歯周病専門医サイトブログ

歯周病専門分野のブログです。 横浜市 大船駅徒歩3分、大船駅北口歯科

2012年06月

口臭の話し:その18

2012年6月25日(月曜日)です。

このブログは、歯周病に関するブログです。
毎週月曜日 にアップしています。

今日のテーマは、『口臭の話し:その18』になります。

さてだいぶ長くなっている口臭の話しです。
本来は、このブログは歯周病のブログですが、もう暫く口臭の話しをしたいと思います。

本日のテーマは、口臭緩和法としてのガム法です。
名前のとおり、ガムを噛むことで口臭を緩和させる方法です。
もちろん ガムの臭いで口臭を消すのではありません。

まずガム法の目的を列挙します。

目的1:口腔内緊張の緩和リハビリ
      口臭が気になる方の中には、精神的不安をもっていることが多くあります。
      精神的不安が持続すると 
      会話が少なくなったり、
      呼気の臭いが気になるあまり 口を閉じていることが多くなることがあります。
      こうなると舌の動きが停滞します。(舌が動かなくなります)
      舌の動きが鈍くなると 唾液の流れが停滞し、唾液分泌も減少してきます。
      また、口を閉じた状態(会話が少なくなると)では、舌の位置が以下のように
      なります。
      通常、会話をしたり、口を開けたりする場合で、お口を少し閉じた状態では、
      以下の 図1 のように
      上顎(口蓋)と舌 にはある程度の隙間があります。
      スライド1

      この図は顔を横から見たところです。
      これは口臭が起こりにくい状態です。
      しかし、会話をほとんどない状態(口を閉じた状態)が続いたり、
      口臭を気にするあまり、口を開けないようにしていたり、
      精神的不安が持続すると
      舌のはあまり動かなくなり、唾液の分泌が少なくなります。
      そして 図2 のように
      舌の位置は、上顎に近づき、上顎との隙間が少なくなります。
      スライド2

      口を開ける回数が少なくなることもあり、喉の奥は酸素が少ない状態となります。
      こうなると酸素が嫌いな嫌気性菌が繁殖しやすくなります。
      嫌気性菌は、口臭の原因となるガスを発生します。
      抗菌性のある唾液の分泌も減少するので、ますます菌の繁殖が増えていきます。
      ガム法を行なうことにより 舌の運動を強制的に行なうことが
      可能となり、口腔機能(舌機能)の改善をはかるのです。

目的2:安静時唾液流の確保
      これも上記と同様に舌のガムを噛むことにより舌の動きが活発になります。
      結果的に唾液の流れが起こり、口臭を緩和させることが可能となるのです。

目的3:舌苔(ぜったい)付着防止
      食後の食べかすは、舌の上に残りやすいのです。
      舌の上に残った食べかすにより 舌が白っぽくなっているものを
      舌苔(ぜったい)といいます。
      口臭が気になる方の多くは、舌の上に付着している 舌苔を頻繁にブラシのような
      もので除去している場合が多いのですが、
      これは絶対に避けなければいけません。
      このことは、以前のブログでも解説していますので、ご覧になっていない方は、
      以下のブログをご覧になって下さい。
      口臭の話し:その3:舌磨きは行なった方が良いのか?
      舌の上に付着した舌苔は、専用のスクレーパーというヘラで
      軽く取る程度にしないといけません。
      舌苔を歯ブラシ等で擦ったりすると 舌粘膜が傷つき、
      舌粘膜が炎症を起こし、
      剥がれ落ちた舌粘膜が口腔内に散らばり、細菌繁殖を起こし、口臭を悪化させます。
      後で詳細は解説しますが、ガム法を行なうことで舌の上の付着している舌苔を取り除き、
      奇麗にすることが可能になります。

目的4:舌粘膜過敏の改善と口腔乾燥防止
      ガム法を行なうことにより、
      舌の動きが活発になり、
      唾液の分泌が促進され、
      唾液の流れも行なわれるようになるため、
      口腔乾燥の防止になります。

