酔遊記

密かな楽しみ、味わい深い居酒屋をめぐる。

No.6 No.5の追加訂正

『ミシュランガイド東京・横浜・鎌倉2011』には、「シンスケ」「萬屋おかげさん」「味泉」のほかに居酒屋がもう1軒掲載されているよ、とのご指摘をいただきました。

そのとおりなのです。麻布十番の「六角」という店ですが、私は行ったことがありませんし、名前も知りませんでした。ただ、料金が 10,000~20,000円(サービス料5%)とありましたので、私の基準から言うと、これが気軽に行ける居酒屋か?と疑問に思いましたので、あえて名前を挙げませんでした。

No.5 ミシュランガイドに居酒屋が...

11月27日に発売された『ミシュランガイド東京・横浜・鎌倉 2011』に、ナッなんと、"居酒屋"が掲載されてしまいました。

『2010』では新たに焼き鳥屋が追加されましたが、『2011』ではおでん(一期・麻布十番)、とんかつ(かつぜん・銀座)、そして居酒屋が追加になったと聞きました。
『ミシュランガイド』もずいぶん大衆化したものだと思いつつ、「なんで居酒屋が?」と気になって、やはり買いました。

所詮、居酒屋ですから、快適性など求めても仕方がないので星がひとつなのは当たり前として、どこが取り上げられたかといいますと、シンスケ(湯島)、萬屋おかげさん(四谷)、味泉(月島)の3店です。
どれも、それなりの名店です。

特にシンスケは私の居酒屋としての6条件を満たす、文句なしの一押し店です(写真が掲載されなかったのが惜しいですが、これもシンスケらしい)。
萬屋おかげさんも、狭い地下の店は居酒屋としては風変わりですが、酒も肴も凝っていて、どれもが美味しい。酒飲みなら誰もが満足するはずです。
味泉は、魚介類が美味しい。ただ、料理の出るのがやや遅くて、店内が狭く席が窮屈なので、ゆっくり酒を味わいたい分には向かないかもしれません。

ミシュランガイドの居酒屋収載には出し抜かれましたが、なぜこの3店なのか、評価基準に合点がいきません。
基準については書かれていませんが、ミシュランのことですので、多分、料理の美味しさを評価の中心にしたのでしょう。
それも魚介を中心とした料理であって、素材そのものを生かした料理、煮込み、焼き豚、揚げ物といった料理は対象にされていないと推測します。
それに、残念ながら居酒屋としての重大要素である店の風情や居心地、大衆性といったことは考慮されていないようです。

店の紹介も、たいしたことは書かれていません。また、たいした調査もされていないと思います。
この3店に勝るとも劣らない名店は、ほかにもたくさんあります。
"私の居酒屋ミシュラン"を発表するには、まだ回らなければならない店が残っています。今しばらくお待ちください。

No.4 写真は掲載いたしません

未知の居酒屋を訪ねようとするときには、私もインターネットで検索して、それなりに事前情報を集めます。
営業時間、看板料理、酒の種類、地図、値段、席数、評判、時には込み具合などを、一応、調べます。そうするうちに探訪の意気込みも高まってきます。
 
これに加えて、店の感じをつかむためには、写真による情報収集は貴重です。たどり着いたサイト上に店の外観写真や店内写真、料理写真があると助かるのは事実です。
イメージが膨らんで、期待がますます高まることも多いからです。
 
ビルの地下にあるのならいざしらず、都内にも伊勢藤(神楽坂)、酒蔵秩父錦(銀座)、みますや(小川町)などのように、外観からして立派で、文化財的な一軒家の居酒屋もあります。地方に行けば、余計にそういう店を見かけます。そういう店は外観写真だけでも載せる価値がありそうです。

しかし、どうも自分が行ったときに、携帯でもカメラでも、撮る気にはなれません。料理の写真など、とてもではありませんが、勇気どころか、撮るのがイヤなのです。第一、焼き鳥や煮込みの写真など撮ったって、外観はどれもほぼ同じじゃないですか。
 
ですので、まことに勝手で恐縮ですが、私の居酒屋探訪記には、原則として写真はありません。
確かに、そういう写真が添えられていると、より臨場感が高まっておもしろく楽しく読めるという向きもおありでしょうが、その分、なんとか文章でカバーするようにがんばってみますので、あしからずお許しください。