しょほしょぼ

他人のミスは蜜の味。自分のミスは一生の恥。

 気になったことをネットなどで調べて書いたり、勝手な考え・主張を書いたりしています。
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2022年03月

「平和主義」に対する東欧の考え方とウクライナ侵攻についての日本国憲法の解釈

「あなたの考えは『平和主義者』のたわ言ですよ」

 昨日(29日)の産経新聞国際面(6面-14版)の三井美奈パリ支局長による「緯度経度 東欧が『反戦』を嫌う理由」の書き出しです。有料記事ですが、続きを入れます。

以下引用(太字は済印によるもの。以下同じ)

 ウクライナの隣国で、取材先からこんな言葉を浴びた。相手は、ポーランド国際問題研究所のロレンツ・ボイチェフ研究員(52)だ。 私の質問は「一刻も早い停戦を優先すべきではないか」というものだった。ボイチェフさんは「何も分かっていない」と言わんばかりに、停戦と「真の平和」の違いを語った。

引用終了

 日本には「降伏すべき」という主張がそれなりにありますが、これと違って三井記者の質問である「一刻も早い停戦」は拙ブログのみならず多くの日本人が賛同するでしょうし、メディアのコメンテーターなども枕詞のように使うのではないでしょうか。
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プーチンはネオコンに戦いを挑んでいるらしい 馬淵睦夫氏の文章から

 拙ブログが“引き籠もりの爺”であることは度々書いて来ましたが、その“爺”は耄碌し始めているのかも知れません。読んでみたけど、内容を理解できなかったという話です。

 ツイッターを見ていると「ディープステート」や「DS」という文言を結構目にします。そういうものを追いかけているわけではなく、読んでいる方のツイッターに「お前は“真実”を知らない」というようなリプライ(返信)が結構あって、その中に「ディープステート」や「DS」が入っているからです。どうも元駐ウクライナ大使の馬淵睦夫氏がユーチューブで話していることがリプライをする方の元になっているようです。だからと言って、ユーチューブを見てみようとは思わずに今日に至っているのですが、その馬淵氏の文章が発売中の「WiLL 5月号」に載っているとの宣伝を見て、この機会に読んでみようと買ってきました。

 読んでみた感想が冒頭の「耄碌」ということになります。
 外交官で最も優秀なのは東大中退だと以前に書いたことがありますが、馬淵氏は京大中退でした。中退というのは大学在学中に外交官試験に合格したので(通常は)4年に進学せずに大学を中退して外務省に入ったことを意味します。そんな馬淵氏が書いたものですが、どうも拙ブログには良く分からなかったので、備忘録として書き留めておこうと思いました。
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今夏の参院選は野次合戦が見ものなのかも

 野次も表現行為のひとつですから「表現の自由」の保障の対象と言われればそうなのですが、選挙演説で野次られた候補者などはどう対応すれば良いのだろうとの素朴な疑問が生じる判決が出ました。

 今朝の朝日新聞第一社会面(39面-14版)は、

ヤジ排除 「表現の自由侵害」

との馬鹿デカい見出しが目を引きました。リードの部分だけ引用します。

以下引用(太字は済印によるもの。以下同じ)

 2019年の参院選で、札幌市で演説中の安倍晋三首相(当時)にヤジを飛ばした男女が、北海道警の警察官に違法に排除され、憲法が保障する表現の自由を侵害されたとして、道に慰謝料など計660万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が25日、札幌地裁であった。広瀬孝裁判長は「2人の表現の自由などが違法に侵害された」と述べ、道に計88万円の支払いを命じた

引用終了

 当時の具体的な状況は分からないのですが、安倍晋三総理(当時)の選挙演説の際に野次を飛ばした男女各1名が「措置」の名目で警察によりその場から排除されたことについて国家賠償請求訴訟を提起したら、札幌地方裁判所はその主張を認めた、ということのようです。
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習近平や金正恩はロシアの苦戦をどう見ているのだろうか?

 大量の核を保有する世界第2の「軍事大国」であるロシアのウクライナ侵攻ですが、ウクライナの頑強な抵抗に遭って思い通りには進んでいないようです。当初は1週間以内にウクライナを占領し降伏させることができるだろうというのが大方の見方であり、プーチン大統領もそう考えていたのだと推察します。

 ウクライナ兵に比べてロシア兵の士気は高くないのではないかとの指摘がありますが単に士気の問題だけではないようで、こんなツイートを見ました。
 
 この映像からタイア部分だけを取り出したようです。
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ドイツ豹変す。日本は如何に・・・

 先日の地震で我が家は停電しました。テレビのタイマーをかけてテレビを見ながら眠りにつくという生活ですので、最初は単にタイマーでテレビが切れたと思ったのですが、どうも様子がおかしいので部屋の蛍光灯のスイッチを入れたら反応がなく、慌てて外を見たら街灯も消えていて停電と理解しました。
 爺からすると子供の頃は雷などで結構停電していました。そのため家には太いローソクが常備されていたのですが、そのローソクもいつの間にか無くなり、工事による停電を除けば恐らく数十年ぶりの停電だったのだと思います。

 寝床から手の届くところに何かあったときのためにと小さな懐中電灯を置いて20年以上になるのですが、それが初めて役に立ちました。「喜べお役に立ったぞえ」(by寺子屋の松王丸風)というところです。

 その停電から5日ほどの今日、又停電しそうです。朝日新聞デジタルの「政府、初の『電力需給逼迫警報』 東電管内、22日朝からの節電要請」から。

以下引用(太字は済印によるもの。以下同じ)

