2009年05月30日

第3回特別講座 始まりました

第3回 福井良佑 特別水彩画教室:

〜基本から一歩進んだ水彩画へ〜 

僕が講師を務めるカルチャー以外の水彩教室、言わばエキストラ講座である特別水彩画教室が1昨日の29日に始まりました。昨年の6月に開講して以来、早くも3回目を迎えます。今回は全部で12回という長めの構成ですが、午前が8名、午後は13名の皆さんにご参加いただきました。心より感謝申し上げます。

ウォッシュと重ね塗りについて
水彩画の基本を重視しながら、段々と水彩画の奥深い部分に入って行こうという、今回のメインテーマですが、 29日の1回目は基本中の基本である
ウォッシュと、(ウォッシュを)何回か重ねるという実習をしていただきました。

以下は当日使用した教材と解説です。
ウォッシュをキレイに施すコツは、たっぷりの水で溶いた絵の具を太めの筆に十分に含ませて、画面の端からじっくりと塗り広げていくことです。下の図は様々な条件(下記記載)で3回ずつウォッシュをしています。
 

                       kyouzai2kyouzai1
           様々な条件でのウォッシュ: 左側の色面3点は定着力
            の強い紙にウォッシュを3回繰り返したしたものです。
           右側の色面3点は定着力のあまり強くない紙に
              ウォッシュを3回繰り返したしたものです。
           ★条件の詳細は画面をクリック
して拡大表示でご覧下さい。



       授業の後半は実際に風景画を描いていただきました。
         珊瑚礁のある海を簡単に描いたものですが、
        やはり何回か色を塗り重ねる必要があります。

コピー 〜 img594




まとめ

● 上手にウォッシュするには、太めの筆でたっぷりの絵の具を塗る

● 複数回ウォッシュするときは、先の色が完全に乾いてから

● 紙の性質について: 水彩紙の銘柄は数え切れないほどありますが、その性質も千差万別です。紙の厚さ・発色・定着力・吸水性・撥水性(水を弾く性質)など、様々な要素が絡み合って一つの紙を作り上げています。

● 紙の定着力について:この様々な要素の中で、もっとも大切なのはやはり定着力だと思います。水彩画を描く場合、何回か色を重ねなければならないので、塗った絵の具がしっかりと紙に定着しなければなりません。出来上がった絵に色落ちやムラになっている部分がある場合は、主に定着力のあまり強くない紙で描いた可能性が高いと思われます。

● お勧めしたい紙 定着力が強い水彩紙を幾つか挙げてみました。

ウォーターフォード ホワイト ブロック  / アルシュ ブロック / アルシュ パッド /
ストラスモアインペリアル / ラングトン / ワットマンブロック / ベランアルシュ

WATER FORD ウォーターフォード水彩紙 ホワイトスケッチブック ブロック綴じ F4サイズ

      講座でお勧めしているウォーターフォード ホワイト ブロック です
        画像クリックすると画材のshop画面が表示されます
続きを読む

suisaiblog at 11:30|PermalinkComments(0)この記事をクリップ!特別水彩教室 | 描き方・技法

ブログ 開きました 



水彩画テラス
の福井です。5月30日に このブログを

開設しました。水彩画の楽しさや魅力、描き方やコツを

お伝えしたり、お勧めしたい画材、意外な画材を

使ったウラ技などもご紹介してゆくブログです。

時々遊びにきていただけたら幸いです。



image


suisaiblog at 10:00|PermalinkComments(0)この記事をクリップ!