2012年03月15日

バレンタインとホワイトデー

また久しぶりの更新となりました。

前回のブログ内容の反響が大きくてちょっとびっくりしました(笑)
みなさん興味があるもんなんですねぇ。

その後について書いたらどうか、という意見もあったので簡単に記してみますと、何回かサロンに通った後なら、自分でなんとか出来るようになります。
でも、自分で始末するのはオススメできません。
やっぱり素人には限界がありますからね。

いいサロンを見つけて、定期的にお手入れすることをオススメしますわ。

さて、今年のバレンタインについて書こうと思います。

小学校1年生の娘はかなりのおませさんであります。
ため息混じりに遠くを見ながら、
「やっぱりさぁ、素敵な彼氏を見つけて結婚するしかないのよね…」
と一人ごちたりして、母親の私を驚かせます。

そんな娘ですが、今年のバレンタインはどうするのだろう…?何も言い出さないけれど…?と思っていたら2月14日当日の朝、
「今日学校から帰ったらバレンタインのチョコをあげにいくから」
と言い出しました。
「え?今年あげるの?」
「うん」
「誰に?」
「秘密」
「秘密なの?一人?」
「そう、一人」

というわけで、私は娘が学校に行ってから急いでお菓子の材料や、それをいれる箱や袋、メッセージカードなどを買っておきました。
そして、学校から帰った娘と簡単なケーキを作り、ラッピングをすると、
「じゃあ行ってくる」
と娘は靴をはきます。
「おうちわかるの?」
「わかる」
「歩いていけるの?」
「大丈夫」

誰にあげるのかわからないままに一人で行かせて大丈夫かなぁ…?と私は思ったのですが、娘の気持ちを尊重するのも必要な気がするし、こういう場合どうすればいいんでしょうね。
家で気を揉んでいたら、娘はさっさと帰ってきました。
どうも近所の男の子だったらしく、私にはなんとなく相手の見当がつきました。

「ちゃんと渡せた?」
「渡せたよ」
と会話しているうちに、娘がぽろっとその意中の彼の名前を口にして、私は得心したのであります。
その男の子は娘に優しくしてくれて、夏休み前の荷物が多い帰り道、家まで荷物を持ってくれたこともある優しい子です。

後日、その男の子のお母さんと会ったとき、
「うちの子、本当に喜んでたのよ!のんちゃん、ありがとう。どうもありがとうね」
と娘の手を握らんばかりに喜んでくれました。

さて、1ヵ月後のホワイトデー。
娘が学校から帰ってきて手を洗ったりおやつを食べたりしていたら、チャイムが。
あの男の子です!
「の、のんちゃん!来たよ!ホワイトデーじゃない!?」
はしゃぐ私に嬉しい表情を隠せない娘は、それでもクールな振りをして玄関先に行きました。

で、倍返しといっても差し支えない豪華なお返しをもらったのであります。
お手紙には「のんちゃん、大すきだよ」とか書いてあって、「キャー!!」と内心てれる私。

私が小学1年生のとき、男子とこのようなアツイ交流があったでしょうか(いや、ない)。

娘は、
「このプレゼントに結んであったリボンを手に巻いておくと、もっと仲良しになれるんだって。ママ、巻いて」
とおまじないまで始める始末。

娘は16歳になったら結婚するつもりらしいです。
とんだおませでびっくりする今日この頃です。


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2011年10月13日

初体験!!

