室賀 俊徳

新社会人。

長男22歳、新社会人。
半年間の寮生活へ。そんなわけで3月末、社員寮に引越しの手伝いに。
長男、私、カミさん、4階まで荷物をもって息を切らしながら階段を登る・・・
最初はおしゃべりしながら・・・そのうち無言に・・・(苦笑)。

親子3人それぞれにいろんな想いを抱えながらの良い時間だったなあと。

働ける場所がある喜び、働けることのありがたさ、
いつか気がつける大人になってほしいと願いました。
これからたくさんの苦労があるだろうけれど人生を一生懸命に生きてほしいと願いました。

ふるさとをつくろう 4月

乾杯!に感謝?

新年度。
桜咲いたら一年生、入学式、新社会人、お花見、
ワクワクドキドキまちわびた春です。
陽気に誘われ何かを始めたくなる季節です。
 
少し前の話です。令和七年新春。
山の神様のお祭とおこもり(神事祭典)がありました。大掛かりな行事ではありませんが、なんと ! …三十年に一度回ってくる当番です。五件組単位で毎年当番を交代し守り伝えていくとのこと。
三十年前を鮮明に憶えている事はなかなか難しいですね。

ということは…
三十年後…私七十三歳‥長男五十一歳‥次男四十九歳(苦笑)。
 
山の神様は古くから、農民・狩猟民・鉱業者、炭焼、木地師などの人々に信仰されてきた神様で、秋の収穫後は山の神様として山の中におられ、春になると里に降りてきて田の神様になるそうです。古事記によると『大山津の神(おおやまつのかみ・おおいなるやまのかみ)』、日本書紀によると『大山祇命(おおやまずみのみこと)』であるとされ、日本国内すべての山をつかさどり、水源や田の実りも支配する神様として信仰されて来たそうです。

ありがたいことに三十年に一度の期会に巡り合うことが出来ました。
朝からお社(おやしろ)周辺の掃除と祭典、夕方は公民館でおこもり『乾杯!』です。
『確か…三十年前はお社の周りで七輪で餅を焼いて酒を飲んだよなぁ…』と(笑)。
昔からやっぱりこれ!
皆でお酒を酌み交わす『おこもり』が楽しみだったのですね。
 
御先祖様…お爺さん…父…私…子供達へ。
何世代も受け継がれてきた『ふるさと』。
おかげさまで今を生かされていることを実感できます。
ご恩返し。命を燃やして今を精一杯生きること。

乾杯!に感謝

家庭の平和をありがとう!

長男22歳。
おかげさまで大学を卒業してふるさとに帰ってきました。
嬉しい限りです。
今月から社会人1年生。半年間は寮生活を送るとのこと。
引越したり、新生活の準備をしたり、送別会に行ったりと、
なにかと忙しい様子です。
生活の変化と共にいろいろな事が起こると思います。
親の心配は尽きないものですね。
何が起きても元気に生きていってほしいと願うこの頃です。
君が帰って来てカミさんと母親の機嫌がとーーーてっも良い(笑)。
『家庭の平和をありがとう!』
悔しいけれど父では力不足だ・・・よろしく頼む(笑)。

『ガンバレ!十五分団!』

1月19日、上田市消防団の出初式。
激励に行ってきました。
とは言え、私は退団して3年が過ぎ、もう自分の居場所はありません。
しかし…カミさんは上田市消防団の消防委員をおおせつかっていて、
私は消防団協力事業所の代表者ということで御葉書をいただいておりましたので…
『大義名分』がございます!(笑)。

我がふるさと東塩田十五分団を応援するため!
…本当はみんなに会いに行って一緒に笑い合いたかっただけです(苦笑)。
時代の流れ、世代交代、後輩たちの活躍、
その時々さまざまな変化がありますが、
皆が集まり元気に楽しそうにしている姿が見られてとても嬉しかったです。

お正月。

お正月、長男大学4年、次男大学2年、新年のご挨拶に神社とお寺に向かいます。
長男は4月から社会人。その為運転の練習。
ペーパードライバーの為お寺までの道のりを実践。
慎重に一生懸命運転していました。
私は助手席で心配と嬉しさと両方をかみしめ、
子供がいくつになっても心配は尽きないものだなぁと、しみじみ・・。

夕方、子供達が生まれた時の写真を引っ張り出してきて
『いろいろ大変だったね』とつぶやくと・・
カミさん『全部自分の手柄みたいに言わないでください(笑)』・・と。
返す言葉はございません。

