随分久し振りのアップになってしまい、皆さんのブログにもなかなかお邪魔出来ず、申し訳ありません。
今日は関内近辺散策の第5回目です。

横浜市庁舎-1





















横浜市庁舎
設計者 / 村野藤吾   竣工 / 1959年

横浜市庁舎-2



















一見どこにでもあるモダニズム建築のようですが、設計者は巨匠村野藤吾氏です。
村野藤吾氏と言えば、有楽町駅前のそごう百貨店内にある読売ホ−ルや、日本生命日比谷ビル内にある日本生命ホ−ルの、ガウディを思わせるようなうねった壁面のデザインで有名ですが、横浜市庁舎のような、コンクリ−ト打放しの構造体(柱・梁)を露出させ、壁にタイルを張った手法の建物も、広島の世界平和記念聖堂をはじめ、関西大学早稲田大学文学部校舎などでも試みられています。

自分のデザインだけを頑なに追求するだけではなく、その建物に求められる社会的役割や経済性を第一に考えながらも、あらゆる手法を駆使しながら、最後には村野流の建築を造り上げてしまう度量の大きさが、まさに村野藤吾氏の真骨頂と言えるでしょう。

横浜市庁舎-3