目的5:口腔内pHの中性化
      口腔内が酸性化すると口臭が起こりやすくなることは、
      このブログでも何回も解説してききたことです。
      ガム法を行なうことにより 唾液の分泌が促進され、
      口腔内のpHが中性化しやすくなります。
      口腔内の中性化、唾液の緩衝能力についての詳細は、以下のブログを参考にされて下さい。
      口臭の話し:その15:唾液の緩衝能力

それでは、ガム法の目的がだいたい分かったところで
具体的なガム法の使用方法について解説します。

まず、食後にお口直しを行なって下さい。
お口直しは、唾液を損失させず、口腔内に残存した食べ残しを効果的に除去する非常に有効な方法です。
口臭が気になる方は、食後に必ず行なって下さいね。
お口直しの方法については、前回のブログを参考にして下さい。
口臭の話し:その16:お口直し
お口直し後にガムを噛みます。
通常どおり噛んで下さい。
そして、ここからがポイントです。
味がなくなったガムは、捨てずに そのまま口腔内に保持しておきます。
ガムを丸くして 絶対に噛まずに 残しておきます。

会話をする時には、ガムを上顎の奥歯の頬側に入れておきます。
ほっぺた と 奥歯の間に挟んでおくのです。
結構落ちないで そのまま 頬と奥歯の間に保持されます。

そして、会話をしない時にには、舌の上で コロコロとガムを転がします。
舌の上でガムを転がすことにより、舌の上を奇麗にするのです。

そして、会話や水を飲む時には、再度 ガムを上顎の奥歯と頬の間に挟みます。

決して 噛んではいけません。
味がなくなった後は、まるめて 舌の上で コロコロと 転がすだけです。
絶対に噛まないことが大切です。

口腔内に異物(ガム)があることにより 唾液分泌反射が起こることを利用しているのです。

また、この時に使用するガムは、一般的なガムではありません。
一般的に販売されているガムは、噛んでいると柔らかくなってしまい、
長時間 形態を丸く保持させることが難しいのです。

もちろん 加糖入りのガムはダメですよ!

推奨するガムとして
口臭予防を目的として専用のガムがあります。
当医院でも口臭外来開設前に販売を開始する予定ですが、
ブレスコントロールガムです。

以下のような成分が特徴です。

特徴成分1:ローズマリーエキス
      ニンニク臭などの揮発性硫黄化合物を分解するポリフェノール

特徴成分2:リンゴポリフェノール
      医科応用ではアトピー治療に使用されている天然素材で、
      口腔乾燥や粘膜過敏を改善させる
     
特徴成分3:ガムベース
      天然ガムベース主体
      軟化しにくいガムであり、咀嚼力と口腔生理機能のトレーニングに最適

特徴成分4:甘草エキス
      マメ科の甘草の根および根茎から抽出・濃縮されて得られるエキス
      グリチルリチル酸を含み、消炎効果がある。

特徴成分5:エリスリトール
      口に含むと融解熱によって口腔内の温度を低くする作用があり、
      口腔内温度を低くすることにより口臭を起こしにくくする。


ブレスコントロールガム
DSC_0021
 

次回のブログは、7月 2日(月)になります。



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口臭の話し:その17

2012年6月18日(月曜日)です。

このブログは、歯周病に関するブログです。
毎週月曜日 にアップしています。

今日のテーマは、『口臭の話し:その17』になります。

今日も口臭の話しの続きです。

今日は、「口臭予防のための生活習慣の改善」です。

口臭を気にされる方の多くは、すでにさまざまなことを実施しています。
歯磨きを十分に行なったり、
舌磨きを行なったり、
口臭予防用品を使用したり、
歯科治療を行なったり…
等です。
しかし、こうしたことは逆に口臭を増悪させる原因になっていることを
このブログで解説してきました。

口臭の原因をきちんと理解しないと 治らないだけでなく、
悪化させることにつながります。
正しい知識が重要なのです。

そして、口臭対策を行なっているにも関わらず、治らないため、
「なぜ治らないのか?」という 不安が持続していきます。
また、「歯周病ではないのか?」
ということから歯科医院を受診し、
「口臭の原因は歯周病ではないかと思うので歯周病の治療を希望!」
と歯科医師に伝えますが、
「歯周病に問題はありません!」
「口臭にも問題がないので、心配いりませんよ!」
というような対応をされます。