 政府は21日夜、東京電力管内の電力需給が22日に非常に厳しくなるとして、「電力需給逼迫(ひっぱく)警報」を初めて出した。22日朝から節電に協力するよう企業や家庭に呼びかけた。16日に発生した福島県沖を震源とする地震で一部の火力発電所が停止しているほか、気温の低下で暖房需要の増加が見込まれるため。・・・

引用終了
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中立好きの日本人 国連の集団安全保障体制と中立との関係について

 「非武装中立」が昔の社会党やメディア、学者などから少なからずの支持をされていたことは、


で書きました。日本人はどうも「中立」が好きなようで、ウクライナのゼレンスキー大統領の演説を国会で流すことに批判的な人が結構います。その理由は紛争当事国の一方に肩入れすることに対する疑義で、日本は「中立」でいるべきということなのでしょう。まず、東スポWebの「杉村太蔵 ゼレンスキー大統領の国会演説に懸念『片方の国に加担するのは外交として正しいのか』」から。
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国連の建前と現実を学校ではどの程度教えているのだろう?

 前回の補充から。
 前回取り上げた「逃げろ」や「降伏」を主張する人たちの話につき、百田尚樹氏と有本香氏がYouTubeの「気まぐれライブ『テリー伊藤さんの言葉に唖然。愕然…』」でほぼ同じ情報・資料を元にして似たような話をしていました。両氏と拙ブログは思考の方向が近いのだと思います。ただ、両氏や拙ブログの考えが現在の日本に於いて多数であるかどうかは留保しておきます。10~20年ほど前まではテリー氏、橋下氏、玉川氏の考えの方がメディアなどでは主流だったのは間違いありません。1時間以上ありますが、興味のある方は直接ご覧下さい。 


 今日もウクライナ侵攻関連です。
 3月13日(日)の産経新聞1面(14版)に「露、国際法違反の数々」という見出しの記事が載っていました。ネット上では「病院攻撃、燃料気化爆弾…露の『国際法違反』の数々」がこれに該当すると思われますが、「有料会員記事」のため確認が取れませんし、無料部分でも最後が紙面と異なっています。紙面と同じ導入部分だけを引用します。
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ウクライナ侵攻で「逃げろ」・「降伏しろ」という人たち

 e-Taxが昨日から接続障害を起こしているようです。物臭で先延ばしにしていたe-Taxによる申告を一昨日の日曜(13日)に悪戦苦闘して済ませました。e-Taxを初めて使うからなのでしょうが、なかなか思うように行かず、だからと言って並ぶのが嫌いで予約となると尚更のため税務署に申告書を持って行くという選択はあり得ず、何とかやり遂げようとああでもないこうでもないと時間だけが過ぎていきました。それでも接続障害が起きる前に申告できたのは運が良かったということなのかも知れません。

 予想外に時間がかかってしまったので他に予定していたことが一切できず、月曜(昨日)廻しになったため結果として昨日に投稿することが叶いませんでした。そうです。今書いているのは昨日投稿できなかった言い訳です。

 ここからが今日の本題。
 “爺”と言っても所謂「団塊の世代」よりは下ですが「団塊の世代」の思考や行動をそれなりに知っているつもりです。教育環境などもそんなには違わないと思います。それに基づく思考傾向が何歳ぐらいまでなのかは若い人との接触がないので良く分かりません。
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韓国の尹錫悦大統領に公正な行政運営を期待する

 ご存じのように韓国の大統領選挙で尹錫悦(ユン・ソギョル)候補が僅差で当選しました。読売オンラインの3月10日付「韓国大統領選は0・7ポイント差での政権交代…当選の尹氏、日韓関係『未来に向け協力』」から。

以下引用(太字は済印によるもの。以下同じ)

 【ソウル=溝田拓士】9日投開票された韓国大統領選は、保守系最大野党「国民の力」の 尹錫悦 候補(61)が、左派系与党「共に民主党」の 李在明 候補(57)との接戦を制し、当選した。就任は5月10日で、5年ぶりに左派から保守に政権が交代する。尹氏は悪化した日韓関係の早期改善に意欲を示している。
 中央選挙管理委員会の集計(開票率100%)によると、尹氏の得票率は48・56%で、李氏(47・83%)と0・73ポイント差だった。得票数でわずかに約25万票上回っただけだった。・・・

引用終了

 得票率の差が1%もないというのは大接戦で、尹候補に反対する人たちは日本でもよく目にするように「得票率が半分にも満たない」・「半分以上が支持していない」という批判をしてくるのだと思います。

 尹氏は検察官として辣腕を振るったとのことですので、5月に大統領に就任すると文在寅現大統領とその側近たちへの捜査が始まるのでしょう。
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記事は馬鹿な読者にも分かるように書いてくれ 東京大空襲の記事から

 高校を卒業するまでまともに本を読んだことがありませんでした。夏休みの宿題だった読書感想文なんかも適当に誤魔化していて、その辺の要領だけは長けていたというわけです。まあ、先生はお見通しだったのでしょうが。
 そんなことから読解力には自信がありません。頓珍漢な内容になっていないか気にしながら書いてみます。

 昭和20年の3月10日夜に東京大空襲があったとのことです。“爺”と言っても戦後大分経ってから生まれた拙ブログですので、東京大空襲がどれほど悲惨だったのかということは分かりません。ただ、子供の頃に古い家が建ち並んでいたりすると大人は「ここは空襲を免れたようだ」、「ここは焼け残ったんだ」というようなことを言っていたのは記憶にあります。

 朝日新聞朝刊の東京版(25面-14版)の「『なぜそこにいたか思いを』 当時7歳の在日2世・朴基碩さん」という記事が載っていました。ネット上では「東京大空襲77年 朝鮮人犠牲者も追悼 『思いをめぐらせて』」の「◇」以降が該当する記事です。
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