歯周病専門医サイトブログ

歯周病専門分野のブログです。 横浜市 大船駅徒歩3分、大船駅北口歯科

2011年06月

内科的歯周病治療:飲み薬(抗菌薬)による歯周病治療:その6(最終回)

6/27(月曜日)です。

このブログは、歯周病に関するブログです。
毎週月曜日 にアップしています。

今日のテーマは、『内科的歯周病治療:飲み薬(抗菌薬)による歯周病治療:その6(最終回)』になります。

このシリーズも6回目になります。
1回目、2回目、3回目、4回目、5回目 を読まれていない方は是非先に以下のブログを見られて下さい。

1回目(5/16のブログ)

2回目(5/23のブログ)

3回目(5/30のブログ)

4回目(6/ 6のブログ)

5回目(6/13のブログ)


本日は今までのまとめと 新しい治療法の紹介です。

まず、今までのまとめです。
何度も 見られている方にとっては重複する内容ですが、
再確認としてご覧になって下さい。

内科的歯周病治療とは、通常の歯周病治療と並行して 歯周病細菌に対して効果のある薬(抗菌薬)を併用することにより、歯周病を治そうとする治療法です。(抗菌療法)
内科的歯周病治療(抗菌療法)は、通常の歯周病治療と比較して多くの研究論文で その効果が実証されています。

ここで重要なポイントは、
歯周病治療と並行して抗菌薬を服用することです。
単に抗菌薬を服用するを飲めば、歯周病が治るものではありません。
歯周病治療を行うことが前提です。

また、適応症をきちんと守ることが重要です。
なんでも かんでも 抗菌薬を服用すれば良いということではありません。
効果がある方もいれば、
効果がない(低い)方もいらっしゃいます。

内科的歯周病治療(抗菌療法)の適応症は、
通常の歯周病治療では治らないタイプの難治性歯周炎患者(広汎型重度歯周炎、広汎型侵襲性歯周炎) や 治療抵抗性患者 です。
通常の歯周病治療で十分治る範囲であれば、(抗菌療法)を行ってはいけません。
また、免疫力が低下している易感染性歯周病患者(重度糖尿病 患者様 等)、虚血性心疾患患者 ,
細菌性心内膜炎、大動脈弁膜症、チアノーゼ性先天性心疾患、人工弁、シャント術実施患者…の方
も適応症です。

通常の歯周病治療で十分治るようなケースであった場合には、
抗菌療法を行ってはいけません。
内科的歯周病治療(抗菌療法)には欠点もあるからです。

むやみに内科的歯周病治療(抗菌療法)を行うと
効果がないだけでなく、
薬剤耐性 が起こることがあったり、
(薬剤耐性とは、薬剤に対して抵抗性を持ち、これらの薬剤が効かない、あるいは 効きにくくなる現象のこと)
菌交代現象が起こる可能性があります。
(菌交代現象とは、抗生剤の長期投与等により正常細菌が減少し、通常では存在しない細菌や少数しか存在しない細菌が異常に増殖する現象のこと。)

また、口腔清掃(歯磨き)が十分に行えない患者様に対して、
内科的歯周病治療(抗菌療法)を行っても効果はありません。

歯周病は感染症 です。
この感染原因が口腔内清掃不良(歯磨きが適切にできていない)なのです。
いくらルートプレーニング
内科的歯周病治療(抗菌療法)を行っても
歯磨きが十分に行えていない方の場合には、再感染を次々に起こしますので、
効果が低いのです。
そのため、徹底して口腔清掃(歯磨き)が行えることが 歯周病治療の前提になります。

