グリップは、最近こればっかり使ってます。

グラスアイのグリップ。
ブランクはCタイプ、
握りはコーデルラバータイプの組み合わせ。
色はシルバーにブラウン。
手に吸い付くような握り心地、、、
しっくりくるサイズ感、、、
絶妙な角度、、、
手首の返しやすさから、
バックハンドキャストもよく決まる。。。
どうやら、
私の手との相性も良いようです。
一方、、、

こちらは、
同じくグラスアイのCタイプに、
ストレートコルクの組み合わせ。
ヘッドキャップは変更しています。
コーデルラバーのグリップを入手するまでは、
ずっとコイツを使い続けていたのですが、
今では全く使わなくなってしまいました。
それはあまりにもモッタイナイなぁ、、、と。
そんな訳で、
このグリップの握り部分も、
ストレートコルクからコーデルラバーに
交換する事にしました。
早速、コルクを取り除きます。

カッターナイフでバリバリ削ります。

すべて取り除いた状態。
アルミパイプが接着されています。

エンドキャップは、
グリグリと回すように引っ張ってみたら
運良く外す事ができました。

アルミパイプの中は、こんな感じ。
エポキシ系接着剤でがっちり接着されています。
ちなみに内径は、13mmです。
コイツをどう外すかが問題。。。
ひとまず、
事前に調べた方法を試してみた。
まずは、
鍋にグリップを立てかけた状態にして
茹でてみる。。。
30分程茹でてから引っ張ってみたものの、
抜ける気がしない。
これは、
時間が掛かりそうなので諦めました。
次に、
ガスコンロでアルミパイプを炙ってみる。。。
これも、
しつこく炙っては引張りを繰り返すも、
抜ける気がしない。
意外に時間が掛かる。。。
しかも、ブランクがメチャメチャ熱い!
だんだん
熱でブランクの素材が傷まないか
心配になってきたので、
結局やめてしまいました。
やっぱり、破壊か?

まずは、道具の準備から。
ポケットソータイプの金ノコギリ、
マイナスドライバー、
プライヤー。
それと、
下敷き用にスポンジゴムシート。

最初に、
アルミパイプの空洞部分を少しカット。

パイプの端から
様子を見ながら
ブランクを傷付けない深さまで
ノコギリで斜めに溝を入れて、
その溝に
マイナスドライバーを差し込んで捻ると、
アルミにヒビが入ります。
さらに強くグリグリ捻ると、
パキッという音とともに
アルミが割れて接着剤から剥がれます。
さあキッカケができれば、こっちのもの。

あとは、割れ目を延長していく感じで
ノコギリとマイナスドライバーの作業を
繰り返して、
螺旋状にアルミパイプを割っていきます。

末端まで割ったら、
プライヤーでパイプを捻るような感じで
引き抜きます。

破壊作業時間は、10分程。。。
意外に簡単でしたね。
初めからこの方法でやればよかったかも。

シャフト部分に残った接着剤は、
カッターナイフで削ってやります。
で、

これが削り終えた状態。

シャフトはこんな感じ。
縦に4本のリブが入っていて、
直径13mmの穴にぴったり収まるように
削って調整されている様です。
長さは90mmです。
あとは、握り部分を接着するのみ。

グラスアイのコーデルラバーグリップを購入。
色はバーガンディーです。
直径13mm、深さ95mmの穴が開いてます。

ひとまず、
接着剤のはみ出し対策で、
ブランクと握りにマスキングテープを
貼っておきます。

30分硬化型のエポキシ接着剤を購入。

2液をよく混ぜ合わせたら早速接着。
まずは握り部分を立てた状態で仮固定して、
接着剤を適量流し込みます。
私は念の為、
机や床の上などで握りをトントンして、
しっかり奥まで落としました。
次に、
穴の内側、シャフトの表面に薄く塗布。
あとはブランクをゆっくり回しながら、
シャフトを穴にゆっくり挿し込んでいきます。
この時、
穴の中に溜まっていた空気と一緒に
余分な接着剤がハミ出してくるので、
注意が必要です。
私は、
ハミ出した接着剤をウエスで拭き取りながら
挿し込みました。
で、
奥まで挿し込んだら、
まっすぐになるように位置調整。
接着の合わせ部分に付着した接着剤を
シンナーでサッと拭き取り、
最後にマスキングテープを剥がして、、、

グリップを立てた状態で接着剤が
硬化するのを待ちます。
完全硬化24時間経ったら、、、

完成です!
バーガンディーも、
ちょっと渋めでカッコ良い色です。
気に入ってしまいました。
シーズンインが待ち遠しいです。
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