彗星マジック退団の報告


皆様、こんにちは。彗星マジックの伊美勇輝です。

突然になりますが、わたくし伊美勇輝は彗星マジックを退団することを決めました。

理由としては入団前より患っている「うつ病」の治療専念と私が想像した以上に今の状態で舞台に関わる、劇団の運営に関わることが難しいと痛感したからです。また、前進を続けていく劇団の中で自分だけが進むことができない状況を非常に歯がゆく感じ、この状況を続けていくことが私にとって良くないと考え、退団という考えに至りました。

彗星マジックは私が病気を患っていることを知ったうえで私の入団を決めてくださいました。本当に有難く、生きるエネルギーをくださいました。

結果として一緒に舞台に上がることはできませんでしたが、私は諦めたわけではありません。

皆様、これからも彗星マジックの応援よろしくお願いします。

ありがとうございました。


彗星マジック 伊美 勇輝




伊美勇輝の退団に関して

勝山修平です。 と、いうわけで、伊美ちゃんが退団します。
環境が整ったら演ろうねって話をしていたのですが、環境を整えるために退団。 尊重します。
これからも劇団と伊美勇輝を宜しくお願いします。

以上!
だとあまりにも文章が短か過ぎて情も何も無い劇団だ。そら退団するわ。
なんて思われても嫌なので、伊美ちゃんから退団したい旨の連絡をもらって(2023年の12月でした)から今日に至るまでに思ったことをすこし。
私事ではありますが。伊美ちゃんも私事で退団するわけやし。

至極当たり前のことですが、この歳まで演劇というか小劇場に居ついて仕事にしちゃったが故に、もうやるしかないのです。
続けるしかない。楽しいし。キツいけど。みんな締切守らないし、連絡取れなくなるし。言ってることガンガン変わるし。挙げ句の果てにはつまんないものができてたりするし。
でもやっぱり創作ってやつは魅力的なものなのです。集団で創作するって事は、どこか夕日に向かって土手を走る青春時代のよう。あー嫌。そんなつもり皆無なのに。どこかで青春とかいう美し気な幻の中に居るような感覚を覚えている気がする。気のせいなのに。走り過ぎて息切れして足もガクガク、夕日はもうとうの昔に沈んでいるのに。走るという行為のみが重力になっているような。当たり前になってるような。
そのような訳で、いつの間にかそも創作に携わることを、やめる。といった選択肢が存在しなくなっていました。冷静に訳わかんなくなってるから。劇団はやめるかも知れないけれど、まだその予定はございません。

なので、伊美ちゃんからの連絡に対し、「あー、なるほどなるほど、やめてもいいよね、うんうん。こだわり捨てて楽になる感じね。…楽になる感じか!」と、感心したりしてました。
すごくない?(例えばやけど)こだわり捨てるとか。
嫌じゃ無くても、やりたくても、楽しくても、やりがいあったとしても、お金を儲けられたとしても(儲けられてないけど)、楽しんでもらえていたとしても、いいじゃん。やめやめ!いいじゃん。尊重します。

伊美ちゃんが退団をきっかけに、楽になったら良いなぁ。

彗星は創作に関してだけは全力がマイペースと決めておりましたが、なんかそのへんのこだわりもせっかくなのでちょっと横に置いてみよかな思います。
その分で得た余裕で、何か豊かなものをお届けできたら良いなぁ。
ではまた。

彗星マジック 勝山 修平