私は、患者様に 歯周病の話しを行う時には、以下のように説明することがあります。
「歯周病は生活習慣病です。」
「糖尿病 や 高血圧 と同様です。」
「糖尿病 や 高血圧 の治療を行う場合、単に薬を飲めば治るということではありません。」
「食生活 や 運動、睡眠、ストレスのない生活、禁煙…等 生活習慣を見直さないと改善しないことと同じです。」
「歯周病もまったく同じです。」
「当然のことながら 食生活 や 運動、睡眠、ストレスのない生活、禁煙…等 生活習慣が重要です。」
「生活習慣の中でも 歯磨きが非常に重要になってきます。」
「歯周病になる方は 基本的に歯磨きが十分に行えない方です。」
「そのため、歯周病になるのです。」
それでも 多くの方は、
「ある程度は歯磨きはできている!」
と考えられています。
しかし、現実的に歯磨きが十分にできていないから 歯周病になったのです。
「えー歯磨きは毎日行っているのに…」
この考え方がダメなのです。
今までと同じ生活習慣であれば、歯周病が治ることはありません。
徹底した生活習慣の改善(歯磨きを中心とした)が重要なのです。
この生活習慣の改善を行わないで 内科的歯周病治療(抗菌療法)を行っても効果はありません。

さて、6回に分けて解説してきました内科的歯周病治療(抗菌療法)ですが、適応症さえきちんと守れば、効果の高い治療であることは多くの研究により科学的根拠のある治療として証明されています。

しかし、ネットの中では
「飲み薬で歯周病が治る!」
というような誤解を招くような表現で掲載されているサイトが多く見られます。
正しい情報を知っておかないと
効果がないだけでなく、耐性菌の出現 等の問題が生じてしまいます。

次回からのテーマになりますが、
現在の歯周病治療は、さらに新しいステップに以降しています。
これは、バイトテクノロジー治療と言われる方法です。

耐性菌 等の問題が起こりやすい抗菌薬を使用することもありません。

歯周病細菌のみをターゲットに死滅させるシステムが世界的に注目されています。

この治療法は、光殺菌システムと言われる治療法です。

詳細は、次回のブログで解説しますが、
歯周ポケット内部 に存在する歯周病細菌の細胞のみに吸着する液体を使用し、
歯周病細菌そのものを直接殺菌する治療法です。
抗菌薬 治療時間が短いこと(1歯で約1分)、
痛みを伴うことがないこと
等があり、現在最も注目されている歯周病治療となっています。


次回のブログは、7月 4日(月)になります。



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6/24(金)の電話不通の件について

6/24(金)は電話が不通のため、予約 や キャンセル 等で電話をしていただいた方に大変ご迷惑をおかけしました。

電柱から当医院のあるビルに引き込まれている電話線が断線してしまっていたようで
1日中 電話が不通になっていました。

NTT の作業員の方が言うには、
6/23(木)に 近くの 街路樹の伸びた枝を伐採する際に
枝が触れていた電話線を傷つけてしまったようです。

当医院は木曜日は休診日であったため、昨日のことは分かりませんでした。

また、街路樹の伐採作業をされた方は、電話線を損傷したことに気がつかなかったのか
そのまま帰ってしまったため、さらに問題の発見が遅れてしまったようです。

私自身は、朝(8:00頃)にインターネットが不通であったことに気がついたのですが、
9:30からの診療があったため、後回しになってしまいました。

電話自体がつながっていないと気がついたのが10:00頃だったため、
そこから NTTに電話して、作業員の方がいらして下さいました。

結局、電話線は断線した部分だけでなく、数百メートルにもわたり
交換が必要だったようで 復旧が夕方になってしまったのです。

さまざまなことが重なり、結果的にまる1日電話不通状態が続いたのです。

直接医院まで予約を取りに来られた方もいらっしゃいましたし、
キャンセルを伝えに来られた方もいらっしゃいました。
急患で痛みがあったが、電話がつながらないので直接来られた方もいらっしゃいました。
多くの方にご迷惑をおかけしました。

6/20(月)の歯周病ブログはアップできずにすみません

6/20(月)の歯周病ブログはアップできずにすみません。
かなり忙しく、忘れていました。
次回(6/27:月)は、今まで行っていた
内科的歯周病治療:飲み薬(抗菌薬)による歯周病治療:その6になります。
最終回です。
その後の話しは、最新情報です。
最新の歯周病治療は、抗菌薬を使用せずに
歯周病細菌のみをターゲットにした新しい治療法が行われています。
この話しは7月からです。
お楽しみに!