久しぶりの更新となりました。
なんかログインにあたって承認メールを送れとか色々言われてしまった。

皆様お元気ですか?
私は元気です。
季節の変わり目でちょっと風邪を引いたり、そんなことくらい。

夏休みも終わって、秋になって、色々とことを起こしたくなる季節です。
さて、皆さんブラジリアンワックスってご存知?
セックス・アンド・ザ・シティなんかでちょっと知られるようになったまぁ下の毛のワックス脱毛ですわ。

私はこの夏、生理時のかぶれに悩まされました。
おむつかぶれみたいに肌がボッコボコになって、肌が荒れて、大変困ったのであります。
「なんとかならないかしら」
と夫に相談すれば、
「毛を切って、風通しよくしてみようよ」
と言い出し、真昼間の風呂場で下の毛を切ってくれたのだけれど、
「ちょっと!そんなに近くじゃはさみが怖い!」
「大丈夫だからじっとしてて!」
と大騒ぎ。
風呂場の窓は開いてるし、通りかかったご近所さんは私ら夫婦をなんと思ったことでしょう。
考えるだけで微苦笑が頬に浮かぶのであります。

「一度全部なくしちゃってみようかしら」
ということになったのだけど、下の毛を剃刀で剃るのはこれはダメです。
昔経験があるけど、これは実行するだけ無駄な案なのです。

どうしたらアンダーヘアーとやらを処分できるか、ネットで検索してるうちに、ブラジリアンワックスを知りました。
「なんと欧米はすすんでることよの」
と思って施術してくれるサロンを探してみました。
おそらくは銀座だの青山だのしゃれめかしたサロンで数万円とって処理するのであろう、と思っていたら、こはいかに。
「近所にあるじゃん!しかもリーズナブル!」
という発見に至ったのです。

早速夫に話し、予約をして、うきうきと処分に行ったのでありました。

ブラジリアンワックスについては、
「蜜蝋のような自然成分のワックスを塗り、専用のコットンかなんかのシートで絡ませて脱毛する。肌に優しい成分で、しかも綺麗に脱毛できるから安心」
くらいの知識しかない私。
なんとなく蜂蜜と一緒にスルーンと抜けちゃうようなイメージがあったのだけど、やっぱり現実は甘くないですなぁ。

施術してくれるセラピストの方が、
「初回の方は毛が多いですし、やはり痛みはあります。大丈夫でらっしゃいますか?」
と事前の打ち合わせで言った。
女は眉毛だのわき毛だの毛を引っこ抜くことに関しては耐性があるし、まぁ大丈夫だろう、と思う私。
ガウンを着て横になると、
「ブラジリアンワックス脱毛の方は、これを抱えて痛みを我慢なさいますのよ」
とクッションを抱かせてくれた。
クッションを抱きしめながら、
「え…?こんなもので堪えなくちゃならないくらい痛いの…?」
とちょっと不安になる。

最初に毛の範囲の端っこのほうに、熱いワックスを塗って、ビッとシートを剥がした。
「どうですか?この位の痛みですが」
まぁ、どうということはない。
「大丈夫ですー」
と答えると、
「そうですか。まぁこのあたりはあまり痛くないんですけどね(笑)」
という。
それは全くその通りだった。
特に毛が多いあたりの脱毛の痛さといったら、ガムテープで剥がしても大差ないんじゃないかと思うくらい。
「イデッ」
と思わず声も出る。
クッションを抱く腕にも力が入る。
あられもない格好をしているわけだが、相手が女性だとなんとも思わないのが面白い。
「お産も経験ありますからー」
とその辺は余裕綽々。
恥ずかしがりやさんには厳しいスタイルかもしれない。

ビシッビシッと思いっきり鞭かなんかでひっぱたかれているような痛みも、山場を越えると軽くなった。
「もう痛くないと思いますよ」
というセラピストさんの言葉通り、ヤマを越えてしまえばラクで、一本残らず抜いてたもれ、という気分になる。
「ちょっと短くて抜けなかった毛を毛抜きで処理しますね」
というが早いか今度は針でも刺されたように痛い。
「イダイッ」
とまたしても声が出た。

しかし、処理が終わるまでほんの30分弱程度だった。
終わった後は、草木も残らぬ荒野である。
「あははー」
と思わず笑ってしまった。
「ほんとになくなりましたねぇ」
と当たり前なのに言いたくなる。
「生理のとき、本当にラクになったという方が多いですから、これで様子をみてください」
とのことだった。

