「静ねこ」です。

今回は本を紹介したいと思います。

80年代のアイドルだった南野陽子さんの本です。

特別ファンということでもなかったのですが、自分も40代になってみて、他の同年代のアイドルに比べて、現在40代でも劣化がみられない自然体な南野さんが気になっていました。一体、何をやっているのか?と・・・。

そんな事を思っていたら、このような本を出版されていると知り、口コミ評価もかなり良いので手にとってみました。

image



今まで、いろいろな女性有名人のBeauty本を読んでいますが、大抵は高価なコスメやエステサロン、フットネスクラブ、健康食品などの紹介が多くて、継続して真似できるものは正直少ないんですよね。 そこいくと、南野さんは正直に色々な事を話しているうえに、使っているものも身近なものが多くて、親近感が沸きます。(*´∇`*)


まず、驚いたのは
ニキビができたら自分でつぶしてしまうんですって!
これは衝撃的でした。もちろん、南野さんもこれはお勧めできないとは言ってますが、昔からの癖だそうです。毛穴に詰まった皮脂も手で押し出してるとも話してました。笑 肌に悪いとは分かっていてもやっちゃってると告白する女性芸能人は聞いた事がありません。南野さんのイメージが変わってきて、ぶっちゃけてくれる所に好感すら持ちはじめました。しかも、肌はシワもなく、キレイなままだというのもスゴイですよね。

彼女の理屈だと、女優としての仕事柄ゆえ、肌を甘やかさないということのようです。もともと、アレルギー持ちだそうで、芸能人じゃなかったら、無添加の化粧品などを使って肌に優しくしていたと思うとも言ってました。無添加が良いと知ってる南野さんですが、職業柄、常にカメラの前に立ってOKな状態の肌を保つとなると選ぶ化粧品もちょっと違ってくるようです。

私は一般人なので知らなかったですけど、女優さんという仕事は人に肌を触られたり、撮影で吹きさらしの屋外にいたり、寝る時間も不規則だったりと、かなり過酷な環境下でいつも過ごすみたいですね。聞いているだけで、肌には悪そう・・・。 だからこそ、南野さんはストレスに強い肌が必要だと感じたようです。

南野さんは自身のやっている事が絶対であり、お勧めする!とは言ってません。
かっこいいお手本にはなれないけど、良くも悪くも身近な見本であるべきだと思っている。だから、美容に関しては、世の中のみんなができることしかしたくない。自然な形で年齢を重ねるつもりです。」というような気持ちでこの本に自分の美容や生き方について書いています。なんだか潔いですね。

結構、自分のできる範囲で無理しない美容方法を実践してるって姿勢はとても好ましいので、参考にしたい部分が多いです。



本の内容をまるまるここに載せるわけにもいかないので、せめて南野さんが使っているアイテムを書き留めておきます。

【クレンジング】

スキンケアは基本的にあっさりしてるのが、クレンジングだけは丁寧に行うようにしているとのこと。
どんな体調でも、メイクや汚れをキチンと落とすまでベッドに入らないというポリシーがあるそうです。

 ポイントメイク落としケイト アイメイクアップリムーバー
                ヘレナルビンスタイン オールマスカラリムーバー

「優秀なマスカラを作っているメーカーのものがいい」という考えから、マスカラ・アイライナーとメーカーを揃えているとのこと。


 メイク落としポンズ ポアホワイト クリーミージェルクレンジング
                         (毛穴の奥まで洗えてかなりスッキリ!)
                  ビオレ メイク落とし しっかりクリアジェル

化粧水で保湿をたっぷりとるつもりなので、クレンジングは落ちること重視して選んでいるそうですよ。


 目の洗浄ライオン スマイルアミノウォッシュ 


【洗顔】

顔がべたつく日以外は、朝は洗顔料を使わないので、水(お湯)で素洗いするのみ。季節によっては、収れん化粧水を使うそうです。

 収れん化粧水肌美精 角質クリアローション

 洗顔フォームビオレ メイクも落とせる洗顔料
               (仕事柄、腕や背中にもファンデーションを塗ったりするので、
               ボディもメイク落としでしっかり洗う。)

               アルージェ モイスチャーフォーム
              (ポンプから泡が直接出る便利なものを色々試した結果、これ。
              手を抜くところは抜いて・・・という考えからポンプ式泡フォームを使用。)


【スキンケア】

とにかく保湿!が一番重要という考えから、化粧水を時間をおいて、何度かパシャパシャつけている。
肌への浸透力という点で、化粧水はしっとりタイプで、トロミの少ないものを選んでるそうです。あとは、化粧水から乳液、美容液までライン使いが基本のようです。

自宅では、ヘレナ ルビンスタイン<コレゲニスト プロXフィルのライン>
仕事や旅先は DHC <プラチナシルバーナノコロイドのライン>


高機能モノはたまに感動するだけでいい!」と、肌へのご褒美アイテムは長年愛用しているこの2つ。

クレム・ドゥ・ラ・メール(肌が疲れてる時のピンチヒッター)
エスティローダ アドバンス ナイト リペア SR コンプレックス(主に冬使用)

その他には、シートマスクは3日に1回。家に沢山ストックがあるくらい好きとか。

フェイシャルマッサージは自らの手で、スキンケア中に自己流でやっているとのこと。


【メイク】

40代になった南野さんは
中年であることを認めること、それが年相応の美しさの原点」と考えているそうです。

昔から、仕事の時の9割は自分でメイクをしている中、意識しているのは「塩梅」。やりすぎないこと、ちょっと足りないくらいがちょうどいい気がするとコメントしています。

ファンデーション:
ここでは、強くお勧めしているものがなかったので、ファンデーションに対する考えを載せておきます。

コスメカウンターで勧められたものより、1つか2つ暗めな色を選ぶことにしているそうです。そうすると、顔だけが白く浮かないし、シミも目立ちにくい。ハイライトやチークで明るさを足せば、立体感が出てきてイキイキ引き締まって見えるとのこと。


