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上棟日(建て前日)の注意点

Date :
2007年04月13日
Category :
施工中の注意点!
上棟日 
前日には大工さんは来て土台をセットします。

この時に基礎の良し悪しは素人が見ても判明致します。
土台が置く事で定規の役目をしますので、基礎がどれだけ正確に打てたか分かります。
この時もしも、土台が基礎からはみ出す様な場所や、高さが著しく違っていた場所が確認された場合は、建て前を一旦中止して、解決案を出しましょう。

在来木造の方は、この時もう構造材はすべて搬入されていますので材料の確認はしてもらった方がいいですね!
仕上げ表があるでしょうからそれと搬入材を大工さんに確認して貰うといいでしょう!
まれにプレカット業者が材料を間違って(3.5寸を4寸等)加工している事があります。
     
ここからは在来木造と、鉄鋼系プレハブ住宅、ユニット住宅により上棟の仕方が違いますので、ポイントのみに致します。

共通ポイントとしてはどの建物もすごい数のボルトを使用しています。

その締め忘れ対策の確認よくあるのはペンキで確認していく!

床下の清掃、及び荒床の養生です。何れも見えなくなる所への気遣いをチェックしてください。

上棟最中のお施主様は何もやる事は出来ません。事故が無いように祈るばかりです。実は上棟日の事故は大変多いのです。                                  
ユニット住宅の場合いは工場で70%仕上げてきますので、上棟日に雨が降ろうと、風が吹こうと大概は強行します。

元々雨などで痛んだ所は取り替える値段の設定に成っています。
しかし運賃は1回分です。ユニット住宅は運賃がかかるので上棟日はずらす分けにはいきません。
                         
以前は工場責、運搬責、設置責、現場責と別れていましたが少し古いので多少は違うかもしれませんが!

事実は工場で作った箱であっても現地で組み合わせると中々営業さんが言っているような精度で組み立てる訳には行かず。

1Mで1cmも歪んでいる現場はざらにあります。
この問題で起きた経費を何処が持つかが焦点なのです。

で何故こんな事が起きるのか、例えばマッチの棒を30本用意して手前から順番にまっすぐ続けて行って下さい。

曲がってきませんか?

自分のところの仕事だけ完璧にしようとすると何処かで歪がきます。

このやり方がユニット住宅です。分業の良さと悪さですかね!

一部鉄骨住宅も同じです。
木造在来住宅ではいくらか違ってきます。

マッチを並べる時に大工さんが先に糸を張ってくれます。

ここに沿って置いてくれそうすれば何とかする。

しかし最近は大工手間も安く成ってしまったので住宅メーカーに入っている大工さんには期待できないかも知れません!
Tag
住まい 

コメント一覧

    • おとん
    • 2007年04月15日 18:59
    • TBありがとうございました。
      ご挨拶が遅れ、申し訳ありませんでした。
    • maruko
    • 2007年04月16日 17:18
    • TBありがとうございました。

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