通常の歯周病治療で効果が十分認められると判断されるような場合には、
 内科的歯周病治療(抗菌療法)を行ってはいけません。
 どのような歯周病でも内科的歯周病治療(抗菌療法)を行ったからといっ
 て効果があるのではありません。
 科学的根拠のない治療は行ってはいけません。
 以下のような患者様に対して抗菌療法を行うかの検討をします。

a. 通常の歯周病治療を行っても改善が認められない方
 (ただし、歯磨きが十分にできていることが前提です)

b. 年齢に対して歯周病が非常に進行している方
 (広汎型重度歯周炎、広汎型侵襲性歯周炎)

c. 全身的病気(血糖値不良の糖尿病、免疫機能低下患者、虚血性心疾患…)を
 有する中程度以上の歯周病の方

  上記の( )内のような 生体防御機能が低下する 基礎疾患を有する患者様においては、
  抗菌療法を行うことにより単に歯周ポケット内の細菌を減少させることだけでなく、
  菌血症防止に効果があり
  全身および 他臓器への悪影響を減少させることができます。
  以下は菌血症の説明です。
    歯科治療における菌血症とは、
    汚れ(細菌)が歯周病治療(抜歯 等の他の歯科治療でも起こります)
    を行うことにより、身体の中(血管内)に侵入することを言います。 
    歯周ポケット 内部(歯肉の内部)には当然のことですが、血管が存在
    します。
    特に歯周病で歯肉が腫れている方は出血が起こっていることが多いため、
    歯周ポケット 内部に存在する汚れ(歯石)と血管が触れているこ
    とになります。
    他の言い方をすれば、汚れ(歯周病細菌)が血管に触れている状態と
    いってもいいでしょう。
    こうした汚れ(細菌)が一時的に血管内部に侵入することを菌血症
    言います。
    特に 歯周病治療 等の歯科治療を行うとこうした菌血症が起こることが
    報告されています。
    歯周病治療の基本的な治療であるルートプレーニング では、
    報告に差はありますが、8〜79%の確立
    で菌血症が生じると報告されています。
    事実ルートプレーニング を行った後(6分後)に採血して調べると血
    液中から歯周病細菌が発見されることが報告されています。
    しかし、このような菌血症は、健康な方であれば1時間もしないう 
    ちにいなくなるため、問題となることはありません。
    そのため、さほどご心配になることはないのです。
    しかし、注意が必要な方もいらっしゃいます。
    それが 上記に記載した 心疾患の方 や 糖尿病の方など 全身的にご病気を持っていられ 
    る方や 抵抗力が低下している方です。

d. 細菌性心内膜炎、大動脈弁膜症、チアノーゼ性先天性心疾患、人工弁、
 シャント術実施患者…の方

  上記のような方は、歯周病治療を行う上で最もリスクが高い患者様と言えます。
  上記の疾患等を 有する患者様は、歯周病治療において菌血症を起こす可能性が高いため、
  抗菌療法の対象と言えます。
  このことは、米国心臓病学会のガイドライン(AHA2007ガイドライン)でも
  明確に指摘されています。


今日は、だいぶ難しい話しになりました。
次回も内科的歯周病治療(抗菌療法)についてをQ&A(質問と回答形式)で解説します。
お楽しみに!

次回のブログは、5月30日(月)になります。



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内科的歯周病治療:飲み薬(抗菌薬)による歯周病治療:その1

5/16(月曜日)です。

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今日のテーマは、『内科的歯周病治療:飲み薬(抗菌薬)による歯周病治療』になります。

この話しはとても面白い話しです。
何回かのシリーズで解説したいと思います。
本日は最初なので、
「内科的歯周病治療:飲み薬(抗菌薬)による歯周病治療とはなにか?」
という話しから始めたいと思います。

 内科的歯周病治療とは、通常の歯周病治療と並行して 歯周病細菌に対して効果のある薬(抗菌薬)を併用することにより、歯周病を治そうとする治療法です。(抗菌療法)
内科的歯周病治療(抗菌療法)は、通常の歯周病治療と比較して多くの研究論文で その効果が実証されています。

しかし、以下のようなことをきちんと分かっていないと
「薬を飲めば 歯周病は治る!」
という誤った知識 や 治療法になってしまいます。

まず 内科的歯周病治療(抗菌療法)は治療を受けられる患者様にとって
「飲み薬を飲むだけで歯周病が治る!」
といった誤解を生んでいる ということです。

次に 使用する歯科医師側にも問題があり、きちんとした適応症を守らずに使用されていることがあります。

適切な時期に 適切な処方が行われないと 効果がないだけでなく、
以下のようなことが起こる可能性があります。

1. 薬剤耐性(薬剤に対して抵抗性を持ち、これらの薬剤が効かない、
  あるいは 効きにくくなる現象のこと)が起こることがある!
  耐性菌については、以下のページを参考にして下さい。
    抗生剤と耐性菌の話し
 
2. 薬物アレルギーが起こる可能性がある!