内科的歯周病治療:飲み薬(抗菌薬)による歯周病治療:その5

6/13(月曜日)です。

このブログは、歯周病に関するブログです。
毎週月曜日 にアップしています。

今日のテーマは、『内科的歯周病治療:飲み薬(抗菌薬)による歯周病治療その5』になります。

このシリーズも5回目になります。
1回目、2回目、3回目、4回目 を読まれていない方は是非先に以下のブログを見られて下さい。

1回目(5/16のブログ)

2回目(5/23のブログ)

3回目(5/30のブログ)

4回目(6/ 6のブログ)

このシリーズでは毎回始めに今までの内容を振り返っているのですが、
同様に過去のブログ内容を簡単に振り返ってみましょう!

内科的歯周病治療とは、通常の歯周病治療と並行して 歯周病細菌に対して効果のある薬(抗菌薬)を併用することにより、歯周病を治そうとする治療法です。(抗菌療法)
内科的歯周病治療(抗菌療法)は、通常の歯周病治療と比較して多くの研究論文で その効果が実証されています。

しかし、適切な時期に 適切な処方が行われないと 効果がないだけでなく、
薬剤耐性 が起こることがあったり、
(薬剤耐性とは、薬剤に対して抵抗性を持ち、これらの薬剤が効かない、あるいは 効きにくくなる現象のこと)
菌交代現象が起こる可能性があります。
(菌交代現象とは、抗生剤の長期投与等により正常細菌が減少し、通常では存在しない細菌や少数しか存在しない細菌が異常に増殖する現象のこと。)

内科的歯周病治療(抗菌療法)の適応症は、
通常の歯周病治療では治らないタイプの難治性歯周炎患者(広汎型重度歯周炎、広汎型侵襲性歯周炎) や 治療抵抗性患者 です。
通常の歯周病治療で十分治る範囲であれば、(抗菌療法)を行ってはいけません。
また、免疫力が低下している易感染性歯周病患者(重度糖尿病 患者様 等)、虚血性心疾患患者 ,
細菌性心内膜炎、大動脈弁膜症、チアノーゼ性先天性心疾患、人工弁、シャント術実施患者…の方
も適応症です。

ここまでが今までのまとめになります。

本日は、抗菌薬の服用は、どの時期から開始したら良いのか?
ということを解説したいと思います。

(抗菌療法)とは、歯周病治療 と並行して
歯周病細菌に効く抗生物質を一定期間服用する治療法です。

ただ、抗菌薬(抗生物質)を飲めば、歯周病が治るというものではありません。

難治性歯周炎に対して、歯周病治療 と並行して(抗菌療法)を行うことは、多くの研究論文でその効果が実証されています。
(抗菌療法)は、科学的根拠の高い治療と言えます。
しかし、どの時期に抗生物質を服用すれば、ベストであるかの研究論文は、効果を研究した論文と比較して少ないのが現状です。

現時点で推奨される(抗菌療法)の時期(タイミング)は、
歯周病初期治療(スケーリング ルートプレーニング) と同時 もしくは
歯周病初期治療(スケーリング ルートプレーニング) 直後となっています。

(抗菌療法)の目的は、
歯周病初期治療(スケーリング ルートプレーニング) では完全に除去できない 歯周病細菌や
歯周ポケット 内部に拡散した歯周病細菌叢を変えて臨床的改善をはかることです。

そのため、歯周病初期治療(スケーリング ルートプレーニング) と同時 もしくは
歯周病初期治療(スケーリング ルートプレーニング) 直後に(抗菌療法)が行われるのです。

参考研究論文
 Berglundh T et al . J Clin Periodontol.1998;25:354-62.
 Guerrero A et al . J Clin Periodontol.2005;32:1096-107.
 Ehmke B et al . J Periodontol.2005;76:749-59
 Rooney J et al . J Clin Periodontol.2002;29:342-50
 Winkel EG et al . J Clin Periodontol.1999;26:461-8

