2006年11月13日
会話の終わり
昔から俺には「会話の終わり」を見極めるセンスがまったくありません。
自分では会話が終わったなと思って「じゃあまた明日な〜」と家に帰るのですが、後日「なんで話の途中で急に帰ったの？」とよく言われました。
なんでですかね〜、終わってなかったんですかね〜
この前いつも行く洋服屋に行ったらすっげーかっこいい曲が流れてました。店員になんてバンドのアルバムか聞きたかったけど病的な人見知りの俺が聞ける筈も無く、しばらく店内を練り歩いていました。
するといつもは接客すらしてこない店員が初めて「平日に珍しいですね、今日はお休みですか？」と話しかけてきました。
「今やー！」
俺は意を決して店員に「この曲なんてバンドの曲ですか？」と渾身の引きつり笑顔で聞きました。
店員は一瞬「えっ？」という顔をしましたが
「あ、これ？僕も昨日買ってきたとこなんですよ〜。〇〇〇〇〇（バンド名）という日本のインディーズの若い子みたいですよ。あっ」
といって店員が奥に引っ込んだので、話も終わったし欲しい洋服もないし出よう、と思い店の扉を開けました。閉める瞬間チラッと店内を見ると、こっちに向かって小走りでやってくる店員、その手にはそのＣＤが握られていました。迷わず扉を閉めました。
なんでですかね〜、終わってなかったんですかね〜
自分では会話が終わったなと思って「じゃあまた明日な〜」と家に帰るのですが、後日「なんで話の途中で急に帰ったの？」とよく言われました。
なんでですかね〜、終わってなかったんですかね〜
この前いつも行く洋服屋に行ったらすっげーかっこいい曲が流れてました。店員になんてバンドのアルバムか聞きたかったけど病的な人見知りの俺が聞ける筈も無く、しばらく店内を練り歩いていました。
するといつもは接客すらしてこない店員が初めて「平日に珍しいですね、今日はお休みですか？」と話しかけてきました。
「今やー！」
俺は意を決して店員に「この曲なんてバンドの曲ですか？」と渾身の引きつり笑顔で聞きました。
店員は一瞬「えっ？」という顔をしましたが
「あ、これ？僕も昨日買ってきたとこなんですよ〜。〇〇〇〇〇（バンド名）という日本のインディーズの若い子みたいですよ。あっ」
といって店員が奥に引っ込んだので、話も終わったし欲しい洋服もないし出よう、と思い店の扉を開けました。閉める瞬間チラッと店内を見ると、こっちに向かって小走りでやってくる店員、その手にはそのＣＤが握られていました。迷わず扉を閉めました。
なんでですかね〜、終わってなかったんですかね〜