3. 他の服用している薬との相互作用がある!
  例えば、ワルファリン(抗血栓薬)を服用されている方が
  ペニシリン系の抗生剤を服用すると作用を増強します。

4. 菌交代現象が起こる可能性がある!
  菌交代現象とは、抗生剤の長期投与等により正常細菌が減少し、
  通常では存在しない細菌や少数しか存在しない細菌が異常に増殖する現象のこと。

上記の中でも特に
薬剤耐性(耐性菌の出現)
菌交代現象
について考慮をしていかないと単に薬(抗生剤)を服用しただけでは、効果がないだけでなく
さまざまな問題を引き起こしてしまいます。

そのため 次回からは、治療を受ける患者様にとって有益な治療となるための情報として
科学的根拠に基づく 内科的歯周病治療(抗菌療法)を明確にしていきたいと思います。(Q & A 形式)


次回のブログは、5月23日(月)になります。



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歯がしみるのは、歯周病?:その2

10/19(月曜日)です。

このブログは、歯周病に関するブログです。
毎週月曜日 にアップしています。

今日のテーマは、『歯がしみるのは、歯周病?:その2』になります。

前回の歯周病ブログでは、
歯周病になると なぜ歯がしみるのか?
という話しをしました。
また、歯が虫歯でないのに歯がしみることを
知覚過敏症ということを説明しました。
本日は、知覚過敏症の 治療方法 や 予防方法 についてです。

知覚過敏の治療方法ですが、
知覚過敏の薬を歯の根に塗ります
それでは、薬を塗れば、治るかと言いますと
状況にもより違いますが、完全に治らないケースもあります。

前回のブログで
知覚過敏が起る原因として、歯肉が退縮し、歯の根の表面にある
『象牙細管』という非常に細い管が露出することを説明しました。
この『象牙細管』は、歯の表面に無数に存在します。

知覚過敏の薬には、さまざまな種類がありますが、基本的な作用として、
この『象牙細管』の中に 薬が入り込み、細い管を封鎖するのです。

しかし、『象牙細管』の穴は無数にあるので、全てを封鎖させることはできません。

また、一度封鎖したとしても、取れてしまうこともあります。
特にブラッシング圧が強い方の場合、歯ブラシで 歯の根を擦ることにより
『象牙細管』に詰めた薬が 取れてしまうのです。

また、『象牙細管』を薬により封鎖できたとしても、
知覚過敏により 神経に刺激が伝わり過ぎた場合には、神経自体に炎症が生じてしまいます。
こうなると いくら『象牙細管』を封鎖しても 内部の神経が炎症を起こしているので 薬の効果はありません。

また、知覚過敏を防止する他の方法には、薬局等で市販されている『知覚過敏防止歯磨き剤』を使用することも有効なことです。
症状によっては、この歯磨き剤で治ることもかなりあります。

次に 知覚過敏症の予防方法についてです。

知覚過敏を悪化させないために、以下のことを注意することが大切です。
まず、ブラッシングの圧力です。
歯を一生懸命磨こうと思い、強い力で“ゴシゴシ ”と擦ると
歯の根の表面も削れてしまいます。
歯の根が削れると、『象牙細管』がさらに露出し、しみるのが強くなってしまいます。
また、硬い歯ブラシを使用しても同様なことが起ります。

また、噛み合わせが強い方も知覚過敏が起りやすいのです。
この話はちょっと難しい話にはなります。
見えている歯の表面は、『エナメル質』という硬い組織で被われています。
また、歯肉の中にある根の表面を『セメント質』と言います。
そして、『エナメル質』『セメント質』の境目を『エナメル・セメント境』と言います。
『エナメル・セメント境』は、『エナメル質』『セメント質』という違う組織の境目であるため、脆くなっています。
噛む力が強い方は、この『エナメル・セメント境』に負担がかかりやすいのです。
『エナメル・セメント境』に負担が加わると、亀裂が入り、割れてきます。
『エナメル・セメント境』が崩壊するのです。
このことを専門用語で『デンタル・コンプレッション・シンドローム』と言います。
『エナメル・セメント境』が壊れると『象牙細管』が露出してきます。
これにより知覚過敏が生じやすくなるのです。
『デンタル・コンプレッション・シンドローム』を防止するためには、
『ナイトガード』と言われるマウスピースを装着することが有効です。

次回のブログは、5月16日(月)になります。



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歯がしみるのは、歯周病?