ただし、(抗菌療法)には、重要なポイントがあります。
ポイント1:口腔清掃が良好であること!
      簡単に言えば、歯磨きが適切にできていることが重要です。
      歯磨きが十分に行えていない患者様に(抗菌療法)を行っても効果は期待できません。
ポイント2歯周病治療 を短期間で終了させること!
      これは大きなポイントです。
      理想的には歯周病初期治療( ルートプレーニング) を1週間以内に終了させることです。
      日本の歯科医療では、これがなかなか難しいのが現状です。
      一般的に日本の保険診療で行われている歯周病初期治療(ルートプレーニング) は、
      1回に30分程度の時間をかけて3〜5歯程度を行うため、
      1週間に1回程度の治療間隔であれば、
      約6〜7回(欠損がなく28歯全てが存在している方の場合)かかることになります。
      こうした治療方法ではあまり推奨されません。
      できるかぎり、短期間に行うことが有効です。
      できれば、1回の治療範囲を10歯以上にし、
      1〜2回の短期間に終了させることが有効なのです。

次に どの程度の期間 抗菌薬(抗生物質)を飲めば良いのかという
期間的な解説です。
これは、非常に難しい話しなのです。
その理由として、さまざまな状況より変わってくるからです。
抗菌薬(抗生剤)の種類、
投与量、
感染に関与している細菌の種類、
歯周病の病状の程度
等により変わってくるからです。
効果と副作用を十分に考えて、服用(投与)期間を考えることが重要なのです。
一般的には、3日から7日が目安になります。
以下は各抗生剤による研究論文から得られた投与期間です。(一部のみ)

アモキシリン 7日間
  参考研究論文
  Rooney J et al .J Clin Periodontol.2002;29:342-50
 
アモキシリンとメトロニタゾールの混合 7〜14日間
  参考研究論文
  Guerrero A et al.J Clin Periodontol.2005;32(10):1096-107

アジスロマイシン 3〜5日間
  参考研究論文
  Haffajee AD et al.J Clin Periodontol.2007;34(3):243-53

日本では、薬剤認可の問題等があり、アジスロマイシンが使用されることが多いようです。


次回のブログは、6月20日(月)になります。
次回も抗菌療法の続きです。


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内科的歯周病治療:飲み薬(抗菌薬)による歯周病治療:その4

6/ 6(月曜日)です。

このブログは、歯周病に関するブログです。
毎週月曜日 にアップしています。

今日のテーマは、『内科的歯周病治療:飲み薬(抗菌薬)による歯周病治療その4』になります。

このシリーズも4回目になります。
1回目、2回目、3回目 を読まれていない方は是非先に以下のブログを見られて下さい。

1回目(5/16のブログ)

2回目(5/23のブログ)

3回目(5/30のブログ)


はじめて このシリーズを見られる方のために
前回と同様に過去のブログ内容を簡単に振り返ってみましょう!

内科的歯周病治療とは、通常の歯周病治療と並行して 歯周病細菌に対して効果のある薬(抗菌薬)を併用することにより、歯周病を治そうとする治療法です。(抗菌療法)
内科的歯周病治療(抗菌療法)は、通常の歯周病治療と比較して多くの研究論文で その効果が実証されています。

しかし、適切な時期に 適切な処方が行われないと 効果がないだけでなく、
薬剤耐性 が起こることがあったり、
(薬剤耐性とは、薬剤に対して抵抗性を持ち、これらの薬剤が効かない、あるいは 効きにくくなる現象のこと)
菌交代現象が起こる可能性があります。
(菌交代現象とは、抗生剤の長期投与等により正常細菌が減少し、通常では存在しない細菌や少数しか存在しない細菌が異常に増殖する現象のこと。)


そでは、どのような症例に対して内科的歯周病治療(抗菌療法)は効果があるのでしょうか?