施術の合間に聞いた話ではやはりリピーターも多く、2回目以降はずいぶん痛みもなくなるらしい。
温泉等に行ったとき、まるっきり下の毛がないのは気がひけるということで、指2本分程度の範囲で残す人もいるという。
「そんな妙な形に下の毛があるほうがなんか恥ずかしい感じがするなぁ」
と思ったが口には出さなかった。

そこのサロンではまつげのエクステからブラジリアンワックスからブライダルエステと色々やっているらしい。
「お産の経験があるということですが、スタイルが良くていらっしゃいますのね」
といわれたのが嬉しかった。
「お産で体型が戻らないとおっしゃって来店される方も多いんですよ」
とのことだったが、サロンに行って本当に痩せるのか?と疑問。
といって、ホントに痩せるんですか?とも聞けないので「そうですか」とだけ答えておいた。

ローズピップティーをいただいて帰ってきました。
お店だと恥ずかしいのであんまり確認しなかったけれど、家に帰ってよくよく見ると向こうの方に(このニュアンスわかるかしら)毛が3本ほど残っていました。
「ちょー気になるわ、この3本」
本来なら気にも留めないはずの3本の毛が非常に気になって自分で毛抜きで引っこ抜きました。
「おかしいな、全然痛くないじゃん…」
予告もなしに人に抜かれるのと自分で抜くのでは気分も痛みも違うらしいです。

しかし…。
本来あるべきはずのものが消失すると、妙ですねぇ。
とても人様には見せられないです(笑)
これでかぶれが軽減されれば、私はしばらくこの状態を続けたいけども。

どうなることやら。

久しぶりの更新でこんな内容で申し訳ないですけれども、何かの参考になれば幸いです。



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2011年08月21日

神話好きな母

しばらくまた更新をサボりました。

っていうかさ、あまりにも暑かったもんで、気力が失われていたっていうかね。
娘が夏休みに入って、四六時中家にいるもんだから気も滅入るし。

さて、夏だし、日本の神話のエピソードの一つくらい、娘の伝授しようと思い立った私。
「のんちゃん、ご本を読んであげるからおいで」
娘は、嬉しそうにやってきた。

「さ、これよ。
『八岐大蛇』
雲の中の神様の国、高天原は、天照大神という女神様が治めておられました。
天照大神の悩みの種は、弟の須佐之男のことでした…」

娘はわかったようなわからぬような顔をしているので、詳細に説明を加えつつ、話をすすめる。
しかし、八岐大蛇が真っ赤な目を持ち、体には桧や杉が生え、腹には血がにじんでいる…とか、須佐之男が切り落とした大蛇の体からは血があふれ出して川が赤くそまったとか、
「もー、のんちゃん『やまたのおろち』いやなんだけど!」
と好みじゃないという態度。

「ママはのんちゃんに、日本の神話を知ってもらいたいのです。話の筋がわかったところで、最初から読んであげます」
「もういいったら!金太郎とかそういうのにしてくれない?」
「ママは『八岐大蛇』が好きなのです」

仕方がないので、夫に話をふる私。
「この八岐大蛇の話が象徴しているのは、出雲には鉄を使った技術があったということよ。赤い川、大蛇の体からでてきた剣。出雲の勢力がいかに大きかったかということね」
「銅より強いからね」
「高天原では手のつけられないばか者だった須佐之男が、地上に降りたとたんに正義のヒーローとして活躍してるよね、やはり須佐之男の源流は天孫系ではないのよね」

私が熱く語っても、夫も娘もあまり興味がないみたい。
八岐大蛇より因幡の白兎あたりからはじめればよかったかもね。



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2011年06月13日

源氏壱萬番話<女三宮 その参>

女三宮はとんでもない身の上になったことを悲しんで涙を流すばかりで、柏木のことを見ようとも声をかけようともしません。柏木は、一言でも声を聞きたくて、女三宮をかき口説きますが、思いは届かないまま。