そして、
「誰も口臭を理解してくれない」
「口臭は ない と言われたが、実際にあるのに…」
という気持ちが続きます。

こうした不安の持続が口臭を悪化させているのです。

実際に私自身も口臭について学ぶ前には、
口臭が気になることで来院された患者様の中で
歯周病 等 の検査を行っても問題はなく、
実際に口臭を感じられない方が多いことを感じていました。
会話の中で口臭を感じられることはほとんどないのです。
それでも患者様は、口臭を感じられているのです。
実際に歯周病等に問題のない方の口臭を治すことはできなかったのです。

そうしたこともあり、きちんと口臭について学ぶ必要性があると感じ
口臭治療の権威である ほんだ先生にお世話になることになったのです。

話しはズレてしまいましたが、口臭症で悩む方の中には、「自臭症」という方がいらっしゃいます。
「自臭症」は、一般的に問題なしとされている方です。
歯周病や虫歯もなく、通常の歯科検査時には、口臭を感じられないからです。
しかし、実際には患者様は、口臭を感じているのです。
この点が、歯科医師と患者様の壁となっているのです。

「自臭症」で悩まれる方の中には、生活習慣の乱れが原因となっていることがあります。

口腔内の生理的機能は、自律神経系 と 体制神経系の二重支配を受けています。
無意識時には、自律神経系に支配され、
意識時には、体制神経系の支配下になり得ます。

特に「自臭症」については、
無意識時の口腔生理機能が影響を受けて問題を引き起こしていることがあります。

自律神経系に影響を及ぼす要因には、
1.生活習慣、
2.飲食生活習慣、
3.肉体的、精神的ストレス
が考えられます。

まず生活習慣ですが、基本中の基本です。
朝 定時に起きて、夜は夜更かしをせず、十分な睡眠をとる。
朝起きて、太陽の光をあびて、
夜は眠い、眠くないにも関わらず定時に布団にはいる。
これが大切です。
自律神経の乱れ(自律神経失調)が起こると唾液の分泌コントロールも不調となります。
そうなると口腔乾燥を引き起こし、口臭の原因となります。
唾液の重要性については、このブログでも何回も解説してきたことです。

次に飲食生活習慣です。
「自臭症」の方の中には、
「食べると臭いが起こる!」というような誤解をいだいている方がいらっしゃいます。
そのため、朝食を食べなかったり、軽度で済ませることがあります。
空腹になると空腹時口臭が起こりやすくなります。
朝食は、きちんと取ることが口臭予防に対して有効です。
朝食内容は、和食が望ましいですね。
朝は、バタバタと忙しいいため、パンのみで終わらせる方も多いかと思いますが、
パン は、粘膜に付着しやすく、咀嚼回数も少なくなります。
前回 と 前々回のブログでは、
食後の食べかすは、
歯の隙間に 約10%
舌の上 や 頬 等の粘膜に 約90%
残っていることを解説しました。
パンは、どうしても粘膜に残りやすいので、
忙しい朝にパンのみを簡単に食べて、粘膜に付着した食べかすが残るために
日中の口臭につながりやすくなります。
和食は、パン食と比較して噛む回数が多い食物が多くあります。
食べかすは、粘膜に残りにくいのです。
また、ある程度時間をかけて朝食を取ることは重要なことです。
噛む回数を増やすことにより
舌は良く動くことになり、結果的に
舌機能の促進が行なわれ、唾液の分泌促進につながります。
舌を十分に動かすことは、本当に大切なことなのです。

