前回の記事からちょっと間があきましたが・・・「平成」とはどんな時代だったのでしょうか?

「平成は政府の負債・公債残高(クニノシャッキンw)が増え続け、金利が低下し続けた時代だった」と言えます。

クニノシャッキンが増えるとザイセイノナンダカンダで金利が急上昇して大変なことになる!
という“予言”がありましたが、現実は

クニノシャッキンは増え続けたが、金利はむしろ下がり続けた。財政に関して大変なことは起こらなかった。


“予言”が外れるにもほどがあるでしょう?

いや違う!我々は『急上昇する、恐れがある』と言ったのだ我々は。」なんて言い逃れするつもりでしょうか?
そういう“預言者”たちの信認はいつまで保たれるのか?

また、「平成は家計の金融資産が大きく増えた時代だった」とも言えます。



<国債をめぐる環境 利払い費と金利の推移(上のグラフ)>
<一般政府債務と家計金融資産の推移 (下のグラフ)>
家計金融資産と政府債務残高の推移


1990年から2016年にかけて、一般政府の金融負債(総債務)は981兆円増えて1275兆円になり、
同じ期間に、家計の金融資産は767兆円増えて1785兆円になった
お馴染みの話に当てはめれば、「国民一人あたり約1406万円の金融資産を持っている!」ことになります・・・
持っている人は持ってる。持ってない人は持ってない」ということでしょうけど。


<政府部門の資金調達の増大>
平成、部門別資産負債の変化 
(グラフ内の水色の四角の中の説明は、ちょっと何言ってるかわかりません。まぁ財務省の資料ですから)

家計金融資産と政府の負債について、「この差がどんどん小さくなっている!これが逆転したら大変なことが起こる!」という予言も見聞きしますが、日本銀行の国債保有割合が増えているのだから、当然この差は小さくなっていくはず。で、具体的にそれがどういう問題になるのでしょうカネ。

その(1枚目の画像の下の)グラフを見て変だと思いませんか?

平成20年頃(リーマンショックの影響?)を除けば赤い折れ線と青い折れ線はほとんど同じように推移している。
これらが「それぞれ独立した別のカネ」だとしたら偶然過ぎるでしょう?
もし、「家計金融資産と政府の金融負債の大部分は同じカネ。それを別の位置から見てるだけ」だとしたら・・・。

クニノシャッキンが増え続けるのは100%悪いことだ!止めなければ!」と騒ぐ意味があるのか?
国債は悪いもの。無くすべきもの。」なのか?
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<日本の財政関係資料(平成30年10月)  Ⅲ 財政健全化の必要性と取り組み : 財務省> https://www.mof.go.jp/budget/fiscal_condition/related_data/201811.html
、p.34 p.37より