籾井会長の問題とされている発言は、会長が自分から話したわけではなく、記者からの質問に対する回答です。
「何としても“失言問題”に使える材料を取るんだ!」という悪意丸出しの、数人の記者たちが異常に“ねちっこ~く”絡みついた結果、強引に引き出された言葉です。
籾井会長に「発言の意図を説明しろ!」というのならば、質問をした記者たちにも、“中立・公平な立場が求められる”というNHK会長に対して、「こうした質問をした意図」を説明させるべきでは?
こっんなやり方をしても、報道機関や記者は何のペナルティも受けない・・・これじゃあ“失言問題”なんて、報道機関が自由自在に作ることができちゃいます。こんな連中は、単なる“モンスタークレーマー”です。
「籾井会長には全く何の落ち度も無かった」とは思いません。
言わない方が良かった話はありましたし、準備不足や油断があったかもしれません。
しかし、“失言問題”には該当しません。
この件、“メディアリテラシー”の教科書に載せるべき例だと思います。
「籾井勝人会長が辞任せずにすんだらいいじゃない?」ということにはなりません。
このままでは、なんとなぁく、「NHKの籾井会長はとんでもない発言をする人間だ。」というイメージが残りませんか?
そして「ああいう発言をするのは悪いことだ。やっぱりああいうテーマに関する話は避けた方がいい」という気持ちになった人も多いでしょう?
これは“向こう”にとって充分な成果です。
<“慰安婦“という言葉を聞くと、反射的に“悪いこと、避けたい話”と感じるようにさせること>は<この件について冷静に考えられないようになる>からです。
「デタラメな話だから証拠となるものを持たない側」にとっては、<反射的・感情的>に話を進め、“イメージ勝負”にしたいのだと思います。
逆に考えると、「多くの日本人がこうした件についてじっくり調べ、冷静に考えることが重要で、とても有効だ」ということです。
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<籾井勝人会長 “発言問題”関連記事 ブロゴス>http://blogos.com/news/Katsuto_Momii/
<NHK新会長 籾井勝人氏就任会見ノーカット ANN NEWS>http://www.youtube.com/watch?
v=CzMWlRBUAZQ&list=PLKeSkVQhqoOpajZ0SVqRHbmkwWULSkv9G