11月22日、Appannieが10月世界アプリランキングを発表しました。中国開発会社のゲームも多数ランキングインしており、特に、NetEaseが配信した《陰陽師》が世界セールスランキングで第1位に輝いたことに注目です。

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中国市場の特殊な原因で、App annieの報告には中国Androidのセールスが含まれていないため、《陰陽師》はApp Storeのみでセールスランキング1位を獲得しています。これは非常に素晴らしい結果です。

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その他注目タイトルは、
3ヶ月間中国無料ダウンロードランキングで第1位に輝き続けたカジュアルゲーム贪食蛇大作战でしょう。《贪食蛇大作战》
10月のデータにより、iOS世界ダウンロードランキングで第1位を獲得しており、中国ゲームユーザ規模が非常に大きいことがよく分かります。

しかし、対抗する為、Tencentも同じようなゲームを開発し、疯狂贪吃蛇》というをリリースしました。億人単位のユーザ数がいるミニゲーム市場を奪い取りたいと目論んでおり、今後《贪食蛇大作战》《疯狂贪吃蛇》、どちらが勝つか楽しみですね。

NetEase
Tencent超え 世界セールス第1位のパブリッシャーとなる

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世界一のパブリッシャーとして
NetEaseは陰陽師を始め、《梦幻西游》《倩女幽魂》などのゲームを通じて、Tencentを抜いて第1位に躍り出ました。それらのタイトルはそれぞれ世界iOSセールスランキングTop10にランクインしています。

大ヒットしていたPokemo Goはユーザ離れが進み、開発会社Niantic社は世界セールスランキング第9位に滑り落ちています。しかしPokemo Goのセールスは依然として世界Top10に入っているのも事実で、今後中国企業より中国市場への進出も計画されています。

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のユーザ課金率は非常に高く、Mobile Strike》とGame Of War2タイトルを配信しているアメリカゲーム会社MZが世界セールスランキング第4位につけています。ここ最近のメディア報道によると、MZSquare Enixとも提携を結んでFINAL FANTASYシリーズのMMOモバイルゲームを配信する予定がありそうです。MZが狙っている市場は北アメリカを中心としたウェストの先進国だと推測できます。もしもMZの好調さが続いていれば、欧米で新しいMMO細分化市場を開拓していく可能性があるでしょう。

中国ランキング:NetEaseの3タイトルがTop10にランクイン セールスランキングTop10にはニューフェースが続々登場 

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中国エリアのランキングでは、
NetEaseの3タイトル陰陽師》《梦幻西游》《倩女幽魂》がセールスランキングTop10にランクインしており、世界ランキングでのパフォーマンスとほぼ一致しています。完美(Perfect World)が配信した诛仙も引き続きTop10にランクインしており、最近の決算報告で発表した予想を超える結果となっています。逆に、TencentiOSセールスランキングTop10《王者荣耀》というタイトルしか入っておらず、悲しい結果となりました。 

上記で紹介したゲーム以外にも、有名パブリッシャー
37Games永恒纪元LINEKONG黎明之光、Gaea仙剑奇侠传Snail天堂2がランクインしており、彼らがどのようにして売り上げを伸ばしているかは定かではないですが、10月にAppleが行ったiOSランキングの整理によってこの中から幾つかのタイトルがランキングから除外されました。しかし《永恒纪元》以外は、またランキング復活を果たしている状況となっています。

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(情報源:http://www.gamelook.com.cn/2016/11/272757