5/ 2(月曜日)です。

このブログは、歯周病に関するブログです。
毎週 月曜日 にアップしています。

始めにゴールデンウィークの休診のお知らせです。
   5/ 2(月)休診
   5/ 3(火)休診
   5/ 4(水)休診
   5/ 5(木)休診

通院されている患者様の中で休診中になにかありましたら
下記までメールして下さい。
     休日メール問い合わせ


今日のテーマは、『歯がしみるのは、歯周病?』になります。

冷たい飲み物 等でしみる方は非常に多くいらっしゃいます。
本日のテーマは 歯がしみるのは、歯周病? ですが、
しみるのと 歯周病 には関係があるのでしょうか?

実は非常に関係があるのです。

歯周病は感染症 です。
一般的な歯周病では、歯磨きがきちんとできないと
歯周ポケット という歯と歯の間(隙間)から汚れ(歯周病細菌)が入り込み
歯周ポケット 内部で歯周病細菌が繁殖します。
この感染が原因により 歯の周囲組織(歯肉 や 骨 等)を破壊します。
これが、骨吸収なのです。
shimiru_01

実際のレントゲンで見てみましょう!
以下のレントゲンは歯周病の方のレントゲンです。
スライド1

骨吸収が非常に高度に起こっているのですが、
レントゲンを見慣れていないと分かりづらいので
骨吸収部位を線で書いてみましょう!

以下の赤線は、現在の骨吸収の状態を表したものです。
スライド2

次に 骨吸収を起こす前の状態を青線で表します。
スライド3

両方の線を合わせたのが以下のレントゲンになります。
スライド4

骨吸収を起こす前の元々の状態が青線
現在の骨吸収が起こった状態が赤線です。
いかに骨吸収が起こっているのが分かるかと思います。
さらに骨吸収を分かりやすくするために骨吸収した部分を赤色の領域で表します。
スライド5


それでは、骨吸収 と 歯がしみる のはどのような関係があるのでしょうか?
骨吸収が起こると それに伴い 歯肉も退縮するのです。
本日の最初でお見せした以下の図です。
shimiru_01

上記の 左の図 と 右の図 では、
歯周病が起こると骨吸収と歯肉の退縮が起こっているのが分かると思います。
ここで歯の構図を見てみましょう!
スライド2

以下の○の部分のみを拡大して見てみましょう!
スライド3

拡大したのが以下の図です。
スライド4

この象牙質は本来 歯肉の中に埋まっている部分です。
しかし、骨吸収が起こると
先に説明しましたように 歯肉の退縮が起こります。
歯肉た退縮すると 本来歯肉の中に隠れていた根(象牙質)が露出します。
この象牙質をよく見ると 緑色の線が見えます。
(実際は緑色ではありませんが、分かりやすくするために色を付けてます)
この緑色の細い管(線)を象牙細管と言います。
この 象牙細管の線の先には神経があるのです。

つまり、こういうことです。
歯周病になると骨吸収が起こります。
骨吸収が起こると歯肉も退縮します。
歯肉の退縮が起こると 本来歯肉の中にあった根(象牙質)が見えてきます(露出)。
象牙細管が露出するのです。
この象牙細管に水 や 風 が当たると
刺激が伝わり、神経が過敏になり しみるのです。
これを知覚過敏症(ちかくかびんしょう)と言います。

大雑把に言えば、
急に服を脱いだために 寒くなった ということです。

何となく歯周病 と 知覚過敏症 の関係が分かってきたと思います。

次回のブログでは 知覚過敏症の治療方法 等について解説します。

次回のブログは、5月9日(月)になります。



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livedoor プロフィール

日本歯周病学会歯周...

     院長履歴

1993年 神奈川歯科
      大学卒業
1993年 同大学歯周
      病学講座
      入局
1999年 日本歯周病
      学会
      専門医取得
1999年 東京都にて
      杉山歯科
      医院開業
2003年 I.T.Iメンバー
      認定
2005年 国際口腔
      インプラント
      学会認定医
      取得
2006年 大船駅北口
      歯科
      インプラント
      センター開業

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