また、口臭予防として 食後に重要なのは、お口直しです。
これは、前回のブログで解説した内容です。
「お口直し」についておさらいをします。

お口直しの方法
飲食後に口に水を軽く含みます。
軽くブクブクとし、頬と歯肉についた食べかすを取り除き、
その水を飲み干して下さい。

次に 再度水を口に含みます。
そして 舌を口蓋(こうがい:上顎の真ん中の天井の部分)に擦り付けて洗って下さい。
舌の上には、食べかすが多く残ります。
これを取り除くことが目的です。
そして その水も飲み込んで下さい。

この作業を 味 や 臭気 がなくなるまで行ないます。

口に含んだ水は、飲んだ方が良いです。
吐き出しても良いですが、吐き出すと唾液を失うことになりますので、
できるかぎり飲み込んだ方が良いです。

次に水を適時に飲用することが大切です。
口臭予防に対しては、お茶 や コーヒーは不適当です。
水分補給の重要性については以前のブログを参考にされて下さい。
4/23:水分補給の重要性

就寝前4時間は水以外の飲食を避けて下さい。
これは忙しい方には難しいことかもしれません。
消化途中で就寝すると、
起床時の口臭を増悪されることもありますし、
翌朝の朝食時の食欲減退にもつかがります。

生活習慣のリズムをきちんとすることが自律神経の働きを適切にするために大切なことなのです。


次回も口臭予防のための具体的な対策について解説します。

次回のブログは、6月25日(月)になります。


口臭で悩んでいる方は非常に多く、
当医院でも口臭外来を新設するために現在準備を行なっています。
今年の夏頃に「口臭外来を開設」する予定です。
正確な日時等が決まりましたら お知らせします。
口臭外来前に 完全に無臭にするための
口臭用品の取扱を口臭外来開設 前より開始する予定です。


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当医院はインプラント治療で 11部門中 5部門で ベスト10入りをしました。
ランキングされた多くの歯科医院は、大学病院 や 規模の大きい歯科医院ばかりでしたので、当医院のような小規模の個人歯科医院が選出されることはとても喜ばしいことです。
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口臭の話し:その16

2012年6月11日(月曜日)です。

このブログは、歯周病に関するブログです。
毎週月曜日 にアップしています。

今日のテーマは、『食後の重要な口腔ケアー:お口直し』になります。

まず 前回の おさらい です。
前回のブログでは、食後に口腔内が酸性化すると口臭が起こることを解説しました。
そして、酸性化を防ぐには、唾液が非常に重要であることを解説しました。
唾液重要性については、このブログでは づーっと説明してきました。
口臭予防で最も重要なのが この唾液です。

唾液は、酸性に傾いた口腔内を 中性に戻してくれます。
これを唾液の緩衝能(かんしょうのう)ということを前回解説しました。

簡単に言えば、唾液の緩衝能(かんしょうのう)とは、
酸性に傾いた状態を中性戻す 中和能力のことです。

唾液分泌量の少ない人や
唾液の緩衝能力が低い人(中和能力が低い人)は、
酸性状態が長く続くため、口臭が起こりやすいのです。
もちろん 唾液の緩衝能が低い人は、虫歯にもなりやすくなります。

口臭が気になる方の多くは、磨きを頻繁に行なっています。
磨いているにも関わらず、口臭が治らないため、
どんどんと口臭に悩むのです。

また 口臭が気になる方は、
口臭予防用品もほとんどの方が使用していますし、
舌磨きも毎日のように行なっている方が多くいらっしゃいます。
これが、大きな間違いなのです。

口臭予防用品の使用の問題 や 舌磨きの必要性については、以前のブログでも解説しました。
見られていない方は、以下のブログを参考にして下さい。
   口臭の話し:その13(口臭スプレー 等の口臭予防用品は効果があるのか?)
   口臭の話し:その5(なぜ歯磨きを行う必要性があるのか?:口臭の原因を理解する第一歩)
   口臭の話し:その3(舌磨きは行なった方が良いのか?)

