財政赤字が続くことの悪影響とはーーー

国の財政の現状、家計にたとえると
「財政赤字が増えていった場合、財政の硬直化や金利の上昇、世代間の不公平拡大
など様々な要因により、活力ある経済・社会の実現に大きな足かせとなります。」

この財務省の資料は「平成24年度のもの」で、それ以降も日本は財政赤字を続けていますが、実際にはどうなったか?

利払い費と金利の推移 令和元年まで
(利払費は、平成29年度までは決算、令和元年度は予算による。)
財政に関する資料 : 財務省 https://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/condition/a02.htm

利払い費約8兆円のうち1兆2千億円は日本銀行に支払われていて、費用などを差し引いた残額は国に戻っているので、実質的な支払額は増えていません。

第134回事業年度(平成30年度)決算等について 日本銀行
https://www.boj.or.jp/about/account/zai1905a.htm/


世代間の不公平拡大」は財政赤字自体の影響ではなく、「財政赤字を減らすべきだ」という掛け声のもとで負担増や給付抑制されることによって起きること。
「大きな足かせ」は財政赤字自体ではないです。

活力のある経済や社会の実現の為に(≒国民の生活の為に)、財政赤字を減らそう」という話がいつのまにか「財政赤字を減らすために、経済や社会、国民の生活の悪影響は我慢しよう。痛みに耐えよう」みたいな話に変わってしまっている。

まるで「健康の為にダイエットしよう」という話から「ダイエットの為には健康を損なってもいい。」 に変わってしまったみたいな。