母 (角川文庫) | |
おすすめ平均 母の愛情に勝るものはないように思います。 今年ブームになった『蟹工船』を読む前に マリア 本当の愛とは何かを描いた三浦文学の最高傑作 高校受験の面接時に紹介しました。 |
【蟹工船】著者の小林多喜二の母の視点で綴られた本書。親子愛、きょうだい愛、恋愛と、全ての愛が詰まったお話。三浦綾子さんの愛の形は本当に毎回涙が出る。私が現代の恋愛小説を毛嫌いしてしまう理由のひとつは、きっと三浦綾子さんの書く『忍ぶこそが愛』に勝る物がないと思ってるからかも・・(古い?笑)でも本当にキレイな『愛』なんだよなぁ。私自身クリスチャンではないからキリストの事は流して読む傾向があるけれど(汗)でもこの人の書く『愛』は本当に素晴らしい。小林多喜二は特高警察の拷問という痛ましい犠牲者となり、資本家の社会的不正と戦った生き様も、読んでると怒りを覚えるほどに書かれてて、凄く勉強にもなりました。
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