柏木は家に帰ってから自分の犯した罪の大きさを自覚しますが、同時に女三宮への執着は深まるばかり。源氏が六条院を留守にしているのをいいことに、それからも女三宮と逢瀬を重ねてしまいます。
若い健康な二人が会い続けていれば…そう。女三宮は懐妊します。間違いなく柏木の子ですが、源氏もたまには女三宮の顔を見に戻ってくることもあったのでしょう、まさか他の男の子どもだとは思いもしません。

柏木は、源氏が六条院に戻っていると聞くと、筋違いにも関わらず嫉妬を抑えられず、女三宮にやたらと手紙を送りつけてきます。柏木に同情的な小侍従(侍従じゃなくて小侍従でした(汗))は、源氏がそばにいない隙に手紙を女三宮に渡します。そんな中、女三宮は、源氏に対する罪の意識がありながら、二条院に帰ろうとする源氏を引き止めてしまいました。そういう行動は彼女には珍しいので、源氏もつい六条院にとどまります。
なぜ女三宮は源氏を引き止めたのでしょうか?結果的にこの行動が破綻を招きました。

次の日、二条院に帰ろうと身支度をした源氏は、女三宮に宛てた柏木の手紙を見てしまいました。
女三宮の懐妊や、彼女の様子がおかしいことなど、すべてが腑に落ちます。源氏の怒りは表面にはでませんが、生涯でこれ以上のものはないほどでした。

つづく。





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2011年06月02日

源氏壱萬番話<女三宮 その弐>

女三宮が興し入れしてから数年が経ちました。
紫の上ほど熱愛されていはいないけれど、正妻として大切にされ、平穏な毎日が続いていました。

朱雀院の長寿を祝う宴が源氏の六条院で催されることとなり、女三宮は筝の琴を披露することが決まりました。
こうなると源氏も女三宮を放っておくわけにもいかず、付きっ切りで稽古をつけます。女三宮も、父院に披露するのに恥ずかしくない腕前を目指して一生懸命練習します。
そんなわけで女三宮の元に源氏が泊まることも多くなり、だんだんちょっとした冗談を言い合うくらいに仲良くなったようです。

そんなある日、源氏の息子の夕霧が友人を連れて養母の花散里のところに遊びにきました。蹴鞠をしていると聞いて、源氏は自分の住んでいる町に呼びます(源氏の邸は広大で、四つの「町」をひとつに合わせたもの)。
源氏が住む春の町には、寝殿に女三宮、東の対に紫の上、西の対に源氏が住んでいます。どんな造りだったのかよくわかりませんが、とにかく呼ばれた夕霧たちは春の町にきて蹴鞠の続きを楽しみました。

蹴鞠に参加している友人の中に、夕霧の親友、柏木がいました。柏木はかつての源氏の親友、左大臣の長男で、夕霧と同じく優秀なエリートです。柏木は、かねてから女三宮に恋心を抱いていました。女三宮の婿選びにも名乗りをあげたけれど、源氏に彼女を奪われてしまい、それでも諦められずにいます。
女三宮のいるところというだけで舞い上がった柏木は、女三宮のいる寝殿に近寄り、階段のところで休憩をとりました。夕霧も一緒です。

女三宮の寝殿では、若い男たちが蹴鞠をしているのを見物していて、なんだか浮ついた空気が漂っていました。生真面目な夕霧は体裁の悪い思いをしますが、女三宮に夢中の柏木は気にも留めません。寝殿には女三宮が飼っている猫がたくさんいます。
そのとき、御簾の中にいた猫が飛び出してきました。首に紐がくくりつけられているので、紐にかかった御簾がさっとめくれてしまいます。

