2008年02月11日

時流、感想

時は圧力がかかっても遅れるそうです。ホントかどうかは知りませんが。

普段何気なく過ごしている今。
学校で教わるさまざまな過去。
これから過ごすであろう未来。

この作品はその名の通り、時を題材にしストーリーを紡いでいきます。

作品 時流
作者 WhiteFlame


ここから先は軽いネタバレ含みます。
といっても核心に触れたりとかそういった事は無いと思います。
(ここだけの話〜のくだりからは危ないかもしれませんが(笑)



この作品をやっていて思ったことを率直に表現するなら、“長い”。
伏線を張りたいのは分かる。それをすべて上手く回収したいのもわかる。
事実それらを無理のないように処理してはいるのだろうけど、長い。
ボリュームがあるといえば聞こえはいいかもしれないが、どうもそういった表現をする気にはなれない。なぜだろうか。

物語が面白くないわけではない。
面白くないわけではないが、アレは必要ないんじゃないかとか、あそこでそのパロディ(といっていいのか分からないが)は無いんじゃないかとか、そういった疑問が終わった後に沸いて出た。

シナリオはサウンドノベルとして良い部類に入れてもいいとは思う。
だからこそ、序盤(とかその他諸々)のあのノリなんかは少し抑えていた方が個人的にはとてもよかった。

ただ、なんというか。DLした時からある程度覚悟はして、プレイ中も「ああ、この路線は」とか思ってはいましたが……。
そうゆう結末は趣味じゃないんですよね。

しかし、あの“有って無いような、ほんのりと意味を含ませた選択肢”は良かったです。
後々成る程なと思わず思ってしまいましたから。
(同時に“長い”と感じた要因にもなっているのですが……)



ここだけの話、プレイしながらバイツァ・ダストや某格闘漫画の島原カルロス、某有名小説に収録されている果てしなき多元宇宙を思い出したのは私だけではないはずです。

いや、確かにこの設定はかぶったりする事は多々有り得ることなんでしょうけど……。

sui6_kou2 at 20:17│Comments(0)TrackBack(0)clip!

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