カミさまありがとうございました(苦笑)。

間合い

初冬のある日、山の田んぼの草刈りに。
昨年からカミさんと一緒に作業をしています。
最近お互いの間合いを感じ取れるようになってきた気がします、、。
何はともあれ1人でやるより話し相手がいると楽しいです。
ほぼお互いに一方通行で話しますが、、(笑)。
田畑の管理も終わり冬支度。
しばらくおだやかな日々が続きますように、、、色々な意味で(苦笑)。

人として生きる道

自治会の人権同和教育懇談会に参加させていただきました。
テーマは『子どもの人権について』。
実業の現場で職責を全うされた先生だからこそのお話を聞かせていただきました。

昨今『個人の権利だ』と何でもかんでも『個性』の単語を都合よく使う人が増えています。
茶髪の子供を先生が注意すると親から電話が入り言ったやつを出せ!
うちの子の『個性』だと・・・
呆れるほどの身勝手。

本来『個性』とは“意図して作り出すものではなく
自然ににじみ出てくるもの”ですと・・。
他にも、『人権』とは自己実現できる権利、幸せになる権利。
『幸せになる』とは、人の役に立っていると実感できること。などなど。

弊社で20年近く継続している『経営指針を学ぶ会』。
ここで学び合っている『人を生かす経営』、
『人権尊重の経営』と非常に近い内容のお話に驚きました。

社業を通じて実践してきたことは間違っていないと自信につながり
『人』として生きる道を社員皆で学び合う時間を
今後も大切にして行こうと改めて決意しました。

ふるさとをつくろう 10月

季節は秋です。
桃、葡萄、梨、栗、りんご、柿、
そのまま食べても最高ですが、
これらを使った『秋限定スイーツ』に魅力を感じてしまうのは私だけでしょうか。

先日、すばらしい教えに巡り合いました。
秋鮭のお話。
鮭は川で生まれて海に出て、四年位回遊してから再び
自分の生まれた川に帰ってきて産卵します。
その時、塩水から真水に慣れるために、一遍に川に帰るのではなく、
川に行っては海に戻り、
また川に行っては海に戻るというのを一週間ぐらい繰り返すそうです。

『鮭が一番おいしい時はいつか?』
そうです!その一週間です。

川と海を行き来して一番苦労して苦しんでいるときが一番おいしい。
人間も同じ。
一番苦労している時がその人の人生で一番素晴らしい時。
『与えられた運命を生かす』。
愚痴や文句や批判を言わず、
辛い時も苦しい時もその境遇を受け入れて、
一生懸命やっていれば必ず良い出会いに恵まれてより良い方向へと発展していく。
『私が一番おいしい時期はいつだ?』
あの頃か…これからか…。
親からもらった大切な命を燃やし尽くす。
明るく元気に前向きに。

一度きりの人生せっかくなら美味しい秋鮭になりましょう!

感謝

アジフライ

夏のある日。
『海沿いにアジフライのとても美味しい食堂があって絶対にそれをたべてほしい!
サクサク!フワフワ!初めて食べた時からファンになった』
と、カミさんに猛アピール!
そんな訳でそのお店を目指して出発。

約2時間後・・到着。
入口で食べたいものを注文してから席に座るスタイルのお店。
いざ店の人に注文。
私は一途に『アジフライ定食』
なんとカミさん『エビフライ定食』を注文
・・・えっ!・・・まさかの注文に驚きましたが、
結果エビフライも中身が詰まっていてプリップリでとっても美味しかったです。
猪突猛進だけじゃなく時には視野を広く持った方が楽しめる場合もあるのですなぁ
・・・勉強になります(笑笑)。

そろそろ・・・

酷暑の続く毎日です。
路地物のきゅうりやトマトやナス、頂き物の野菜たちが食卓に並び、
食欲も旺盛でついつい食べ過ぎてしまいます。

暑いから『しっかり食べて体力をつけないと』
と自分を納得させて…。
案の定、食べ過ぎてお腹を壊しトイレで苦しんでいる時、
ふっと、日めくりカレンダーを見るとそこには…
『性格は顔に出る、生活は体に出る』…と。
自分のことを見透かすような一言…。
次男が旅先で買ってきたカレンダー(苦笑)。

そろそろ食事に気を付けたり、
筋トレとかウォーキングとか運動も再開しようかな…と『心の声』。

しかし、家族には大声で
宣言しきれない…

この夏の私でした(笑)。