柏木は見てしまいました。御簾の奥に、美しい華やかな着物に埋もれるように、華奢な女三宮が立っている姿を。慌てた夕霧が咳払いをしたので、女三宮は奥に消え、御簾ももどされましたが、柏木は女三宮を忘れることが出来ません。
一瞬で目に焼きついた美しい彼女に魂ごと奪われてしまったようです。夕霧が心配するほどに、柏木の様子はただ事ではない感じ。このちょっとした女三宮の不注意(姿を見られてしまう)から、彼女の運命は狂い始めます。

女三宮は当代第一の権力者、源氏の正妻です。柏木がどんなに望んだところで手に入るはずがない女性でした。しかし狂おしいほどに彼女に恋した柏木はなんとしても諦められず、女三宮の女房である侍従を手なずけて、なんとか会う機会を作って欲しいと頼み込みます。
侍従も困り果てます。源氏の正妻に男を手引きするなど、考えられないことですから、断り続けますが柏木は諦めません。

運命は動き続けました。紫の上が病に倒れ、六条院から二条院に移ったのです。紫の上に付きっ切りの源氏もともに二条院に行ってしまい、六条院は主人不在の状態になりました。

ある夜、女三宮は、深夜に人の気配に目を覚ましました。源氏が来たのかと思ってみると、知らない男が寝台の端っこの方にかしこまっています。驚愕する女三宮に近寄ってきた男は、なにか恐れ多そうにかしこまって女三宮を抱きかかえて寝台からおろしました。

女三宮は恐ろしさに震えてなすすべも知りません。男はもちろん、柏木です。彼に同情した侍従が女三宮の寝室に通してしまったのです。
柏木は、女三宮と一言二言話が出来たらそれで満足して帰るつもりでした。しかし、実際に間近に接した女三宮があまりにももの柔らかく可愛らしく可憐なので、理性も吹っ飛びます。
このまま君だけを奪い去りたい〜♪という歌のようなことを考え、ついに女三宮に乱暴狼藉を働いてしまうのです。

さて、二人の運命やいかに。
つづく。

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源氏壱萬番話<女三宮 その壱>

娘の入学準備やら、その後の虚脱状態やら、ブログから遠ざかってしまいました。
そして娘の女子力に驚きを隠せない日々(笑)
子供用化粧が大好きで、本命の男の子がいて、「こんなんじゃモテなくなる」「こんなんじゃ可愛くない」が口癖で、紺色のスクール水着を「こんなイモトみたいな水着は嫌だ」などと言っている。

ま、それはともかく、私は気にしないでいたんだけど、実は「ブログの更新がない。薄雲は大丈夫か」という心配をあちこちにかけていたらしく、愕然としたりしました。私は元気なのです、時々体調を崩すけど、変わらぬ毎日を送っております。

ご心配をおかけして本当にごめんね、友人諸姉!

お詫びと申してはなんですが、リクエストがあった、わかりやすい勝手な源氏物語解釈をやってみたいと思います。古典に親しむのに、梅雨時はある意味絶好の機会だよねん。

今回取り上げるのは女三宮。
葵の上亡き後ずっと空席だった源氏の正妻の座についた皇女様。
本人は受身の人生なのに、そこにいるだけで次々に周りの人間が不幸になるという恐るべき宿命をもった可憐な美女。

源氏物語の中では繰り返し「幼稚っぽい」「人の気持ちを汲まない」などと書かれています。当時の価値観ではそう書くほかなかったのでしょうが、こういう感情のありかがわからない感じの人形的なキャラは現代では綾波レイがいたりなんかして、考えて見れば女三宮も立派な萌えの典型であります。
源氏との年齢差を考えればロリ属性もある。源氏物語で描写されてるよりずっと面白いキャラクターなのです。

しかも、女三宮のエピソードには妙にエロい感じが漂っているのも見逃せない。
源氏物語後半までちゃんと読まないと損なのですよ。

では、女三宮とはどういう生まれの姫でしょうか。
彼女は、源氏の兄である朱雀院の三女です。母は、かの藤壺の宮の異母妹。つまり、藤壺の姪という点で紫の上と同じであり、女三宮と紫の上は従姉同士ということになります。
女三宮は生母を早くに亡くし、父である朱雀院に溺愛されて育ちます。血筋が高貴なせいか、姉妹の中でも特別可愛がられたようです。

