どーも、ペコです(*・ω・)ノ

こないだ【妄想】浣腸液でお酒を作る『スカトロバー』があったら流行るんじゃないか?】という日記を書きましたね。

それでちょっと触れておくべき事を思い出しました。
それはアルコール浣腸についてです。 

上の日記は「お酒を割るための水・炭酸水」を想像して書きましたけど。
間違ってもお酒のほうを浣腸しちゃダメですね。


俗にアルコール浣腸と呼ばれるものは、やり方を間違えるとかなり危険……
というか、やらないほうが良い部類の浣腸です。

e7492a7dd2c84d37eee768317a31e904_s


アルコール浣腸はいろいろな所で触れられるものですが、皆さん口を揃えて『危険だからやるな!』といいます。
実際、アルコール浣腸は危険です。

腸というのは胃と同じ粘膜ですので、アルコールを吸収します。
胃から吸収されたアルコールは肝臓で代謝されますが、腸から吸収されると直接血中に溶けこみます。
この時の酔い具合は口から摂取した場合の非ではありません。 危ないレベルで酔ってしまいます。

実際、アルコール浣腸による死亡事故まで起きていますから。


さらに、腸壁に重大なダメージを受ける可能性もあります。
どこのサイトで見たかは失念しましたが、強いアルコールを浣腸したことで腸壁が痛み、人工肛門になったというケースもあるそうです。


そもそもアルコールって劇薬といっても良いくらいの毒性がありますからね。

神経に与える影響は麻酔薬に近く、血中濃度が0.40%を越えるだけで死に至ります。

依存性も高く、アメリカ国立薬物乱用研究所は、「アルコールの禁断性・陶酔性はヘロイン・コカインを越える」と言っています。

ましてや日本人は体質的にアルコールに弱く、海外出身の人に比べて酔いやすく、二日酔いになりやすい。
毎年、急性アルコール中毒で病院に担ぎこまれる人が多く出ますし。

これらを踏まえても、アルコールをアナルに注入するのは危険だということが分かりますね。
というワケで、アルコールはやはり飲むのが一番よい使用方法です。

とりあえず注文されることの多いビールから、ジュース感覚で軽く飲める甘いハイボール。

和の心を液体にしたような日本酒に焼酎、アメリカンスピリッツを体現するウィスキー。
その他、ブランデーや中国酒などなど、美味しいお酒はいろいろあります。
 
(余談ですが、現在のアメリカ産ウイスキーはもともとアメリカ国外で製法が完成したものだそうです。 純粋なアメリカ産ウイスキーは禁酒法時代に製法が失われ、残っているのは医療用アルコールとして規制を免れたアーリータイムズくらいだとか。 さすが史上稀に見る悪法ですな(^^;))


口当たりと味、喉を通る時のキツさ、ほどなくしてくるほろ酔い感。
節度を守って飲めばかなり美味しい。

こんな飲み物をアナルに飲ませるのは勿体ないでしょう。
アルコールは口から飲むに限ります( ^∀^)