過剰な歯磨きは、唾液の喪失につながります。
うがい をしすぎると 唾液は洗い流されてしまいます。
結果的に中和作用(唾液の緩衝能)がなくなり、口腔内は酸性化してしまいます。
口腔内が酸性化すると 口臭が起こりやすくなるのです。

口臭を予防するための歯磨きを有効的に行なう時期は、毎食後ではありません。
適切な時間帯に歯磨きを行なわないと
口臭予防にはならないことも今までのブログで何度も解説してきました。
以前のブログは以下を参考にして下さい。
   口臭の話し:その14(歯磨きの重要なタイミング)

前置きが長くなりましたが、おさらいは重要です。
それでは、本日の話しです。
口臭予防のために重要なこと「お口直し」についてです。

お口直しとは、直後の汚れ(食べかす)を取り除き、
唾液の損失を抑える非常に有効な方法です。

口臭で悩んでいられる方は、簡単なことですから是非行なって下さい。

お口直しの方法

飲食後に口に水を軽く含みます。
軽くブクブクとし、頬と歯肉についた食べかすを取り除き、
その水を飲み干して下さい。

前回のブログでも解説しましたように食後の食べかすは、
歯の隙間約10%
舌の上 や 頬 等の粘膜約90%
残っています。
食べかすの多くは、舌の上 や 頬 等の粘膜に残っているのですから
その汚れを取ることが有効です。
歯だけを磨いても 口腔内に残った食べかすを的確に取り除くことはできないのです。

次に 再度水を口に含みます。
そして 舌を口蓋(こうがい:上顎の真ん中の天井の部分)に擦り付けて洗って下さい。
舌の上には、食べかすが多く残ります。
これを取り除くことが目的です。
そして その水も飲み込んで下さい。

この作業を 味 や 臭気 がなくなるまで行ないます。

口に含んだ水は、飲んだ方が良いです。
吐き出しても良いですが、吐き出すと唾液を失うことになりますので、
できるかぎり飲み込んだ方が良いです。

口臭を気にされる方は、
唾液の分泌量が少なかったり、
唾液の緩衝能力が劣っている方が多いため、
唾液を損失されることは避けた方が良いです。
そのために、お口直しを行なった水は、飲み干した方が良いのです。

食品で特に注意したいのは、
乳製品(ヨーグルト、牛乳 等)、
コーヒー、
お茶
などです。
こうした飲食品は、舌の上に残りやすいのです。

食後だけでなく、食間にコーヒを飲用した後もこうした「お口直し」が重要になります。

また、タバコを吸った後も注意が必要です。
タバコに含まれるタールは、舌の上に残りやすいので口臭の原因になります。
タールは、水に溶けやすいのです。
喫煙後には忘れずに「お口直し」が必要になります。
喫煙は、口腔乾燥も起こしやすいので本来であれば、禁煙した方がベストですが、
最低限「お口直し」が必要です。

本日の「お口直し」のポイントは、
唾液を喪失させないことが重要!
食直後の食べかすは、歯に付着するというよりは、舌の上や粘膜に付着している!
という基本的な口臭の知識があれば、十分理解できる内容であったと思います。

今後もこうした口臭予防のポイントを解説します。


次回のブログは、1月19日(月)になります。



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オリコン歯科医院ランキング2012年度版発表!

オリコン(音楽のオリコンチャートが有名ですが…)の2012年度版が
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オリコンは、音楽以外でもさまざまな分野でアンケート調査を元にしてランキングを発表しています。
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ランキングされた多くの歯科医院は、大学病院 や 規模の大きい歯科医院ばかりでしたので、当医院のような小規模の個人歯科医院が選出されることはとても喜ばしいことです。
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口臭の話し:その15

2012年6月4日(月曜日)です。

このブログは、歯周病に関するブログです。
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今日のテーマは、『口臭の話し:その15』になります。

すでにこのテーマも15回目となりました。
このブログは歯周病ブログですので、簡単に口臭の話しをするだけの予定でしが、
反響が大きく、すでに15回となりました。
だんだん歯周病ブログとはズレてきていますが…