女三宮が13歳頃、父院は出家して仏道修行に入りたいと願うようになりました。それにつけても気にかかるのが最愛の娘である女三宮。彼女は生活能力というものが全くないお嬢様育ちなので、自分が山のお寺に入ってしまったら、どうやって一人で生きていくのか心配でならないのです。朱雀院は悩みましたが、
「内親王というのは独身で生きるのが普通だけれど、この娘は誰か頼もしい男に嫁がせようと思う」
ということになりました。

それを聞いてたくさんの貴族が名乗りでます。女三宮が美しく、院に一番愛されている内親王というのは都で知れ渡っていますから当然ですね。
しかし朱雀院は、
「どの男も帯に短し襷に長しだなぁ」
と婿を決められません。

そこで女三宮の乳母が、
「源氏の院はどうでしょう。紫の上がいるけれど正妻ではないし、当代で一番頼りになるお方でしょう」
と提案し、朱雀院も考え始めます。
源氏としては、もう歳(40歳くらいだけど、当時は老年の入り口)だし、まさかそんな若い姫宮を自分の正妻にするなど考えられない、と最初は笑っていました。しかし、紫の上と同じ藤壺に繋がる姫宮であるという点で心が動きます。若い美しい高貴の姫宮を得たいという欲もあります。

結局、源氏が折れるかたちで、女三宮の降嫁が決まりました。
女三宮の人妻生活が始まるわけです。

女三宮は源氏を父親のような感じにとらえていて、源氏に恋愛感情があるわけでもありません。ましてや、もとからいる源氏の妻妾のことなど眼中にありません。
実際は、降嫁することが決定して紫の上に打撃と絶望を与え、他の妻たちをも驚愕させて家中に台風のひと荒れあったのですが、女三宮の関知するところではないわけです。

「思っていたより幼稚で手ごたえのない姫だけれど、我を張っていばって紫の上に迷惑をかけないだけマシだよな」
などと源氏に思われながらも、大切に保護されることになりました。女三宮は源氏が紫の上にばかり気を使っていようとなんだろうと我関せずで、マイペースに猫をたくさん飼ってのんびり暮らします。内親王としての格も二品にあげられ、生活の不安はなにもありません。
自分が住んでいる寝殿が格式が高く、東の対に住んでいる紫の上に屈辱を与えたことなども、全く知りません。

女三宮は余計なもの思いもなく、これまで父院のもとで暮らしていたように、何不自由なく楽しく暮らしていたわけです。

ところが、そんな女三宮のお気楽な毎日は、だんだんと変わっていくことになるのです。

つづく。







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2011年03月12日

観測史上最大

一夜明けた今日は、我が家のあたりはかなり日常を取り戻しつつあるようですが、テレビを見ると日常なんてしばらく帰ってこないことを感じさせられます。

昨日から祈ってる、福島第一原発。
炉心融解ってホント?マジなの?
一般主婦程度の知識では背筋が寒くなるばかりなんだけど、とにかく原発さん、そしてそこで働く方々、周辺で暮らしている方々が無事でありますように。
「あん時はガセネタに怯えて私はバカだね」
といえますように。本当に。

とにかく現実問題として、今夜の電力不足は深刻なようです。
ご飯を時間をずらして炊くとか、色々出来ることもあるようなので実践しました。
今夜は節電しましょう!

オタクはヤシマ作戦だと思って気合を入れればいいというのを聞いてほんとよね、と思ったオタクの片鱗がないでもない私。

出来ることから協力しあっていこう。
あー、戦時中の婦人愛国会みたいなことを言っていることは自覚してますのであえて指摘しないでください。

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