 コンシーラーカバーマーク ブライトアップファンデーション Y-2
                (多くのプロにおすすめをした超愛用品)

マスカラ繊維なしのモノと決めている。繊維入りのものは上手く使わないと、近距離で見られたとき後悔する様な気がして、ノーマルなものにしているそうです。

その他:40歳を過ぎたら「ギラつき」アイテムを封印する。品のないお安めの顔になるような・・・。パールであれば、控えめに入っているもので。


【ダイエット】

「+2kg」で何とかしないと!というのが南野さんの体重管理の考え方です。+2kg分はちょっとだけガマンしてカロリー&食べる量を抑える。その後は1年かけて1kg減らす気持ちで。

彼女の鉄則は、脂質・糖質は大事なエネルギー源なので絶対に抜かない。肉とお米が好きな南野さん、量を気を付けて食べているそう。あとは、野菜をたっぷり食べることにしている。おやつにプチトマト、夜お腹がすいたらもやしをゆがいて食べる。小腹がすいたら、節分に撒く「豆」を食べる。タンパク質のかたまりだし、かみごたえがあって、お腹がふるくれるから空腹を紛らわせるのに最適だということです。

甘いものも、仕事で頑張ったらちょこっと食べることにしているそうです。

運動は基本、しない。ストックに体を動かすのが苦手なんですって。運動して痩せても運動をやめた途端リバウンドを経験してるから、ベスト体重のキープがかえって難しくなってしまうとも言ってました。ただ、歩くのは苦にならないので、軽く1万歩くらいは歩くそうです。それと、腹筋を1日2回、びっくりするくらい少ない回数ですが、「やらないよりマシ。少しでも続けることに意味がある」というのが南野さんの考えのようです。私も似たタイプなので、うなずいてしまいました。 この腹筋、1回につき10秒かけてゆっくり行うそうです。あとは、好きなお笑い番組を見て、お腹に手を置いて腹で笑う。これはできそうなので、さっそくやってみたいと思います。笑


【手足のケア】
 ハンドクリーム:ニュクス レーブドミエル ハンド&ネイルクリーム(香りも感触もNo.1)
                 ロクシタン ベルベットハンドクリーム
                 アトリックスビューティーチャージ

 フットクリームスカリーズ ガーデナーズ フット&レッグクリーム


【お風呂】
 入浴剤ツムラのきき湯
           (いろいろ試した結果、落ち着いたのがコレだとか。炭酸の泡が好きだし、
                   湯アカがつかないからお風呂掃除が楽!)

 体を洗うスポンジザ・ボディショップのネットが定番
                   (3か月使ったら、バスタブ洗いに使い、
                   その後はお風呂場の床洗いにして使い倒す。)


【ファッション】
彼女いわく、
年を重ねると、人となりが随所に出ます。服装しかり、持ち物しかり、暮らし方しかり・・・。だからこそ、私は自分が気持ちいいもの、大好きなものに囲まれて暮らしたいと思っています。ちょっとチグハグなところもありますが、それらが私の”人となり”です。

 下着:ラインの響かない肌色の下着が定番。可愛い下着はお休みの日だけ。

矯正下着はつけないけど、はみ肉防止には「お尻が桃パンツ」という立体裁断ショーツ

スカートについて、ヒザを隠している方が女性としてのたしなみやムードがあるように思います。


【ヘアケア】
プチ爆弾発言:ドライヤーは使わない。Σ(・ω・ノ)ノ ヘアケアには無頓着で、旅先ではホテルの備付のシャンプーでOK。傷んだら切ればいい。また伸びてくる!生まれつきハリがありすぎる髪質ゆえにできたことと言っています。

家では美容師さんに勧められたサロンのシャンプーを愛用:
ケラスターゼ カラーヘア用RFバン クロマ リッシュ
ダメージヘア用 RE バン ド フォルスN
まとまりにくい髪用NU バン オレオ リラックス (季節に合わせて変えている)

スティーブンノル コレクション ハイドロリニューシリーズ(ドラッグストアで入手する場合)


【香り】

 香水エスティローダー プレジャーズ オーデパフューム スプレィ(ドラマのときなどに)
     イヴ・サンローラン・ボーテ ベビードール オーデトワレ(圧倒的な男子受けNo.1)

 ボディーソープヴェレダ シトラス クリーミーボディウォッシュ



美容の事だけでなく、10代からの人生についても振り返って語っている記事なども興味深く読むことができました。職業は違えども、同じ女性として成長していく過程で色々悩んだり、それを克服したりしてきて、今があるんですねぇ。

南野さんは自分が年齢より若く見えるとしたら、40代になって、変なプライドや責任感から解放されているからではないかと分析しています。テレビでお見かけする南野さんは自然体でとても好感が持てる素敵な女性だと思います。個人的な意見ですが、芸能人だからといって、「無理してる」感が否めないファッションや立ち振る舞いをしてる同性は見ていて全く参考になりません。(キャラでやっている人は別ですよ~)

そんな南野さんが思う美しい人とは、「たしなみのある人」・「戦う人」・「愛のある人」だそうです。そういう人を目指していると言ってます。 やはり、内面も大事ですよね。