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幼い頃から憧れの芸術家、藤城清治さん(90歳)と対談!
大感激。
藤城さんの作品世界が大好きなのだ。
その線の素朴さ、人や動物の姿形、美しすぎる影絵の色彩、グラデーション。
光に浮き立つ影絵を観ていると、涙がこぼれそうになる。
その色遣いの美しさや、黒い影の部分の楽しさは、何時間でも眺めていられるほど、
心に平穏と感動を与えてくれる。
今回、ご本人はどんなお方か、楽しみにアトリエを訪ねた。

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影絵劇で実際に使われていた影絵用人形!
口がしゃべるとか、髪の毛が波や風にそよぐとか、細かく部分が動くように工夫もされている。

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藤城さんは想像していたよりずっと柔らかい、優しいオーラの方で、
静かで控えめで、でも、どっちり根を張った安心感のある方だった。
肌艶、血色がすばらしくって、つるんと、汚れのない雰囲気もお持ちで、
あぁ、たくさんの作品の、気の遠くなる作業と純粋に向き合って、
無駄なもの、雑念、そういうものは抜け落ちて、
お名前の通り、清らかに心がおさまって、
さっぱりとしてらっしゃるのではないかと思った。

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作業場も見学させていただくと、もうそれは大変な細かさの、作りかけの影絵と、
そこですっかりくつろぐ、藤城さんのネコたち。
影絵だから、下からライトを当てて作業されるのだが、
ネコにとっては仄かにあったかくて気持ちいいのだろう。
いまは、3匹いて、アビシニアンのラビくんは、
人間よりも重要な、藤城さんの第一助手だそうだ(笑)

家族のひとり、カワセミのかっくんにも一目惚れ。
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玄関でじーっと座って(立って)いるが、
時折「ケラケラケラ〜!」と、まるでご婦人が高らかに笑うような声で鳴く。

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撫でると、気持ち良さそうに、目をとろ〜んと白黒させて、身を委ねてくれる。

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堪らぬカメラ目線。

藤城さんにじっくり1時間以上お話を伺って、
周囲への温かい視点、それに、影絵を作る上でのプロ意識に感服。
わたしはこれまで藤城さんの影絵に癒されていた、と思っていたが、
それは、絵を通して、藤城さんという素晴らしい人間に癒されていたのだ、と気づいた今日。
これからもお元気で、もっともっと、素晴らしい作品を生み出してください!