多摩の明日ワークショップ
2017年05月31日
5月20日に参加したワークショップ「多摩の明日を考える」。
その参加者に向けた”意見公募”の案内が来た。
東京都がこのほど、「多摩の振興プラン(仮称)」素案を作成した。
http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2017/05/29/12.html
それを本決まりにする前に、市民活動家や関連企業人などの
意見を加えて、肉付けしたいようなのだ。
二つ気になるところがある。
これについて書いてみようかと思っている。
1)2020年までに実行する計画について、は短すぎないか。
・大きな、深い所での方向転換を考えていないと感じる。
・今直面している社会課題は「人口構成の大変化」である。
2060年の人口は50歳以下の比率が60%を下回る。
これは、250年前から変わらぬ、85%であった現代と、
「全く異なる国になる」
という大きな変化なのだ。産業経済、福祉、教育、自治
の全分野で大変なことになる。
・以前に、これに関し私は拙文を書いている
・この高齢者の生き方をどうするかを方向付けるには2020
年という期間は短すぎる。
・早期に成果を打ち出したい気持ちは解るが、課題の先送
りになる。
2)「素案」をざっと読むと「総花的で無難なまとめ」に感
じる。
・焦点を絞れないであろうか。
・地方創生の位置づけで、多摩地区は420万人の大都会。
人口を減らし地方へ逆移住を促進する側にある。
・そうしながら「多摩地域も活性化する」方向はないで
あろうか。
締め切りは、6月末。まあ、気軽に書いてみるか。