通常の歯周病治療に内科的歯周病治療(抗菌療法)を併用すると 歯周病に効果があることが多くの研究により明らかになっています。
 参照文献: 
     Haffajee AD etal Ann Periodontol.2003;8(1):115-81.Review. 
     Herrera D etal J Clin Periodontol.2002;29(Suppl 3):136-59;dis-cussion 160-2.Review

通常の歯周病治療とは、スケーリング や ルートプレーニング と言われる治療のことです。
以下は模型を使用してルートプレーニング を行っているところです。


通常の歯周病治療と内科的歯周病治療(抗菌療法)を併用する理由として、歯周病は感染症 であることから、通常の歯周病治療では反応が悪い症例に対して応用されてきました。

ここで重要なポイントが通常の歯周病治療では反応が悪い症例ということです。
先に説明しました通常の歯周病治療(ルートプレーニング )で治るような症例には、使用しないということです。
あくまで 通常の歯周病治療では治らない(反応が悪い)ようなケースに対して使用する治療です。

通常の歯周病治療で十分治る範囲の歯周病であった場合には、内科的歯周病治療(抗菌療法)を行ってはいけません。

また、内科的歯周病治療(抗菌療法)はあくまでも 歯周病治療 と併用して使用することが必須です。

薬を飲めば、歯周病が治るわけではありません。

インターネット等で
「歯周病は薬で治る!」
というような 過大広告を見ることがあります。

簡単な治療は、治療を受ける患者様にとっては 非常に魅力的な方法です。
しかし、魔法のような治療はありません。

もちろん 内科的歯周病治療(抗菌療法)は、科学的にきちんとした根拠がある治療であり、その適応症さえ きちんと守れば、歯周病を効果的に治すことが可能な方法です。
しかし、そうした適応症をきちんと守らないために、治療を受けられた患者様に不利益を生じることがあります。

これは、治療を行う歯科医師側にも問題があるのです。

例えば、本当は十分 通常の歯周病治療 で十分 治る範囲の歯周病であったとします。
しかし、歯科医師の勧めるままに 内科的歯周病治療(抗菌療法)が行われるケースがあるとします。(宣伝広告として 抗菌療法を全面に勧めている歯科医師がいるのも事実です)
もちろん 通常の歯周病治療 も行われることが前提です。
結果的に言えば、歯周病は治ります。
治療を受けた患者様は、
「歯周病が治った!」と感じますし、 抗菌療法が効果があったと感じるかもしれません。
しかし、もともと通常の歯周病治療 で十分治る範囲であったのですから
抗菌療法に意味があったわけではありません。

抗菌療法の最大の欠点は、何度も説明していますが、
薬剤耐性 が起こったり、
菌交代現象が起こる可能性があるからです。

*薬剤耐性とは、薬剤に対して抵抗性を持ち、
 これらの薬剤が効かない、あるいは 効きにくくなる現象のこと
*菌交代現象とは、抗生剤の長期投与等により正常細菌が減少し、
 通常では存在しない細菌や少数しか存在しない細菌が異常に増殖する現象のこと。


内科的歯周病治療(抗菌療法)の適応症は、
難治性歯周炎患者(広汎型重度歯周炎、広汎型侵襲性歯周炎) や 治療抵抗性患者 です。
また、免疫力が低下している易感染性歯周病患者(重度糖尿病 患者様 等)、虚血性心疾患患者 ,
細菌性心内膜炎、大動脈弁膜症、チアノーゼ性先天性心疾患、人工弁、シャント術実施患者…の方
も適応症と言えます。


次回のブログは、6月13日(月)になります。
次回のブログも本日の続きです。
次回は、内科的歯周病治療(抗菌療法)を行う場合、
「いつから抗菌薬を飲めば良いのか?」
「どれくらいの期間飲めば良いのか?」
等 抗菌薬の使用方法について解説します。



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livedoor プロフィール

日本歯周病学会歯周...

     院長履歴

1993年 神奈川歯科
      大学卒業
1993年 同大学歯周
      病学講座
      入局
1999年 日本歯周病
      学会
      専門医取得
1999年 東京都にて
      杉山歯科
      医院開業
2003年 I.T.Iメンバー
      認定
2005年 国際口腔
      インプラント
      学会認定医
      取得
2006年 大船駅北口
      歯科
      インプラント
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