昨日は口臭の権威である 大阪のほんだ先生のところに勉強に行ってきました。
私 と もう一人の先生 と
今回はスタッフ2人を連れて勉強してきました。
2名のフタッフは、日本歯周病学会 認定歯科衛生士 であり、
普段は歯周病治療を中心にして診療に携わっています。
そのため、口臭の勉強というと まったく違う分野のため、戸惑いもありましたが、
普段では学べないことが多く、勉強になったようです。
診療というのは、先生1人が頑張ってもうまくいきません。
診療を支えるフタッフも 診療内容をきちんと理解していないと
適切に進めることはできません。
今後も頑張っていただきたいものです。

それでは、本日の話しになります。
前回のブログで「唾液の緩衝能」という言葉がでてきました。
緩衝能(かんしょうのう)と読みます。
この唾液の緩衝能(かんしょうのう)は、口臭を学ぶ上で重要なキーワードになります。
前回のブログを読まれていないと
理解できない部分もありますので、先に前回のブログを読まれて下さい!

いつものようにQ & A 形式で始めましょう!

Q
唾液の緩衝能とは?(緩衝能力が低いと虫歯細菌が増える!)

A
唾液の緩衝能とは、どのようなものなのでしょうか?
また、口臭とはどのような関係にあるのでしょうか?

通常口腔内のphは、中性状態を保っています。
pHは6.8〜7.0です。

この中性状態を保つことが重要なのです。

例えば、歯の表面にある硬いエナメル質が虫歯細菌で溶けるためには
pHが約5.5以下になることが必要です。
(歯肉が下がると見えてくる 根元の象牙質はpH6.0以下で溶ける)

pHの低下は、さまざまなことで起こります。
飲食物、虫歯細菌が産生する産(乳酸)等が口腔内を酸性化させる主な原因です。

口腔内が酸性に傾いた状態を中和させる機能緩衝能と言います。
この中和させるのが唾液です。
唾液はとても重要な働きをしています。
このブログでも何回も唾液の重要性について解説してきました。

具体的には、唾液中の重炭酸塩 や リン酸塩 が 酸性に傾いたpHを中性に戻してくれます。

食後直後から口腔内は酸性に傾きます。
(細菌が乳酸を産生するためです)
しかし、唾液の緩衝能により30分程度中性に回復するのです。

もし、唾液の分泌が少ない人であったり、
唾液の緩衝能が低い人であれば、
酸性状態となってしまいますので虫歯になりやすいということになります。

間食が多い人 や
加糖入り飲料を食間に好む方は、
pHが酸性状態に傾いた状態のままとなってしまうため、虫歯になりやすいのです。

また、酸っぱい物を食べると唾液が出るのは、
酸性に傾いた状態を中性にもどそうとする作用があるためです。

これで、なんとなく「唾液の緩衝能」が分かったと思います。
中和ですね。

この「唾液の緩衝能」の検査は、非常に簡単な方法で行なえます。
「歯をきちんと磨いているのに虫歯になりやすい!」
という方は、唾液の緩衝能が低い(中和能力が低い)のかもしれません。
「唾液の緩衝能」の検査は、唾液採取した唾液を試薬に入れれば、
すぐに判定できます。
予防歯科を行なっている歯科医院では、こうした検査を行なっているとことも多いと思いますので、
ご希望される方は、通院されている歯科医院で聞いてみると良いでしょう。

それでは、唾液の緩衝能力(中和能力)が低い人の対処方法です。

唾液の緩衝能力(中和能力)が低い人は、口腔内が酸性化した状態が続きます。
口腔内が酸性化した状態が続くと虫歯になりやすくなったり、口臭が起こりやすくなります。
そこで唾液の緩衝能力の低い人は、以下の方法で対応します。

1.食事生活の改善
1口 30回は噛むようにします。
よく噛むことで 唾液の分泌が促進され、唾液緩衝能力が低いのを補います。
また、和食中心の食生活を心がけることが有効です。
特に朝食にパンとコーヒー等だけの人も多くいますが、
こうした食生活は噛む回数が少なくなるだけでなく、
炭水化物や糖分を含む粉系の食べ物は、粘膜に付着した残りやすい食品です。
繊維質を多く含む食生活が重要です。

2.舌の上の食物残渣を取り除く
食後の食べかすは、
歯の隙間約10%
舌の上 や 頬 等の粘膜約90%
残っています。

つまり、食べかすが最も残っている 舌の上 や 粘膜 を清潔にすることが重要なのです。

食物残渣が舌の上に残ると口腔内は酸性に傾きます。
そこで食後には、舌の上の汚れを取り除くことが重要です。
詳細は以前のブログで解説した「舌磨きの話し」を参考にして下さい。
以下をクリックして下さい。
  3/5のブログ(舌磨きはどの程度行なった方が良いのか?)
ただし、絶対に舌を歯ブラシ等で磨いてはいけません。
舌をブラシで磨くことは禁忌です。
舌を傷つけてしまい、さまざまな問題を引き起こします。

3.酸性化しやすい飲食物は避ける
唾液の緩衝能力が低い方は、口腔内が酸性化しやすい飲食物は避けることが重要です。
特に食間にコーヒー や 糖分を含む飲料は避けるべきです。
そして「お口直し」を行なって下さい。
この「お口直し」が口臭対策にとってとても重要な行為なのです。
この「お口直し」は、食後の口臭を抑えることが可能になります。
次回
「食後に重要なお口直しとは?」
を解説します。

次回のブログは、6月11日(月)になります。

口臭で悩んでいる方は非常に多く、
当医院でも口臭外来を新設するために現在準備を行なっています。
今年の夏頃に「口臭外来を開設」する予定です。
正確な日時等が決まりましたら お知らせします。
口臭外来前に 完全に無臭にするための
口臭用品の取扱を口臭外来開設 前より開始する予定です。

ブログは無料で開設できるかわりに、
企業広告が掲載されます。
ブログのテーマに合わせて掲載されるわけです。
そのため、このブログには口臭予防用品というような広告がありますが、
きちんとした根拠のある製品を使用しないと
効果がないだけでなく、
よけい口臭が悪化することも多いのです。

今月 もしくは 来月のブログでは、
口臭を無臭にするためのケアー用品を紹介します。
口臭の原因により使用する製品は違います。
そのため、
適応でない製品(口臭原因と合った製品を選択することが重要!)や
誤った使用方法
では効果がありません。
このブログでご紹介する製品は、
口臭を完全に無臭にする製品です。

このブログの下の方にも
「1秒でできる口臭対策は?」
というような広告があります。
これが、本当であるならば
誰も口臭で悩む人はいませんよね。
1秒で治るのですから…
こうした 広告を全て否定するものではありませんが、
あまり嘘くさいものには だまされないように注意して下さいね。

このブログは、当然のことながら 科学的根拠のある情報となっております。

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オリコン歯科医院ランキング2012年度版発表!

オリコン(音楽のオリコンチャートが有名ですが…)の2012年度版が
公表されました。
オリコンは、音楽以外でもさまざまな分野でアンケート調査を元にしてランキングを発表しています。
当医院はインプラント治療で 11部門中 5部門で ベスト10入りをしました。
ランキングされた多くの歯科医院は、大学病院 や 規模の大きい歯科医院ばかりでしたので、当医院のような小規模の個人歯科医院が選出されることはとても喜ばしいことです。
今後も多くの患者様に支持されるよう スタッフともどもがんばってきたいと思います。

ランキングの詳細は、以下をクリックして下さい。
  オリコン2012年 インプラント治療前のケア・説明部門: 7位
  
  オリコン2012年 インプラント治療の丁寧さ部門: 10位
  
  オリコン2012年 インプラント治療結果部門: 8位
  
  オリコン2012年 治療プランの充実度部門: 10位

  オリコン2012年 治療後のアフターケア・保障制度の充実度部門: 6位

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日本歯周病学会歯周...

     院長履歴

1993年 神奈川歯科
      大学卒業
1993年 同大学歯周
      病学講座
      入局
1999年 日本歯周病
      学会
      専門医取得
1999年 東京都にて
      杉山歯科
      医院開業
2003年 I.T.Iメンバー
      認定
2005年 国際口腔
      インプラント
      学会認定医
      取得
2006年 大船駅北口
      歯科
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